
2025.01.17
こんにちは!街の屋根やさん宝塚店、生クリームが好きな京谷です(*^^*)今日のブログは、三田市で行った「工場屋根のリフォーム価格相談!波型スレート屋根を無料見積り」という内容の記事を書いていきますね!!工場屋根は年数が経つと劣化が進みやすく、定期的なメンテナンスやリフォームが必要…

尼崎市のお客様より
「尼崎市の工場で屋根からの雨漏りが発生し、以前から依頼している工務店に確認してもらったところ、屋根の改修工事が必要とのことでした。
現在の屋根材は折板150屋根とのことですが、提示された費用が高額で悩んでいます。
相見積もりを検討しているため、まずは現地調査をお願いし、お見積もりをいただければと思います。」
とお問い合わせいただきました。
現地調査を実施し、既存の屋根の状態を詳しく確認したうえで、折板150屋根のカバー工法による改修をご提案しました。
工法や費用についてご納得いただき、今回の工事をお任せいただくことになりました。
屋根工事を検討される際に、最も気になるのは「通常通り営業できるのか?」という点ではないでしょうか。
工事のために営業を一時停止すると、工事費用がかかるうえに売上も減少してしまい、大きな負担になります。
ご安心ください。今回の改修工事では、既存の屋根の上から新しい屋根を重ねるカバー工法を採用しているため、営業を続けながら工事を進めることが可能です。
作業中には多少の騒音が発生しますが、できる限り影響を抑えて施工いたしますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
既存の折板屋根では雨漏りが発生している状態でした。
折板屋根の雨漏りの主な原因としては、屋根材のつなぎ目やボルト部分からの水の浸入が挙げられます。
パッキンの劣化により防水性が低下したり、強風や地震の影響で屋根材がずれて隙間が生じることがあるためです。
さらに、排水がスムーズに行われず水が溜まると、屋根材の劣化を早める原因にもなります。
小さなひび割れや穴が雨漏りにつながるケースも少なくないため、定期的な点検を行い、早めに対策を講じることが重要です。
工場の屋根に使用される「折板150屋根」は、波型の金属製屋根材で耐久性に優れています。
このタイプの屋根を改修する際は、新しい屋根材を直接重ねるのではなく、「下地フレーム」を設置することが重要です。
設置場所は基本的に既存のフレームの真上となり、これにより屋根全体の強度が維持されます。
既存フレームの位置に合わせて新しいフレームを取り付けることで、屋根材をしっかりと固定でき、耐久性の高い仕上がりになります。
既存の下地フレームが屋根の裏側にあるため、ビスでしっかりと固定できるのが特徴です。
ただし、下地フレームの設置作業では大きな音が発生するため、工事期間中も営業は可能ですが、大事な会議や打ち合わせがある場合は、別の場所を確保するのがおすすめです。
折板屋根は1枚で2つの山を形成しており、下地フレームも1本で2山分を支える構造になっています。
さらに、1つの山につき2カ所ビスを打ち込む必要がありますが、これが硬く、施工に手間がかかる工程の一つです。
現場では「もう少し楽に施工できる方法があればいいのに…」と思わず口にしてしまうほど、慎重な作業が求められます。
屋根の先端部分に設置される「谷樋」は、雨水を効率よく集めて流す箱型の雨樋です。
今回の雨漏りも、この谷樋に原因がありました。
谷樋は既製品がないため、現場に合わせて自社工場で加工し、さまざまなサイズに対応できるようにしています。
施工では、既存の谷樋の上から新しいものを重ねて設置しますが、作業をスムーズに進めるために、屋根の先端部分をカットする工程が必要になります。
ジョイント部分にはしっかりとコーキングを施し、雨水の侵入を防止。
さらに、約10メートルごとに伸縮を吸収するエキスパンを設置し、長期間にわたり安定した性能を維持できるよう施工を行います
新しい折板150の屋根材をクレーンで搬入しました。
中には長さが15メートルにも及ぶものもあり、手作業で持ち上げるのは難しいため、クレーンを使用してスムーズに屋根の上まで運びました。
これにより、作業効率が大幅に向上し、安全面でも安心して進めることができます。
また、今回の屋根改修工事では、必要な部分のみに足場を設置し、無駄のない最小限の規模で施工を行いました。
下地フレームのボルトには専用のナットを使用し、しっかりと固定を行います。
すべての山をしっかり固定することで、台風などの強風にも耐える強度を確保し、長期間安心して使用できる状態に仕上げます。
ナットの下には座金が配置され、その下にはアスファルト製のパッキンも挟み込むことで、ナット周辺からの水漏れを防ぐ構造にしています。
折板150屋根の水上部分には、雨漏りを防ぐために「水止め面戸」と「エプロン面戸」の2種類を取り付けました。
これにより、吹き降りの雨にも効果的に対策を施します。
その後、仕上げ材である棟板金を取り付け、しっかりと固定します。
棟板金は強風で飛散しやすいため、ビスを使用して確実に固定することが重要です。
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