
2025.02.02
こんにちは!街の屋根やさん宝塚店、生クリームが好きな京谷です(*^^*)今日のブログは、芦屋市で行った「太陽光パネルが設置された陸屋根のゴムシート防水を無料点検!」という内容の記事を書いていきますね!!こちらのお住まいでは『太陽光パネル』が設置されていて、防水層の状態が心配とのこ…

加東市のお客様より
「現在、御社に屋上の防水工事を依頼していますが、あわせてパラペット上部の笠木板金の交換もお願いしたいと考えています。
工法はお任せしますが、錆の発生や雨漏りが心配なため、新しいものに取り替えたいです。つきましては、交換にかかる追加費用についてお見積もりをお願いできますでしょうか。
よろしくお願いいたします。」
現地調査に伺い、笠木の長さと状態を確認しました。
調査結果をもとに、下地と防水シートを補強したうえで、ガルバリウム鋼板製の笠木板金を設置するプランをご提案し、工事のご依頼をいただきました。
屋上の周囲にはパラペット上部に笠木が設置されていますが、防水層の劣化による雨漏りが発生し、笠木も錆びが進んでいました。
今回の工事では、防水対策として塩ビシート防水の機械固定工法を採用し、トタン製の笠木は耐久性に優れたガルバリウム鋼板製に交換します。
トタン製の笠木板金は、軽量で加工しやすい一方で、錆びやすいというデメリットがあります。
特に雨風や湿気の影響を受けやすい屋上のパラペット上部では、錆が進行しやすく、放置すると腐食が進み穴が開くこともあります。
錆びた笠木板金は隙間から雨水が入り込み、建物内部への雨漏りにつながる恐れがあるため、定期的な点検と早めの交換が重要です。
笠木板金のジョイント部分にテープが貼られている場合は、応急処置として雨漏りを防ぐために施されたものです。
ですが、テープでは長期間にわたって雨水を完全に防ぐことは難しく、時間の経過とともに剥がれたり劣化したりすることがあります。
そのまま放置すると再び雨水が侵入し、建物内部にまで被害が広がる可能性があるため注意が必要です。
根本的に解決するためには、笠木板金自体を新しいものに交換し、適切な防水処理を施すことが不可欠です。
今回は防水工事も行っていますが、この記事では笠木板金の交換について詳しくご紹介します。
屋上パラペットの笠木板金を交換する際は、最初に下地用の合板を設置します。
この工程は、新しいガルバリウム鋼板をしっかり固定するために欠かせません。
もし下地が弱いままだと、板金が十分に固定されず、強風や大雨で外れるリスクが高まります。
そのため、合板で下地を補強し、耐久性を高めることが重要なポイントです。
下地用の合板は、コンクリート躯体に専用ビスでしっかり固定します。
この作業では電動工具を使用するため、施工中は大きな音が発生することがあります。
そのため、工事を始める前に近隣の方々へ挨拶を行い、作業内容や実施時間を伝えておくと安心です。
事前に説明を行うことで、周囲との良好な関係を維持しやすくなります。
笠木板金の交換では、防水性を強化するために防水シートを施工貼ります。
まず、下地の上に防水シートを丁寧に敷き、すき間ができないようにしっかりと貼り付けます。
この防水シートは雨水の侵入を防ぎ、建物内部を保護する大切な役割があります。
特にジョイント部分や角のような水が入り込みやすい箇所は、丁寧に密着させて防水効果を高めることが重要です。
笠木板金交換の際に防水シートを施工しないと、雨水が下地へ直接浸透する危険があります。
特に板金の継ぎ目やわずかなすき間から水が入り込みやすく、下地が湿気によって劣化や腐食を引き起こす原因となります。
そのまま放置すると、建物内部にまで雨水が達し、壁や天井にシミやカビが発生する恐れもあります。
防水シートはこうした水の侵入を防ぎ、建物を守る重要な役割を果たすため、欠かせない工程です。
今回は、劣化した笠木板金を撤去し、耐久性に優れたガルバリウム鋼板に交換しました。
ガルバリウム鋼板は、亜鉛・アルミニウム・シリコンを組み合わせた合金で、錆びにくく耐候性が高いのが特徴です。
さらに、軽量で加工しやすいため、施工性にも優れています。
そのため、屋根や外壁だけでなく、雨風にさらされる笠木部分にも幅広く使用される信頼性の高い素材です。
ガルバリウム鋼板は耐久性に優れていますが、長く良好な状態を維持するには定期的なメンテナンスが必要です。
特に、ホコリや落ち葉が溜まりやすい箇所は、こまめに掃除を行い、常に清潔に保つことが重要です。
汚れを放置すると、表面にダメージが蓄積し、劣化を早める原因になることもあります。
また、傷がついた場合は早めに補修し、防錆塗料を塗布することで、錆の発生を防ぐ対策をしておくと安心です。
ガルバリウム鋼板製の笠木を設置する際は、接合部にシーリング材を十分に充填し、わずかな隙間も丁寧に塞ぎます。
この工程により、雨水の侵入を防ぎ、防水性能をしっかり確保できます。
仕上げには全体を細かくチェックし、強風や大雨にも耐えられるよう確実に固定されているかを確認して完了です。
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