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アーチ形状屋根の大棟包み板金役物、サンバナの仕上げと留意点


大棟包みの仕上げ前の状態

先週の作業では雨が降ってきて作業を完成させることが出来ませんでしたので、週明けの月曜日に最終仕上げの作業を行いました。

大棟包みの雨水吹き込み防止役物エプロン

たてはぜ葺き方式の屋根材ですので、はぜ継ぎ用の立ち上げ山が存在するので、大棟を被せても隙間が生じます。この隙間から強風を伴う雨降りの日には、大棟板金の内部に雨水が吹き込んでしまいます。

ヌキイタ前に雨水吹込み防止エプロンを取り付ける
そこで登場するのが、吹き込み防止用の役物です。はぜ継ぎ用の立ち上げ山をかわすように金属鋏でカットしてやることで、ぴったりとフィットします。まずはこの役物をヌキイタに固定して行きます。大棟の両側に全部取り付けていきますので、延べ32mの板金役物が取り付けられます。


大棟板金の固定はビスであり、水平方向から固定打ちする

横雨吹き込み防止エプロンの設置が終わったので、大棟包み板金の最終仕上げに入ります。北側ケラバから取り付けて行きます。まずは定石通りの水平方向からの固定です。通常は釘で固定していきますが、このマンションは風の影響を受けやすいので、スクリューねじで固定します。

大棟板金の重ね代には必ずコーキング材を充填して防水を図る

大棟板金の継ぎ目重ね代には、必ず内側にコーキング材を充填して内部シールをします。これを繰り返して南側ケラバまで到達したら、包み込みが完了です。
大棟終端部の板金仕上げ

板金職人さんによる箱包みを施してもらいます。別のガルバリウム鋼板を用意して所定の寸法に裁断して、折り込んで作成します。箱包み前に見える折り返しがミソです。

この折り返しがばねの役割を果たしますので、風で揺れても軋み音が出ない仕組みになっています。


普通、棟板金の仕上げには、棟板金の上部からビスや釘を打って固定することはありません。原則は棟板金の横の面から水平に打ちます。しかしこのマンションでは掟破りの脳天打ちをします。

掟破りの大棟板金脳天ビス打ち

風の影響にも絶対に負けない強度を持たせるためです。そして上面からビスを打つ場所も肝になっています。棟芯付近まで屋根材が到達していますが、屋根材の最頂部には水返しが付いています。その水返しよりも外側にビスを打てば、万一の雨水もガルバリウム鋼板屋根材の上を流れ落ちていきますので、100%雨漏りすることはないのです。

棟板金への脳天打ちビスの防水処置

脳天打ちしたビスの頭には、最後にコーキング材を塗布します。こうすれば雨水が侵入することはありません。そしてこのコーキング材は指先で渦を描くようにコーキング材を捻じっておきます。

大棟包みの平板部表面にもコーキングを施す
単に表面にコーキング材を塗布するだけよりも、棟板金の表面への密着度が全く違ってくるのです。棟板金の継ぎ目にも表面コーキングを充填しておきます。ケラバ板金のビスと継ぎ目にも同様に施して完了です。
立平の軒先に装着されるサンバナ

ガルバリウム鋼板製立平の軒先は、このような状態にあります。この鼻先をそのままにしておかず、化粧キャップをしますが、その部材をサンバナといいます。サンバナ自体だけでカチッとはめ込まれてしまいますが、サンバナの内側にもコーキング材を充填しておき、その接着効果を利用してより強固に固定します。

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