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ルーフィングシート敷設後は唐草と呼ばれる軒先板金役物を設置


屋根の上に降り注いだ雨水は、さらに軒先から地上へ流れ落ちて行きます。一般的には軒樋で受け止められ、竪樋から地上に排水されます。


軒先は屋根の先端部分です。屋根の先端からきれいにスッキリ雨水が切れれば問題ありませんが、なかなかそうは行きません。


屋根勾配がよほど急傾斜である場合は別ですが、軒先から流れていく雨水と屋根の裏側に回ってしまう雨水が出てきます。


万有引力が働いて物が相互に引き合うことと、もの同士に接点が生まれると毛細管現象が作用し、屋根を濡らした雨水は屋根の下地である野地板や垂木にたどり着きます。


軒先の雨水をスッキリ切ることができれば野地板や垂木を濡らすこともありません。軒先の板金役物は水切りの役割を果たしています。

JFEライン立平333の純正水切り板金「唐草」は屋根材と同じくガルバリウム鋼板製
軒先唐草の納め図(断面図)を見て頂きますと唐草が水を切り流してくれることが想像できます
昔ながらの風呂敷で馴染みがある唐草模様は軒瓦にあしらわれてきた伝統から、軒先水切り板金が唐草と呼ばれる所以になっています

唐草模様として馴染みがある言葉ですが、唐草模様って昔ながらの風呂敷の模様として知られています。ウマゴヤシという植物がモデルになっています。


しかしなぜ屋根修理に使われる軒先の板金役物が唐草と呼ばれるのでしょうか。


伝統的な日本建築家屋や、寺社仏閣の本瓦葺屋根を見てみましょう。

軒瓦を見ると平部の先端に唐草模様があしらわれる伝統から、軒先の水切り板金が今もなお唐草と呼ばれる理由です

これは東京港区芝の増上寺を訪れた時に撮った写真です。軒先の瓦をご覧ください。唐草瓦や唐草軒瓦と呼ばれる軒先専用の瓦です。


軒先の瓦の平部先端に唐草模様があしらわれています。この伝統的な屋根瓦のデザインが、スレート屋根や、金属屋根、アスファルトシングル屋根、ハイブリッド屋根などで使用される軒先水切り役物を「軒先唐草」と呼ばれる所以になっています。

軒先のケラバ部分から水切り板金の唐草を455mmピッチで取り付けて行きます。
唐草の継ぎ目はメーカー施工要領で指定される重ね代50mmを必ず守る

JFE鋼板株式会社の純正既製品の唐草の長さは2.5mですので、片側の軒先には7本を継いで設置していきます。


継ぎ目の重ね代は50mm程度を取って行きますが、今回は100mm程度の重ね代を取っておきます。ビスによる固定ピッチは450mm間隔で固定していきます。


450mm間隔である理由は、野地板の下にある垂木が455mmピッチで敷設されており、野地板だけでなく垂木にもビスが届いて強固に固定させるためです。

全長16mの軒先に屋根材と同材質であるガルバリウム鋼板製の水切り唐草が設置された

ルーフィングシートが敷設された屋根の表面には、このあと屋根材が仕上げ葺きされていきますが、軒先板金と屋根材が固定されます。


固定方法は採用される屋根材によって様々な手法が用いられますが、このマンションではガルバリウム鋼板製の屋根材が折り曲げられて、軒先板金と一体化します。


軒先板金は屋根下地のセンチュリーボードに強力に固定されます。その上で軒先において、屋根材が軒先板金と強固に固定されるので、どんな強風に煽られても捲りあがることはありません。


軒先板金は滴ってくる雨水をスッキリ切り落とすだけでなく、屋根が強風に煽られて浮き上がりや剥がれることが無いよう、風災から守ってくれます。


この様子は屋根工事が進んで屋根材が葺かれるときに、あらためて写真でご覧に入れたいと思います。

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