
2025.05.04
みなさん、こんにちは🌟街の屋根やさん宝塚店の京谷ですっ! 今回はいつもの現場紹介だけじゃなくて、実際に工事したおうちの見積書まで大公開しちゃおうと思います(๑•̀ㅂ•́)و✧ 外装リフォームって、「高そう!」「見積書の内容が難しい…」「お店によっ…

加東市のお客様より
「2年ほど前に、別の業者さんに依頼して屋根と外壁の塗装を済ませたのですが、最近になって住まいの周囲に屋根材の破片が落ちているのに気づきました。
気になって少し離れた場所から屋根を確認してみたところ、何枚かの屋根材が割れているようでした。
このままだと、台風の際に飛散してしまうのではと心配しています。一度、現在の屋根の状態を詳しく見ていただけたらと思っています。」
とお問い合わせいただきました。
現地で屋根の調査を行ったところ、既存のスレート屋根には多数の割れが見られました。
中には塗装された状態のまま割れているものや、塗装後に損傷したと考えられるものも確認できました。
以前塗装を行った業者さんとは現在連絡が取れないとのことで、修繕する場合は屋根全体を覆うカバー工法での対応が必要な状況です。
今回は、SGL鋼板製の「スーパーガルテクト」という屋根材を使用するカバー工法でお見積もりをご提案させていただいたところ、工法やご予算の面でご納得いただき、施工をお任せいただくことになりました。
見た目はまだ新しく、2年前に屋根と外壁の塗装をされたというお宅。外観はとてもきれいな状態です。
ただ、最近になって屋根材の破片が落ちてくるようになったとのことで、不安に感じられたご様子。
そうした中で、屋根の状態をしっかり確認したいと、専門業者である私たちにご相談いただきました。
こちらは、約2年前に塗装されたというスレート屋根です。
塗装自体はまだきれいに見え、塗膜の剥がれなどは確認できませんでしたが、少し離れた場所からでも複数の屋根材が割れているのが目視できました。
スレート屋根は薄いセメント板のような素材で作られており、とくにノンアスベスト製品の場合は、耐用年数が20年程度とされています。
そのため、空き家や収益物件のように使用頻度が低いケースを除き、築20年を超える住宅ではスレート屋根への再塗装はあまりおすすめできません。
今回調査した現場では、屋根材の割れがかなり広範囲に及んでいました。
中には塗装前から割れていたと思われるものもあれば、塗装後に破損したような箇所も見受けられます。
このような状態でそのまま塗装を進めた施工業者には、やはり一定の責任があると感じます。
屋根は普段なかなか目にすることができない場所だからこそ、塗装などの工事を行う前に、しっかりと現状を確認しておくことがとても大切です。
ひび割れが目立っていたスレート屋根に対し、今回はカバー工法での改修を進めていきます。
この工法の大きなメリットは、既存の屋根材を撤去せずに施工できる点にあります。まずは、屋根全体の中でもとくに重要な「防水シート」を既存のスレート屋根の上から丁寧に施工していきます。
もちろん、元の屋根の下にも防水シートは施工されていますが、その耐用年数はおよそ25年程度とされています。
実際、カバー工法を採用するお宅は築20年を超えているケースが多いため、新たに防水シートを重ね貼りして、防水性能をしっかり確保するのが基本となっています。
まずは軒先に水切りを設置していきます。
この部材は、既存のスレート屋根の先端部分を覆い隠すと同時に、これから施工する屋根材をしっかりと引っ掛けて固定するための重要な役割を果たします。
強風や台風時に屋根材が飛ばされないよう、ビスを使って確実に固定しながら作業を進めていきます。
屋根の側面部分、いわゆるケラバと呼ばれる箇所には、水切りを取り付けていきます。
この部材には、古いスレート屋根の端をきれいに覆う役目に加えて、風雨によって吹き込んだ水を効率よく雨樋へ導く役割もあります。
見た目や耐久性を統一するために、今回の屋根改修では新しく施工する屋根材と同じ素材の水切りを使用しています。
今回は、2階建て住宅の台風対策として行った屋根改修工事で採用したSGL鋼板屋根材の施工部分についてご紹介します。
まず棟部分には、防水性を高めるための面戸材「防水シーラー」を取り付けていきます。
このタイプの屋根材は、1段ごとに約12ミリの段差ができる構造になっており、強い雨が吹き込んでしまう可能性があります。
そこで、防水シーラーを屋根材に貼り付け、その上から下地材でしっかりと挟み込むことで、風雨の侵入をしっかりと防ぐ工夫がされています。
次に棟板金の下地材を取り付けます。
下地には木材が使用されることが多いですが、そのほかにも
・防腐木材
・樹脂
など合わせて3つの材質があります。
【木材】
・費用が安い
・時間とともに腐食の可能性がある
【防腐木材】
・木材に比べて耐久性が高い
・腐食や害虫の被害を防ぐために処理されている
【樹脂】
・長持ちし、メンテナンスが容易
・耐水性や耐腐食性に優れているが、木材に比べてコストが高め
等、様々なメリットデメリットがありますので現場ごとに適切な材料を選択するようにしています。
屋根と外壁が接する部分には、「雨押え板金」を取り付けていきます。
この雨押え板金は、屋根と外壁の境目から雨水が侵入しないようにするための大切な部材です。
見た目の仕上がりも大切ですが、防水処理をしっかり施して取り付けることが最も重要です。
板金を取り付けた後は、外壁との接合部分にコーキングを塗布して、しっかりと仕上げを行います。
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