三木市 【見積書大公開】ベランダ ウレタン防水通気緩衝工法（面積１２㎡）
2025.05.18
みなさん、こんにちは🌟街の屋根やさん宝塚店の京谷ですっ！ 今回はいつもの現場紹介だけじゃなくて、実際に工事したおうちの見積書まで大公開しちゃおうと思います(๑•̀ㅂ•́)و✧ 外装リフォームって、「高そう！」「見積書の内容が難しい…」「お店によっ…
西宮市 経年劣化したベランダ防水のひび割れ改善 ひび割れに強い防水工事とは？
西宮市のお客様より
「ベランダの防水層から雨漏りが発生しているようで、修理を考えています。
鉄製の手すりが設置されているのですが、長年の使用で錆びてしまい、特に足元が腐食しています。
手すりはもう不要なので、防水工事の際に撤去をお願いしたいです。
また、防水層には多数のひび割れが見られるため、ひび割れに強い工法でのお見積もりをお願いできればと思います。」
とお問い合わせいただきました。
現地調査を行い現地を確認したところ、ベランダの防水層には湿気による膨れが見受けられました。
ひび割れや膨れに耐性のあるウレタン防水の通気緩衝工法を提案し、その工法で防水工事を進めることとなりました。
西宮市 防水工事
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 防水工事
- 施工期間
- 4日
- 使用材料
- タジマ オルタックエース
- 施工内容その他
- バルコニー ウレタン防水通気緩衝工法
- 築年数
- 40年以上
- 保証年数
- 10年
- 工事費用
- 230,000円（手摺撤去 軒天補修含む）
- 建坪
- バルコニー面積 15㎡
【建物情報】
・エリア 西宮市
・築年数 40年以上
・2階建て木造住宅
・バルコニー 水性の防水材（コンクリート下地）
・現在 雨漏りあり
２階部分に設置されたベランダの防水層が劣化してひび割れし、１階部分へ雨漏りしている状態でした。
今回は雨漏りの影響によって軒天が剥がれていたのでその修理も行いますが、本記事では防水工事の様子のみご紹介します。
既存のバルコニーはコンクリート下地で、表面に水性の防水材が塗られていました。
ですが、耐久性の低い水性防水材のため、ひび割れや膨れが発生しており、雨が降るとひび割れから建物内部に漏水して雨漏りしている状態でした。
また、バルコニー周囲の鉄製手すりは錆びが進行しており、特に足元が腐食している状況です。
お客様からは「ベランダは普段は使っておらず、雨漏りの原因となりやすい手すりは撤去してほしい」というご要望をいただきました。
もしバルコニーを日常的にご利用の場合は、手すりの交換もおすすめですので、検討されてみてください。
手すりの部分補修も対応しておりますので、いつでもご相談ください。
もちろん手すりがついたままでも防水工事は可能ですが、障害物があると雨漏りの原因になることが多いため、何もない状態が防水の効果をしっかり発揮するためには理想的となります。
手すりの足元はコンクリート下地に埋め込まれていて、空洞になっているため、シーリングやモルタルを使ってしっかりと埋めることが重要です。
また、他にひび割れが見られる箇所があれば、同様にシーリングやモルタル等を用いて丁寧に補修しておく必要があります。
ケレン作業とは、塗装や防水工事の前に行われる表面の下地処理になります。
特に、金属やコンクリートなどの表面に付着しているサビ、汚れ、古い塗膜などを除去する作業です。
ケレン作業を丁寧に行うことで、新しく塗る塗料や防水材の密着性を高めてくれます。
プライマーは透明ですが、塗布した部分と未塗布の部分では色の違いが割とはっきりとわかるため、塗り忘れが起こりにくいです。
塗り忘れるとウレタン防水の密着性が低下し、数年内に剥がれや膨れが発生する可能性があるため、注意が必要です。
これは屋上の通気性を確保する為に、湿気や水分を放出させる役割があります。
通気性を確保しながらも雨水の侵入を防ぐ特殊なシートになります。
また、この通気シートを貼ることで防水層のひび割れや膨れが発生しにくくなります。
防水からの雨漏りの原因の一つとして、ドレン内部が影響していることがあります。
もしドレン内部が原因で雨漏りしている場合、防水工事だけでは解決できないため、改修用ドレンを併せて取り付けることが重要です。
この改修用ドレンは、亜鉛板の中央に穴が開いており、そこにジャバラホースが取り付けられている建材です。
既存のドレン内部に差し込んで設置することで、劣化している部分に雨水が直接当たらなくなり、雨漏りを防ぐことができます。
次は、ベランダの土間と立ち上がりの部分に「クロス」と呼ばれるメッシュ材を貼ってからウレタン防水を塗ります。
このクロスを貼ることで、建物が伸縮しても防水材がひび割れにくくなります。
クロスを貼った後は、ウレタン防水を重ね塗りする回数が貼っていない現場よりも多くなりますが、この方が長期的に長持ちしますのでおすすめです。
高い防水性を実現させるために、複数回防水材を塗ります。
この工程を「中塗り」と言います。
こてやローラーなどを使用し、均一に塗っていきます。
今回使用するのは田島 オルタックエースというウレタン防水材を使用しています。
ウレタン防水材は、柔軟性が高く、建物の動きに追従できるため、ひび割れにも対応できる特長があります。
これにより、耐久性があり、長期間にわたって優れた防水性能を発揮します。
時々1回しか塗らない業者さんもいるのですが、1回だと防水層の膜に十分な厚みが付かないので防水が長持ちしません。
手間のかかる工程ではありますが、必ず2回塗ります。
また、ウレタン防水材を塗った後も下塗りと同様に十分に乾燥させる必要があります。
乾かしている間にものを置いたり、上を歩いたりしてしまうと防水層が傷んでしまうこともありますので注意です。
また、中塗りの時点での防水材の青色が気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、これは仕上げの色ではないのでご安心ください♪
屋上やバルコニーだと、エアコンの室外機が置いてある場合も多いかと思います。
弊社では作業に当たり、室外機の移動や脱着の費用は頂いておりませんのでご安心ください。
ただし、防水工事を行っている際はエアコンの使用ができませんのでご了承ください。
仕上げ材、トップコートを塗っていきます。
これは先ほどまでの中塗りとは異なり、1回で仕上げていきます。
仕上げの工程となりますので、ムラなどが出ないようにきれいに塗布します。
立ち上がりの部分などはハケを使用してトップコートを塗り、仕上げていきます。
ムラなく塗布することで劣化を防いでくれ、防水層が長持ちします。
トップコートは日当たりのよい場所で8年ごとに塗り替えがおススメです。
定期的に表面の状態を確認し、ひび割れなどがないかチェックし、ダメージが目に見えてきたらトップコートの塗り替えを行うのが良いかと思います。
ひび割れが多発してボロボロになる前にメンテナンスを行いましょう。
10年間の工事保証を
・雨漏り
・防水材のひび割れ
・膨れ
に対してお付けしております。
更に、アフターメンテナンスとして2年に1回の無料点検も行っておりますのでご活用ください。
この度は、ご成約いただきありがとうございました！
屋根や屋上の状態というのは雨漏りでもしない限り、目にする機会がない方がほとんどです。
ですが、屋根の上に上がって状態を確認するのは危険が伴います。
無理をせず、プロにお任せください。
現状のお困りごとはもちろん、先のことまで視野に入れてご提案をさせて頂きます。
皆様のお困りごとを解決できるご提案ができるよう一緒に考えて参りますので、気になる箇所は何点でもご相談くださいませ！
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