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施工事例
神戸市北区　大和ハウスの戸建て住宅　雨漏りしたベランダの補修費用紹介

工事のきっかけ

神戸市北区のお客様より
「1階のリビングに雨漏りが発生しており、原因は2階のベランダからの浸水と考えられます。
建物は大和ハウスの戸建てで、やや特殊な構造になっているようです。
確実に雨漏りを修復したいと考えていますが、最適な工法について知りたいです。
まずは現地調査を行い、修繕方法と費用についてご提案いただけますでしょうか。」

とお問い合わせいただきました。

現地調査を行いベランダの状態を確認したところ、塩ビ系の素材が使用されており、等間隔に目地が入っていました。

既存の構造上、密着工法での防水は難しいと判断し、空気層を確保できるウレタン防水の通気緩衝工法をご提案しました。
その結果、お客様にご納得いただき、工事を進めることになりました。

神戸市北区雨漏り修理,防水工事

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 雨漏り修理,防水工事

施工期間: 3日

使用材料: 田島　オルタックエース

施工内容その他: 大和ハウス戸建て　ベランダ　費用

築年数: 24年

保証年数: 10年

工事費用: 150,000円

建坪: ベランダ面積8㎡

街の屋根やさん宝塚店の魚住です。

今回は、神戸市北区で行った大和ハウスの戸建て住宅　雨漏りしたベランダの補修費用紹介の施工事例のご紹介です。

備え付けのベランダ防水は下記のような防水が施されていることがほとんどです。
ですが、何らかの原因で起きた室内への雨漏りを放置すると、木材の腐食やカビの発生につながるため、早めの対策が重要です。

今回は、ベランダの防水工事を実施し、雨漏りの修繕を行いました。
防水工事の費用は、劣化の進行度や使用する防水シートの種類によって変わりますが、一般的には数万円から十数万円が目安です。

コストを抑えるためにも、定期的な点検と早めのメンテナンスをおすすめします。

神戸市北区のダイワハウスの戸建て住宅でベランダ防水工事を行う現場紹介

こちらが今回ベランダ防水工事で雨漏り修理を行う現場になります。

【建物情報】
・エリア　神戸市北区
・築年数　24年
・2階建て木造住宅
・ベランダ床　樹脂
・現在　雨漏りあり

大和ハウスの戸建てに使われているベランダ床は、一般的なベランダとは異なり、特殊な防水素材が多く採用されています。
この素材はシンプルな外観でも、耐久性と防水性に優れ、雨漏りを防ぐ機能を持っています。

しかし、年月が経つにつれてひび割れや剥がれが発生すると、今回のように雨漏りの原因となることがあります。

既存のベランダ床は樹脂製で、全体に細かな模様が施されています。
雨漏りは建物との接合部分から発生しているようでしたが、大和ハウスに見積もりを依頼したところ、かなり高額だったそうです。

そのため、ベランダ防水工事の実績が豊富な当社にご相談いただきました。
今回、実施する工法は「ウレタン防水通気緩衝工法」です。

ウレタン防水通気暖衝工法を行う前の下準備

ウレタン防水通気緩衝工法を実施するために、まずはセメントを使って土間を平らに整えます。
これは、防水層がしっかりと密着するようにするためです。

床に凹凸があると、ウレタン防水が均等に塗布できず、弱い部分から水が浸入する可能性があるからです。
土間をフラットにすることで、防水層がしっかりと接着し、雨漏りを防ぐ効果が高まります。

この平坦な土間を作ることは、ウレタン防水の仕上がりを良くし、耐久性を確保するために重要な工程です。

次に下地材のプライマーを塗布していきます。

この下地材を塗ることでこの後に塗布するウレタン防水材の密着性を向上させてくれます。

下地のプライマーはローラーやブラシを使用して均一に塗り広げていきます。

立ち上がりの部分なども忘れずに塗っていきます。

ウレタン防水の工事は完全に乾かさないと次の工程に進めないので、施工面積の大小に関わらず最低でも2日間は要します。

乾燥中や施工中はバルコニーの使用はできないのでご了承ください。

先ほど塗ったプライマーが乾燥したら、通気緩衝材（通気シート）を貼ります。

これは屋上の通気性を確保する為に、湿気や水分を放出させる役割があります。
通気性を確保しながらも雨水の侵入を防ぐ特殊なシートになります。

また、この通気シートを貼ることで防水層のひび割れや膨れが発生しにくくなります。

バルコニーの土間には通気シートを施工しますが、端部には「クロス」と呼ばれるメッシュ材を貼り付けます。

このクロスを使用することで、入隅部分のひび割れを防ぎ、耐久性を高める効果が期待できます。

そのため、防水工事では積極的に取り入れるのがおすすめです。
仕上げにウレタン材を塗布しながら、しっかりと防水処理を進めていきます。

田島オルタックエースを使用して雨漏り対策

ウレタン防水材を塗ります。

高い防水性を実現させるために、複数回防水材を塗ります。
この工程を「中塗り」と言います。

こてやローラーなどを使用し、均一に塗っていきます。

今回使用するのは田島オルタックエースというウレタン防水材を使用しています。

ウレタン防水材は、柔軟性が高く、建物の動きに追従できるため、ひび割れにも対応できる特長があります。
これにより、耐久性があり、長期間にわたって優れた防水性能を発揮します。

ベランダ防水工事でウレタン防水の施工をするときは「2回塗り」が鉄則です。

時々1回しか塗らない業者さんもいるのですが、1回だと防水層の膜に十分な厚みが付かないので防水が長持ちしません。

手間のかかる工程ではありますが、必ず2回塗ります。

中塗り材が乾いたら、ウレタン防水の最後の工程です。

仕上げ材、トップコートを塗っていきます。

これは先ほどまでの中塗りとは異なり、1回で仕上げていきます。

仕上げの工程となりますので、ムラなどが出ないようにきれいに塗布します。

立ち上がりの部分などはハケを使用してトップコートを塗り、仕上げていきます。
ムラなく塗布することで劣化を防いでくれ、防水層が長持ちします。

このトップコートには直射日光や雨風から防水層を守ってくれる役割があります。

トップコートは日当たりのよい場所で8年ごとに塗り替えがおススメです。

定期的に表面の状態を確認し、ひび割れなどがないかチェックし、ダメージが目に見えてきたらトップコートの塗り替えを行うのが良いかと思います。

ひび割れが多発してボロボロになる前にメンテナンスを行いましょう。

神戸市北区のダイワハウスで行った防水工事の費用紹介

今回のウレタン防水を用いたバルコニー防水工事ですが、8㎡の施工範囲に対して150,000円となりました。

10年間の工事保証を
・雨漏り
・防水材のひび割れ
・膨れ
に対してお付けしております。

更に、アフターメンテナンスとして2年に1回の無料点検も行っておりますのでご活用ください。

この度は、ご成約いただきありがとうございました！

建物というのは年数とともに老朽化し、様々な理由で雨漏りしてきます。

どこがどのように雨漏りしているのか？
きちんと原因を突き止めて工事することが雨漏りの解決のカギです。

むやみに大きな工事をしなくても直る場合もあります。
正しい知識で必要な工事が行えるよう街の屋根やさん宝塚店・神戸西店ではご対応させていただいております。

現状のお困りごとはもちろん、先のことまで視野に入れてご提案をさせて頂きます。
皆様のお困りごとを解決できるご提案ができるよう一緒に考えて参りますので、気になる箇所は何点でもご相談くださいませ！

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