小野市 太陽光が設置された陸屋根に最適な防水工事をご紹介
2025.10.02
こんにちは！街の屋根やさん宝塚店、生クリームが好きな京谷です(*^^*)今日のブログは、小野市で行った「太陽光が設置された陸屋根に最適な防水工事をご紹介」という内容の記事を書いていきますね！！今、陸屋根から雨漏りにお困りの方や、防水メンテナンスをお考えの方は、ぜひ参考にしてみてく…
西宮市 マンションの屋上で広範囲の防水工事施工
西宮市のお客様から
「管理をしているマンションの屋上防水が古くなっています。そろそろ防水工事を行おうと思っています。工法などは現場に合ったものでお任せしたいと思っております。一度現地を見ていただきお見積もりをお願いします。」
とお問い合わせいただきました。
現地を確認したところ、アスファルト防水が貼られていました。
経年劣化でひび割れや膨れができていました。
改善策として新しい防水は塩ビシート機械固定工法を行うご提案をさせていただきました。
シート防水は施工がしやすく、修理もしやすい点を気に入っていただきご成約いただきました。
西宮市 防水工事,マンション
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 防水工事,マンション
- 施工期間
- 8日間
- 使用材料
- 塩ビシート防水（田島 ビュートップ）
- 施工内容その他
- 屋上 塩ビシート機械固定工法
- 築年数
- 43年
- 保証年数
- 10年
- 工事費用
- 1,750,000円
- 建坪
- 屋上面積200㎡
こちらが、マンションの屋上で塩ビシート機械固定工法の工事を行う現場になります。
【建物情報】
・エリア 西宮市
・築年数 43年
・５階建てRC造 マンション
・屋上防水材 アスファルト防水
・現在 雨漏りなし
アスファルト防水は、直接建物の表面にアスファルト材料を塗布する工法です。
耐久性が高いことから屋上などではよく使用されていましたが、重さがあることや、温度に敏感なことから、今回は塩ビシート機械固定法を行います。
まずは下地処理から行っていきます。
既存の防水は立ち上がりの部分だけ防水層が浮き上がってしまっていたので、撤去してから新しい防水シートを貼ります。
電動工具などを使用して切り目を入れて撤去していきます。
ケレンとは、劣化した塗膜や錆を取り除くための作業です。
劣化したり剥がれかけている古い塗膜を取り除くことで、新しい塗装や防水材がしっかりと付着するようになります。
逆にこの作業を行わないと新しい防水材が剝がれやすくなったり、防水効果が低下してしまいます。
表面に凹凸ができないよう丁寧に作業します。
既存防水の撤去が済んだら、屋上防水の立ち上がり部分に薄くモルタルを塗っていきます。
モルタルを塗ることで防水の下地をフラットにし、後から貼る塩ビシートを密着させる為に行います。
小手などを使用し、きれいに仕上げます。
メリット
- 軽量で建物への負担が少ない: 塩ビシートは軽量であり、建物の構造にかかる負担が少ない。
- 施工が比較的簡単: 専用の機械でシートを固定するため、施工が迅速かつ安定して行える。
- 耐候性が高い: 塩ビシートは紫外線や酸性雨に強く、経年劣化しにくい。
- メンテナンスが容易: 部分的な補修が簡単で、必要に応じてシートの交換が可能。
デメリット
- 下地の平滑性が要求される: 下地が不均一だとシートが密着せず、防水性能に影響が出ることがある。
- 高風圧には注意が必要: 強風地域や高層建物では、風による剥離のリスクがあるため、適切な固定が必要。
- 特定の化学物質に弱い: 特定の溶剤やオイルに対しては耐性が弱い場合があり、使用環境に注意が必要。
- 施工の熟練度が必要: シートの張り方や固定方法に熟練が求められ、施工不良が防水性能に大きな影響を与えることがある。
塩ビシート機械固定法を行う際は正しい知識を持った専門業者にお願いすることが重要です。
防水の種類は、現場の使用状況などに合わせて適切な工法をご提案させていただきます。
次は絶縁シートを貼っていきます。
既存の防水層の上に絶縁シートを貼ることで、新しい防水シートの耐久性や安全性を向上させてくれる下地材として下記のように機能します。
新しく貼る塩ビシートが既存のアスファルト防水材料により傷つくのを防いでくれます。（表面に凹凸や小さな破片などにより傷つくことがあります）
また、アスファルトは熱を吸収しやすい為、絶縁シートを貼ることで熱の吸収を緩和し、塩ビシートの変形などを和らげてくれます。
屋上防水の端部には鋼板と呼ばれる下地材をビスで取り付けていきます。
絶縁シートと塩ビシートの隙間にできた空気層は湿気を外部に排出させてくれる役割があります。
この鋼板にはステンレスや亜鉛メッキなどが良く使用されます。
耐久性に強く、天気などの外的要因を受けにくい素材になります。
絶縁シートが貼れたら「ディスク」と呼ばれる丸い部材を設置し、専用の機械で塩ビシートを融着させ、それ以外の場所は空気層にしていきます。
絶縁シートには等間隔で印がついているので、この印の部分に下穴をあけてディスクをビス止めして固定していきます。
このディスクが接着剤のような役割を果たしてくれます。
排水ドレンに改修用ドレンも取り付けます。
水の排水を助ける役割を果たしてくれます。
溜まった水を効率的に排水して屋上をきれいに保ってくれます。
塩ビシートは「塩化ビニールシート」の略となっており、これまで主流だったゴムシートの代用品です。
ゴムシート防水よりも破れにくく長持ちすることから、現在多くの防水工事現場で活躍している素材です。
継ぎ目が少なく、水漏れのリスクも下げることができます。
今回は田島のビュートップという塩ビシートを使用します。
塩ビシートのジョイント部分には専用の接着剤を塗り、熱を加えながら融着していきます。
シートの融着作業を正確に行う為に、ドライヤーでシート全体に均等に熱を当てることが大切です。
これにより、均一に加熱され、しっかりと密着します。
また、ドライヤーは一定の速度で移動させ、特定の箇所に熱が集中しないように注意して作業します。
また、融着ローラーを使用する際は、圧力が均一にかかるようにすることも重要です。
最後に、ドライヤーの熱量と風量を適切に調整し、シートが過熱しないように注意します。
これらのポイントを守ることで、シート同士が確実に密着し、長期的な防水性を保つことができます。
空気の層を設けた場所に発生する湿気を外部に排出させてくれる役割を担っています。
それほどサイズも大きくないのでベランダや屋上に設置しても気にならない程度です。
材質はステンレスでできているので、錆びの心配もありません。
屋上の立ち上がり部分にも塩ビシートを貼っていきます。
立ち上がり部分は土間の部分とは異なり、密着工法で塩ビシートを貼っていきます。
その名の通り、接着剤を塗り既存の防水下地に直接シートを貼ります。
シートを貼ったらローラーを使用してしっかり転圧していきます。
なぜ立ち上がりの部分だけ密着工法なのかというと、こういった細かい場所にはディスクが取り付けられないため、基本的には場所によっては密着工法を併用し、施工します。
こちら、シワにならないように密着させるには一発勝負になります。
塩ビシートの端部には「抑え金物」と呼ばれるアルミの仕上げ金物を取り付けます。
抑え金物はアルミ製なので錆びる心配もありません。
下穴をあけて陸屋根にビスで固定していきます。
抑え金物と塩ビシートの取り合う部分にはマスキングテープで養生を行い、シーリングを塗って仕上げます。
シーリングは日当たりのよい場所であれば８年程度で打ち替えてあげるのが理想的です。
最後に排水ドレンに落ち葉除けのストレーナーも取り付けて、工事は完了です。
今回の屋上防水工事には10年間の工事保証をお付けしております。
・雨漏り
・防水材の飛散
・膨れ
を対象に工事保証をさせていただきます。
万が一不具合が発生した場合は弊社で補修をさせていただきます。
更にアフターメンテナンスとして2年に1回の無料点検も行っておりますので、ご利用ください。
今回の費用は、施工範囲200㎡に対し1,750,000円となりました。
広い施工範囲となりましたが、戸建て住宅やマンションのベランダなど、小さい範囲での施工の可能です。
この度は、ご成約いただきありがとうございました！
屋根や屋上の状態というのは雨漏りでもしない限り、目にする機会がない方がほとんどです。
ですが、屋根の上に上がって状態を確認するのは危険が伴います。
無理をせず、プロにお任せください。
現状のお困りごとはもちろん、先のことまで視野に入れてご提案をさせて頂きます。
皆様のお困りごとを解決できるご提案ができるよう一緒に考えて参りますので、気になる箇所は何点でもご相談くださいませ！
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