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施工事例
【宝塚市　雨漏り解消のベランダ防水工事】

工事のきっかけ

宝塚市のお客様より
「1階の軒天から雨漏りしています。真上にあるのはベランダになっています。以前他社で外壁塗装を行った際に、ベランダの防水も行ったのですが雨漏りが直りませんでした。
一度現場を見ていただき、お見積もりをお願いしたいです。」

とお問い合わせいただきました。

現地へ伺い、ベランダの状態を確認したところ目地ありのコンクリート下地に水性の防水材を塗っただけの状態となっていました。

ひび割れなども発生していました。

解決策として目地を埋めて下地を整え、ウレタン防水を塗る内容でお見積もりをさせていただきました。

今度こそ雨漏りを直したいので、とご成約いただきました。

宝塚市防水工事

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 防水工事

施工期間: 3日

使用材料: 田島　オルタックエース　モルタル　改修用ドレン

施工内容その他: ベランダ　ウレタン防水　雨漏り

築年数: 27年

保証年数: 5年

工事費用: 110,000円

建坪: ベランダ6㎡

街の屋根やさん宝塚店の魚住です。

今回は、【宝塚市　雨漏り解消のベランダ防水工事】の施工事例のご紹介です。

備え付けのベランダ防水は下記のような防水が施されていることがほとんどです。

1. コンクリート防水
・コンクリートを使って防水層を作る方法
・非常に頑丈で、長持ちする
・重いので、建物の強度が必要

2. シート防水
・防水用の特殊なシートを敷く方法
・施工が比較的簡単で、修理もしやすい
・シートが破れると水が漏れることがある

3. ウレタン防水
・液体のウレタンを塗って固める方法
・形状に合わせやすく、隅々までしっかり防水できる
・日光に弱いので、定期的なメンテナンスが必要

4. FRP防水
・ガラス繊維で補強された樹脂を使う方法
・軽くて丈夫、長持ちする
・コストが高めで、専門的な技術が要る

どれも経年劣化で雨漏りしてくることがあるのですが、今回は塗装時にお願いした施工が良くなかったので雨漏りが改善しなかったようです。

今回はウレタン防水で雨漏りを解決していきます。

「修理するかどうかはわからないけど、私の家の場合はどのくらいの費用が掛かるのか気になる・・・」

など、気になる点がございましたら弊社の「無料点検」をご利用ください！
「街の屋根やさん宝塚店へのお問合せ」はコチラ＞＞＞

この施工事例は街の屋根やさん神戸西店でもご紹介しております。

【宝塚市　雨漏り解消のベランダ防水工事】現場紹介

こちらが、宝塚市で雨漏りを解消するためにウレタン防水工事を行う現場になります。

【建物情報】
・エリア　宝塚市
・築年数　27年（2階建て木造住宅）
・ベランダ床　コンクリート下地
・現在　雨漏りあり

雨漏りがひどかったようで、水が流れた軒天が腐食寸前でした。

雨漏りは見つけたらすぐに専門業者さんに相談してください。

こちらが軒天の状態。

雨漏りしていたせいで排水付近の軒天黒くシミになっています。

ベランダの状態も確認していきます。

こちらがベランダの状態。

コンクリートに目地が設けられているタイプで表面に薄く水性の防水材が塗られていました。

基本的に水溶性の防水材はおススメしません。

【水性防水材のデメリット】

1. 乾燥に時間がかかる　　　
水分が蒸発するまで乾かす時間が必要。
そのため、作業時間が長くなる。

2. 耐久性が低いことがある　
オイルベースの防水材に比べると、耐久性が少し劣る場合がある。
だから、定期的に塗り直しが必要になることも。

3. 寒い天候に弱い　　　　　
寒い場所や季節では、水が凍ってしまうと正しく機能しないことも。

4. 強い日光による劣化　　　
直射日光に長時間さらされると、色あせや劣化が早まることがある

【水性防水材のメリット】
費用が安い

といった具合で、安い以外にあまりメリットがないのが水溶性の防水材です。

そして、今回の雨漏りの原因は排水ドレンの内部であることが判明。

ベランダ防水の塗膜の剥がれもひどかったのですが、排水ドレン内で下地のコンクリートがひび割れ、雨漏りしていました。

この場合はベランダの防水工事だけを行っても雨漏りを直せないことがほとんどです。

対策を行うには「改修用ドレン」が必要になります。

【宝塚市　雨漏り解消のベランダ防水工事】下準備

まずは下処理を行います。
ウレタン防水を施工する上で、とても重要な工程となります。

施工範囲であるベランダを手作業で清掃します。
表面についた不純物が残らないようきれいに撤去していきます。

水溶性の防水材はキチンと密着しておらず、簡単にはがすことができました。

ベランダの立ち上がり部分にできてしまっている大きなひびも補修します。

塗膜で隠れていましたが、補修せずに上から防水材を塗ったようです。

これではここから目地を伝って雨水が浸入し放題です。

防水工事の際のひび割れは必ず補修してから防水材を塗ります。

お次はレジアンダーと呼ばれるモルタルの様な材料を全体的に塗っていきます。

このレジアンダーを全体的に塗ることにより、下地材との縁を切ることが出来ます。

既存の防水層に何も塗っていない場合は不要な工程になります。

お次は排水部分に「改修用ドレン」を取り付けます。

改修用ドレンは既存の排水ドレンに入れることにより内部の雨漏りを解消することが出来ます。

また、ドレンの周りにはシーリングを打設していきます。

改修用ドレンはできるだけ厚みが出ないよう取り付けるのがポイントです。
厚みが出ると周辺に水が溜まりやすくなるためです。

床全体にレジアンダーを塗れば乾燥するまで放置します。

ベランダ防水工事でウレタン防水を使用する際は、防水材を乾かすのに12時間～24時間必要となります。
たとえ施工面積が狭くても、乾かす時間は同じくらいかかりますので工期は数日間必要になります。

また、工事期間中は施工しているベランダや屋上の使用は不可となりますのでご了承ください。

【宝塚市　雨漏り解消のベランダ防水工事】下塗り材

下塗り材としてプライマーを塗っていきます。
プライマーは下地材と防水材の密着性を高めてくれる下塗り材となります。

防水工事ではとても大切な工程になります。

このプライマーを塗り忘れると、数年で防水が剥がれたり、ひび割れたりしてしまします。

プライマーが乾いたら、ひび割れ部分や目地をシーリングでしっかり埋めていきます！

前回は埋められていなかったので、今回は入念に行います。

お次は、改修用ドレンの廻りにクロスと呼ばれるメッシュ材を貼り付けていきます。

このクロスを貼ることにより揺れなどの影響を受けにくくなるため、年数が経過しても割れにくくなります。

【宝塚市　雨漏り解消のベランダ防水工事】ウレタン防水

ローラーを使用してウレタン防水材を塗っていきます。

この時、ウレタン防水材の表面ムラなく均一になるよう塗っていきます。

ムラになってしまうと、最後の仕上がりの見た目が悪くなってしまいます。

色が濃い青色で気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらは仕上げの色ではありませんのでご安心ください。

ベランダ防水工事でウレタン防水の施工をするときは「2回塗り」が鉄則です。

時々1回しか塗らない業者さんもいるのですが、1回だと防水層の膜に十分な厚みが付かないので防水が長持ちしません。

手間のかかる工程ではありますが、必ず2回塗ります。

ベランダの防水工事の仕上げ工程に入っていきます。

中塗りの防水材が完全に乾いたら、仕上げの「トップコート」を塗っていきます。

このトップコートはウレタン防水材を保護するための塗料となりますので1回塗りで仕上げます。

仕上げの工程となりますので、ムラなどが出ないようにきれいに塗布します。

ウレタン防水に使用するトップコートの基本色はグレーですが、塗料ですのでほぼ無限大に色を造ることが可能です。

他の色にしたい方は工事前にご相談くださいね。

トップコートは日当たりのよい場所であれば、約8年程度で塗り替えが必要になります。

そこまで高額な工事にはならないので、ぜひ皆様のご自宅のベランダのメンテナンスもご検討ください。
防水材が長持ちします。

【宝塚市　雨漏り解消のベランダ防水工事】保証内容と費用

今回行った、べランで防水工事は5年間の工事保証をお付けしております。

・雨漏り
・ひび割れ
・膨れ
を保証の対象とさせていただいております。

低価格の工事ではありますが、充実の保証内容かと思います♪

更に、アフターメンテナンスとして2年に1回無料点検も行っておりますのでご活用ください。

今回のウレタン防水を用いたベランダ防水工事ですが、6㎡に対して110,000円となりました。

施工した翌日からベランダはお使いいただけます。

この度は、ご成約いただきありがとうございました！

今回は普段からご使用されているベランダでしたが、屋根や普段使用していない屋上の状態というのは、雨漏りでもしない限り、目にする機会がない方がほとんどです。

ですが、屋根の上等に上がって状態を確認するのは危険が伴います。

無理をせず、プロにお任せください。

現状のお困りごとはもちろん、先のことまで視野に入れてご提案をさせて頂きます。
皆様のお困りごとを解決できるご提案ができるよう一緒に考えて参りますので、気になる箇所は何点でもご相談くださいませ！

お問い合わせフォームからまずはお問い合わせください。
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