
2024.12.20
こんにちは!街の屋根やさん宝塚店、生クリームが好きな京谷です(*^^*)今日のブログは、加西市で行った「瓦屋根の葺き替え工事に関する無料見積り」という内容の記事を書いていきますね!!戸建てにお住まいの方で、今現在、雨漏りでお困りの方も多いのではないでしょうか?屋根や外壁は年数が経…

三木市のお客様より
「倉庫の屋根についてご相談です。現在、大波スレートの屋根から雨漏りしているようで困っています。
建物は築45年ほど経っており、全体的な老朽化も気になっています。今後どのようにメンテナンスを進めていけばよいか、一度点検していただけますでしょうか。」
とお問い合わせいただきました。
現地での確認の際、建物内では雨漏りの跡が見られ、屋根に上がって詳しく点検したところ、大波スレートの傷みがかなり進行している状態でした。
そのため、塗装などの簡単な補修では対応しきれないと判断しました。
とはいえ、コスト面をできるだけ抑えたいというご希望もあったため、屋根材を撤去せずに新しい屋根材をかぶせる「カバー工法」をご案内することに。
既存の大波スレートにはアスベストが含まれていたこともあり、撤去を避けつつ屋根全体をきれいに仕上げられる工事方法です。
倉庫や工場などでよく使われていた、大きな波型のスレート屋根材。
名前を聞いてもピンとこないかもしれませんが、かつては広く普及していた素材です。
今回、その屋根から雨漏りが発生しており、放置できない状態になっていました。通常、屋根を新しくするには既存のスレートを撤去して処分する必要がありますが、この屋根材にはアスベストが含まれているため、廃材処理にかなりの費用がかかってしまいます。
そうした事情もあり、今回は撤去せずに新しい屋根をかぶせる「カバー工法」を採用することに。
処分コストを抑えつつ、屋根を一新できる、いま注目されている施工方法です。
「修理するかどうかはわからないけど、屋根の上って見えないし、私の家の場合はどのくらいの費用が掛かるのか気になる・・・」
など、気になる点がございましたら弊社の「無料点検」をご利用ください!
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英語対応も可能です!English-speaking staff is available.
この施工事例は街の屋根やさん神戸西店でもご紹介しております。
三木市にある鉄骨造2階建ての倉庫です。
1階は倉庫スペース、2階は事務所として使われているようです。
まずは現地の状況を確認するため、建物内をチェック。2階の室内に入った瞬間、天井に大きなシミが目に入りました。
シミの広がり方や色味から判断すると、雨漏りは今回が初めてというより、だいぶ前から続いていた可能性が高いように思われます。
天井を見上げると、雨漏りの影響で天井材がはがれ落ちてしまっていました。
落下した破片は床に散らばり、天井の下地があらわになっている状態です。
ちょうどこの部分の真上には大波スレートの屋根があり、状況から見ても、ここからの浸水で間違いなさそうです。
剥がれた天井材のすき間からは、屋根裏にある大波スレートの裏面が見える状態でした。
このタイプの屋根材は、厚さ5ミリほどの波型スレートで、倉庫や工場などで多く使われてきたものです。
ただ、年数が経つとひび割れや穴が生じやすくなるため、定期的な点検とメンテナンスが重要です。
室内の雨漏りの状況をひと通り確認したあとは、屋根の状態を詳しく確認するため、屋根上の調査へと進みました。
今回ご紹介するのは、大波スレート屋根のカバー工法を採用することになった大型倉庫の現場の全景です。
建物の屋根面積は約230㎡と広く、大半が大波スレートで覆われており、一部にはトタン屋根も使われていました。
現地で確認したところ、トタン部分にはかなりの錆が見られたため、その箇所についてはポリカ波板への葺き替えをご提案させていただきました。
大波スレート屋根の点検を行う際には、慎重な立ち回りが求められます。
どこに足を置くかをしっかりと見極めないと、思わぬ事故につながることもあります。
実際、構造をよく知らないまま屋根に上がってしまい、スレートを踏み抜いてしまうケースは少なくありません。
この屋根材は鉄骨の下地に直接取り付けられており、フックボルトで固定されているのが一般的です。
また、屋根材の下に防水シートなどが施工されていない場合も多く、ひび割れなどが起きるとそのまま雨漏りにつながりやすい構造になっています。
今回、雨漏りの症状が特に目立っていたのがこちらの箇所でした。
屋根の構造としては、上部の大波スレートの下にもう一枚スレートが差し込まれるような形になっているのですが、この下側のスレート部分の勾配がかなり緩やかでした。
スレート屋根は水分を吸収しやすい性質があるため、傾斜が十分でない箇所では雨水の処理がうまくいかず、不具合が起きやすくなります。
屋根の状態をすべて確認し終えたところで、既存の屋根材を残したまま施工できる「カバー工法」で対応することとなりました。
ここでは、大波スレートに対するカバー工法を行っている様子をご紹介します。
まず、屋根の先端部分に見られる「アール」の形状を切断する作業を行っています。
このような曲線部分にぴったり合う屋根材も取り扱いはありますが、1枚あたり6,000円と高価なため、よりコストを抑えるために切断して真っすぐに整えることにしました。
切断作業の際には、粉塵が飛散しないように掃除機を使いながら進めていきます。
次に行うのは、大波スレートのカバー工法で必須となる「ボルトカット」の作業です。
カバー工法では、既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねていくため、飛び出しているフックボルト(約3~4センチ)は新しい屋根材を設置する際に邪魔になります。
そのため、ボルトを根元で切断し、周囲をきれいに掃除していきます。
大波スレートの先端部分(アール部分)を取り外すと、外壁の鉄骨下地が現れました。
この部分は以前は開いていたようですが、今回は工事の一環として塞ぐことにしました。
これにより、吹き降りの雨が入り込むリスクを減らすとともに、鳥や害虫の侵入も防ぐことができます。
今回、大波スレートのカバー工法に使用した屋根材は「リファインボトムフラット」という製品です。
この屋根材は、長さを自由にオーダーできるため、現場に合わせて調整可能です。
幅は650㎜の働き寸法を持っており、既存の大波スレートと似た山形の形状ですが、角ばったデザインになっているため、強度が一層強化されています。
また、材質には「ガルバリウム鋼板」を使用しており、錆に強く、ひび割れの心配もないため、長期間安心して使用できます。
屋根を固定するためには、「ステンレス製のビス」を使用しています。
既存のフックボルトは鉄製で錆びが発生していましたが、ステンレス製のビスを使うことで錆の心配がなく、耐久性が向上します。
また、屋根の棟部分では、屋根材を1枚1枚立ち上げ加工して、棟板金を取り付けています。
この施工により、吹き降りの雨が屋根内に入らないようにしっかりと防水対策を施しています。
大波スレートのカバー工法で屋根全体の施工が完了した後は、仕上げ作業に進みます。
屋根の側面部分(ケラバ)には、屋根材と同じ色の「ケラバ板金」を加工して取り付けていきます。
こういった部材は既製品としては販売されていないため、ガルバリウム鋼板の板を1枚ずつ機械で加工して作る必要があります。
屋根材を立ち上げ加工した後、その上に「棟板金」を取り付けて、屋根と屋根の接合部からの雨の侵入を防ぎます。
棟板金も屋根材と同じガルバリウム鋼板で加工する必要があります。
弊社では、こうした板金材を加工できる設備が整っており、そのおかげで高品質な商品を低価格で提供することが可能です。
棟板金は強風で飛散することがあるため、しっかりとビスで固定して取り付けます。
トタン屋根は葺き替え工事が必要な状態です。
かなりの錆びが進行しています。
これほど錆がひどくなるには、長い時間がかかったと思われます。
以前、メンテナンスが一度も行われていなかったため、錆びて形がわからなくなっている箇所もあり、穴が開いている部分も多く見受けられました。
まず最初に、錆びてしまったトタン屋根を全て撤去し、周囲をきれいに掃除していきます。
お客様との打ち合わせで、トタン屋根の下がかなり暗くなっていると聞いていたので、葺き替え工事には「ポリカ波板」を使用することにしました。
この屋根材は、光を取り入れつつ雨もしっかりと防ぐことができるので、明るさと快適さを確保できます。
こちらが、トタン屋根の葺き替え工事で使用した「タキロン・ポリカ波板」です。
ポリカ波板は、ベランダやガレージの屋根にもよく使われる素材で、既存の鉄骨下地にステンレス製のビスでしっかりと固定していきます。
以前は錆びたトタン屋根で室内が暗くなっていましたが、ポリカ波板に葺き替えることで、明るく快適な空間に変わりました。
高額な処分費用がかかる大波スレートを撤去せず、屋根カバー工法を用いることで、屋根全体が新品同様に生まれ変わりました。
錆びたトタン屋根の部分は、ポリカ波板に葺き替えることで、室内が明るくなりました。
これまであまり使用されていなかった倉庫ですが、雨漏りが解消され、屋根もきれいになったことで、これからは頻繁に使用される予定です。
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