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宝塚市在住K様ご所有マンションの立地条件が屋根材に及ぼす影響


屋根工事は気象条件の地域性を理解しなければ失敗する

アスファルトシングル材が剥がれてしまったマンションの事例の5回目です。


前回は金属材質のたてはぜ葺きが最も風の影響の受けにくく合理的だとお話し致しました。


ここまでお話をしておきながら、やや逆説的な論調をお許しいただきたいと思います。

何が逆説的かと申しますと、元々使われていたアスファルトシングル材と他の方法の検討も必要だというお話をするからです。
マンションの立地条件や道路事情によって工事車両の乗り入れができず工事内容が制限されることがある

実はこのマンションは建築基準法で認められた道路(通称2項道路と呼ばれています)に面していて、建築基準法を順守する立派なマンションです。


しかしマンションの前にたどり着くまでに、一部狭小な区間があって、普通車なら通行可能ですが大型のトラックが入ることができない道路条件にあります。

大型トラックで9mを超える長尺屋根材を搬入するが、搬入できるスペースがあるかどうかが重要
9mを超える長尺の屋根材を屋根へ荷揚げするにはラフタークレーンが必要だがスペースと架空線がないことが条件になる

前回まで検証してきた金属材質で縦長の屋根材が約9mありますので、大型トラックでしか運んでくることができない材料がネックになってしまいました。


それでも不可能ではなく、マンション近くの大通りまで大型トラックで運搬して、そのあとマンションまで人海戦術によって、資材を搬入すれば良いのですが、その人件費が余分に発生する欠点が残ります。

軽トラックで運ぶことが出来る屋根材は一般住宅の屋根工事に適している

そこで単位寸法が小さい屋根材の検討余地が生まれてきます。金属材質の縦長で1枚形状の屋根材を2分割にし、棟で向き合わせるように葺いて行き、頂上部は棟板金で仕上げる方法が有力になってきます。


また元々使われていたアスファルトシングル材は30cm×90cmくらいの単位寸法ですので、普通トラックや軽トラックで十分に搬入することができます。

アスファルトシングル、ガルバリウム鋼板たてはぜ葺き、横暖ルーフなど有力な候補材料を挙げて十分な検証と検討を重ねて屋根材量を決定します。街の屋根やさん宝塚店

上記2つの工法は、屋根の継ぎ目が生まれてしまう工法ですが、棟板金をメーカー標準施工要領以上に強固に固定してやれば解決できます。


アスファルトシングル材も20年前とは違って屋根材本体の材質そのものが向上していますし、接着剤の性能も向上していて、長期にわたって強固に緊結することができるようになっています。


今回の被害に遭われたような事象は、20年くらいの時間経過であれば、まず起きることがないように施工することが可能です。

街の屋根やさん宝塚店は対象の建物特有の様々な条件を考慮して、お客様に最適な提案ができるようにお手伝いをさせていただきます。

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