2019.09.30
プロパンガスや浄化槽トイレは多く残る プロパンガスか都市ガスか気にしたことはあまりありません。 トイレの汚水処理が浄化槽式なのか水洗式なのかもあまり気にしません。 大都市でも郊外ではプロパンガスや浄化槽式は多く残っています。 旧式のガス供給、汚水処理方法が残っている理由を知ってお…
波板の一部が徐々に浮き上がってきたことで雨漏りが始まった。洗濯物が濡れることもあり不便を感じていた。
YKKAP製テラス屋根の波板が2017年10月22日に襲来した台風21号の強風で破損していました。ひどい雨漏りをするわけではありませんが、波板の歪んだ箇所では洗濯物が濡れてしまうということで、交換工事のご依頼を承りました。
強風に煽られて波板固定用のフックが浮いてしまった箇所と抜けてしまった箇所ができ、波板が自由に動きやすい状態になっていました。その状態で紫外線の影響を受けて徐々に波板が歪んで浮き上がってきていたことが判ります。波板の重ね張り部分が密着していると雨漏りしませんが、浮き上がってしまうと雨漏りをしてしまいます。
浮き上がってしまい雨漏りがする箇所を避けて洗濯物を干されていましたが、多くの洗濯物を干すときには不便で、草履などの履物も雨の日には濡れてしまって傷みが早くなっていたので、ご不満が募られていたとのことでした。
5尺のポリカーボネート製波板を7枚使用します。カラーはブロンズを採用。
左右の重ね代は3山とし、固定用フックはおおむね5山毎に穴をあけて固定していきます。
ポリカーボネート製波板は、刃の細かいノコギリや電動丸鋸でも切断が可能ですが、コツをつかんでいないと切断面がザラザラ、ギザギザで木口の仕上がりが汚くなってしまいますので、ご自分でしてみようという方は、あらかじめ端材などで練習してコツをつかんでください。
ポリカーボネート製波板を所定の寸法に切断したら、専用フックで固定していきますが、ポリカーボネート製波板にフックを通す穴をあけなければなりません。波板専用ドリルの刃(キリ)がベストですが、普通の鉄工用ドリルの刃でも十分に穴をあけることができます。
鉄工用ドリルの刃を流用して使用する場合は、切れ味の良い刃を使用してください。切れ味が悪い刃は、ポリカーボネート製波板の山の頂上部分に穴をあけますので、ドリルの刃先が穴をあけたい部分をとらえることができず逃げてしまい、きれいに開けることができないからです。
取り付けフックを予定箇所に全部差し込んで固定しました。ご覧のようにポリカーボネート製波板の取り付けフックは樹脂製ですので、長い時間の中では紫外線劣化や気温の変化に伴う温度劣化をします。
最後に、ポリカーボネート製波板の取り付け状態が確実であることを確認したうえで、表面を拭きあげて作業完了です。
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