2024.11.22
こんにちは!街の屋根やさん宝塚店、生クリームが好きな京谷です(*^^*)今日のブログは、伊丹市にお住まいの方より「強風で屋根の一部が飛散して雨漏りしているので点検してほしい」というご相談を頂き、無料点検りへお伺いした時の様子を書いていきますね!!強風で屋根の一部が落下するというの…
西宮市仁川町で外壁から雨漏りするお宅の修理工事をしています。
足場には落下飛散防止養生ネットが架けられていますので、風をもろに受けます。
ネットに強い風圧がかかると倒壊する場合もあるので、ネットを部分的に緩め外します。
近畿地方では6月27日現在でやっと梅雨入りしたところで、台風シーズンだと認識している人は少ないでしょう。
今年初めて日本列島に上陸する可能性のある台風は3号と報じられています。
すでに2回発生しているので、少し調べてみました。
2019年台風1号は、1月1日に発生していました。
2018年12月30日に南シナ海で発生した熱帯低気圧が、年を跨いで台風1号になりました。
アジア名で「パブーク」と呼ばれ、北西に進路を取り、タイに上陸したあと、東経100°線を越えて進んだため、台風はサイクロンになりました。越境サイクロンと言います。
気象予報士が伝える天気予報を聞いていますと、日本列島に横たわる梅雨前線が今回の熱帯低気圧に刺激されるので、短時間で1か月分の雨が降る可能性があるとの事。
日本の南海上において未だ熱帯低気圧であり中心気圧も1002hPa程度である事から、強風は吹きにくいとの報道に納得できます。
6月の降雨量は極めて少なかったところへ、短時間で1か月分の降雨があると、恵みの雨を通り超えて、災害への警戒をしなければなりません。
昨年のちょうど今頃、九州北部豪雨、西日本豪雨で、各地に甚大な被害が出たことは記憶に新しいものです。
被災地が完全復旧、完全復興に至っていない状態で、また今年も大雨の季節が到来し、局地的な大雨は降らないで欲しいものです。
気象予報士が報じる通り、おそらく今回は風の心配がない雰囲気が漂っていますが、それでも念のために台風養生をします。
足場に架けた落下飛散防止のメッシュシートに強い風圧を受けると倒壊する場合があるので、風圧を逃がす必要があります。
このメッシュシートは全部剥がす必要はありません。最上段から少し下げて、中段域は風の通り道を作れば十分です。
最上段の4隅には「火打ち」という単管が入っていますので、相当な剛性が出ていますが、それでも最上段に一番風圧の負担がかかります。
最上段のメッシュシートを三角屋根が見える程度に下げれば、風は足場支柱や足場板の空間を通り抜けて行き十分です。
また中段域は固定紐を弛めて、風が通り抜ける隙間を確保しておけば、風圧の掛かり方はずいぶん軽減されます。
すでに雨が降り始めていますので、足場の上では足が滑ります。単管しかない場所もあって、相当危険です。
作業をする方も、グリップの良いゴム手袋をして、しっかりと身の安全を確保しながら進めます。
晴れている時であれば近づけても、雨で濡れていると危なすぎてどうしても届かない場所も残りますが、一部分なので影響がないと判断できます。
写真では、正面の多くが覆われているように見えますが、中段域はシートを自由にしていますので、風の通り道は確保できています。
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