
2025.04.26
こんにちは!街の屋根やさん宝塚店、生クリームが好きな京谷です(*^^*)今日のブログは、西脇市で行った「急勾配のスレート屋根を無料調査!雨漏りした天窓にお勧めの工事とは?」という内容の記事を書いていきますね!!天窓って、お部屋が明るくなったり風が通ったり、とっても便利🎵ただ、取り…

加東市のお客様より
「ベランダの床にひびが入り、そこから雨水が入り込んでいるようです。
どのくらいの費用で修繕できるのかを知りたいため、一度現地を見ていただき、防水工事の見積もりをお願いしたいです。」
とお問い合わせいただきました。
現地にてベランダの状況を確認したところ、コンクリートの下地に複数のひび割れが見られました。
雨漏りの改善には「ウレタン防水密着工法」が適していると判断し、その内容でご提案。ご納得いただき、施工のご依頼をいただきました。
今回のベランダ床は、コンクリートそのままの仕上げになっていました。
コンクリート床には良い点もあれば注意すべき点もありますので、簡単にご紹介します。
【メリット】
・高い耐久性:非常に頑丈な素材のため、長期間使用できます。
・手間がかからない:補修の頻度が少なく、管理が比較的ラクです。
【デメリット】
・ひび割れが起こりやすい:乾燥や気温差などにより、クラックが発生する場合があります。
・無機質な印象:見た目に温かみがなく、やや冷たい雰囲気を感じさせることも。
ひび割れた部分には水分が残っていたため、まずはしっかりと乾燥させるために熱処理を行っていきます。
それでは、今回加東市で行うベランダ防水リフォームの流れをご紹介します。
施工には「ウレタン防水密着工法」を採用しています。
この方法は、屋上やベランダなど比較的広い面積のある場所に適した防水処理のひとつ。
液体状のウレタン樹脂を塗り重ねていくことで、硬化後には継ぎ目のない一体化した防水層が完成します。
弾力性にも優れているため、建物のわずかな揺れや動きにも柔軟に対応できます。
まず最初の作業は、床面のケレンです。
表面に付着した汚れや古い塗膜、粉じんなどをしっかり取り除き、防水材がしっかり密着するように丁寧に下地を整えていきます。
まずは立ち上がり部分から、下地処理剤の塗布作業に入ります。
防水工事において使用される「プライマー」は、防水材をしっかりと密着させるための重要な下準備です。
これは、ベランダ床面に直接塗布することで、防水材の接着力を高める働きをしてくれます。
この工程を丁寧に行うことで、完成後の防水層の密着性が向上し、長期的な防水性能を確保することができます。
雨水の侵入をしっかり防ぐためにも、見落とせない大切なステップです。
プライマーの塗布と乾燥が完了したら、次はひび割れや目地の補修作業に入ります。
今回はシーリング材を使って、ベランダ床の細かなひびや目地を丁寧に埋めていきました。
特に目地があるコンクリート下地の場合、この補修はとても重要な工程です。
目地がそのままだと、ウレタン防水を塗った際に不陸(表面のムラ)や膨れの原因になることもあります。
見えない部分もしっかり整えておくことで、仕上がりの耐久性に大きく影響するんです。
下地処理が済んだら、いよいよ防水工事のメイン作業へ。
今回は「田島オルタックエース」というウレタン防水材を使用し、丁寧に塗布していきました。
写真にあるような水色の液体がウレタン樹脂で、まずは立ち上がりの部分から塗り残しがないよう、しっかりと作業を進めていきます。
少し専門的になりますが、実は立ち上がり部分と床面(平場)では使用するウレタンの硬さが微妙に違うんです。
これは、それぞれの部位が受ける力や動きに合わせた最適な仕上がりを目指すため。細かい工夫が、長持ちする防水に繋がっていきます。
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