2024.11.22
こんにちは!街の屋根やさん宝塚店、生クリームが好きな京谷です(*^^*)今日のブログは、伊丹市にお住まいの方より「強風で屋根の一部が飛散して雨漏りしているので点検してほしい」というご相談を頂き、無料点検りへお伺いした時の様子を書いていきますね!!強風で屋根の一部が落下するというの…
まずは外壁に大きな損傷箇所がないかどうかを確認します。損傷がない状態が普通ですが、強風時に飛来した物が外壁を直撃したけど、外出中だったので自覚していなかったというケースもあります。
屋根と外壁で、全てが覆いつくされている建築物はないと言っても過言ではないでしょう。かならず住む人が出入りする玄関や、外の空気を取り入れる窓、緊急時に飛び出すことができるような掃き出しのサッシ窓、各部の換気扇の流出入口、エアコン配管の取り入れ口、勝手口など「開口部」と言われる箇所があります。そこから雨水が侵入することが多いのです。
コーキングされている各部を見ましたが、築5年でもありほとんど正常な状態にありました。しかしすでにコーキングが亀裂を始めている箇所がありました。
笠木とは、ベランダやバルコニーに、手すりや転落防止のために設けられた外壁の天端を水分の侵入から保護するための板金仕上げや役物のことを指しています。
水分の侵入から保護する板金や役物であっても、その合端口(接合部分、取り合い部分)は、水分が侵入してくることが無いようにシールするためのコーキングが施されています。
ご覧のとおり、笠木と外壁との合端口(接合部分、取り合い部分)のコーキングが切れています。これでは水分の侵入を防ぐためのシール効果がなくなっています。
ごくわずかなコーキングの亀裂ですが、ここから雨水などの水分が侵入すると、下地の木材に水分が到達して、木材が水分の吸収と発散を繰り返します。やがては木材が腐食して強度を失ってしまいます。
このお宅でも2階のルーフバルコニーは、1階からの支柱が延長されて、手すり、壁面の最上部まで構造材が到達するように設計されています。
ですから2階のルーフバルコニーの下地である木材が腐食されると、お宅の構造材までもが弱ってしまうのです。
観察するとコーキングに亀裂が生じている箇所は多くありません。東に面していて、朝日を強く浴びている箇所が顕著であるだけです。そのコーキングに亀裂が生じている箇所だけを補修すれば十分です。
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