2019.09.30
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神戸市北区のお客様より
「3階建てハイツの共用廊下についてですが、現在貼られている長尺シートに剥がれが見られ、気になっています。
老朽化が進んで傷んでいるようですので、貼り替え工事のお見積もりをお願いできればと思います。」
とお問い合わせいただきました。
既存の共用廊下では、長尺シートが老朽化により膨れや剥がれが目立つ状態でした。
お客様からは、使用する長尺シートのご希望を事前に伺っており、それに基づいてお見積もりを作成しました。
ご検討いただいた結果、費用や工法にご納得いただき、工事をご依頼いただく運びとなりました。
街の屋根やさん宝塚店の魚住です。
今回は、神戸市北区で行ったハイツの古くなった共用廊下で長尺シート貼替え 施工範囲30㎡の施工事例のご紹介です。
長尺シート、防水塗装、コンクリート素地は、いずれも共用廊下で頻繁に使用される仕上げ方法ですが、それぞれに特徴とメンテナンスのポイントがあります。
長尺シート
耐久性とデザイン性に優れており、特に摩耗に強い素材で長期間使用に適しています。
カラーバリエーションや模様の選択肢が豊富で、建物全体のデザインに調和しやすい点も魅力です。
また、滑り止め効果があるため、安全面でも安心して利用できますし、防音性があることで足音の反響を抑える効果も期待できます。
耐用年数は10~15年程度とされていますので、そのタイミングで張り替えを検討するのが一般的です。
防水塗装
雨水や湿気から建物を保護するために広く採用されている仕上げ方法です。
初期コストが抑えられることに加え、塗り替えが比較的容易である点がメリットです。
ただし、使用する塗料によっては滑りやすくなる場合があるため、共用廊下ではノンスリップタイプを選ぶことが推奨されます。
メンテナンスでは、ひび割れや塗膜の劣化がないか定期的に点検し、必要に応じて早めに再塗装を行うことが肝心です。
塗り替えの目安は5~7年程度ですが、環境によっては劣化が進みやすいため、早めの対応が重要となります。
コンクリート素地
無塗装・無仕上げのシンプルなデザインが特徴です。
素材そのものの質感を生かせるため、モダンな雰囲気の建築では好まれる選択肢ですが、防水や防汚処理を施していない場合、水分を吸収しやすくひび割れの原因となることもあります。
そのため、防水処理や撥水材の塗布が必要です。
それぞれの仕上げ方法には独自のメリットと課題があるため、建物の利用状況や求める機能性に応じて最適な選択をすることが大切です。
「修理するかどうかはわからないけど、私の家の場合はどのくらいの費用が掛かるのか気になる・・・」
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この施工事例は街の屋根やさん神戸西店でもご紹介しております。
このハイツの2階と3階には、写真のような長尺シートが使われていました。
同じようなデザインが施されており、見た目にも統一感がある印象です。
外部に面しているものの、日光があまり直接当たらない環境のためか、築30年を迎えた現在でも、大きな損傷や劣化はほとんど見られません。
長尺シートは、共用部分の廊下などでよく利用される素材です。
塩化ビニール製のロール状の製品で、耐久性に優れた素材となっています。
これから、劣化が進んだ共用廊下の長尺シートを新しく貼り替えていきます。
最初の作業は既存のシートの撤去です。
年数が経過していても接着剤が強力に残っているため、簡単には剥がせません。
効率よく作業を進めるために、シートを幅約30センチのサイズに切り分けてから剥がしていく方法を取ります。
また、必要に応じて電動工具を使用することもあるため、その際は作業中の音が出ることをご了承ください。
まず、廊下全体に薄くモルタルを塗り広げて、表面を平らに整えます。
現場の状況によっては、どうしてもケレン作業だけでは十分に平滑な仕上がりにするのが難しい場合があるため、モルタルを使用することが一般的です。
作業には小手を使い、丁寧に均しながらできるだけ滑らかな状態に仕上げていきます。
これにより、新しい長尺シートをしっかりと施工できる土台が整います。
元々長尺シートを貼っていなかった1階部分では、コンクリート目地を埋める作業を行います。
コンクリートに設けられた目地は、ひび割れを防ぐ役割がありますが、長尺シートを貼った後に膨らみや歪みが出やすくなるからです。
コンクリートの上に長尺シートを施工する際には、モルタルを使って目地をしっかり埋めることが重要な工程になります。
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