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築42年のスレート瓦葺き屋根の店舗経営者様からの葺き替え相談


春一番の強風

今年3月1日に春一番が近畿地方でも吹き荒れていました。ご依頼者が経営をされている店舗でも風害を被り、取り急ぎ近所の建築業者で修理してもらった。その時に屋根の葺き替えが必要と言われたが、どの程度の劣化具合なのか、一般的には何年くらいで屋根を葺き替えなければならないのかが判らないので、教えて欲しいとのことでした。

パラペットとステンレス製化粧支柱

店舗正面の壁面にステンレスの化粧支柱が設置されていますが、向かって左から2本目、3本目、4本目が剥がれて、宙ぶらりんになってしまったとのことでした。この化粧支柱がいつからの設置物かは不明ですが、下地への固定が緩んできていたのではないでしょうか。今回剥がれなかった、他の化粧支柱の固定状態も確認をしておく必要がありそうです。

営業店舗は現地調査を制限する

祝日と日曜日以外のほとんどは営業されていますので、通常営業時間帯の調査が不可能です。大屋根とパラペットの調査は、祝日か日曜日に行って欲しいとのことでした。店舗ですから仕方がない事情です。経営者様と相談の上、調査日を決めることになりました。

屋根裏(小屋裏)が雨漏りのカギ
店舗の2階は建築資材や在庫品を保管している倉庫になっています。
小屋裏の原木の棟木

用途は倉庫ですから、内装仕上げが省かれていましたので、屋根の裏側にあたる「小屋裏」と外壁の内側を確認することができました。

5寸無垢角材の大黒柱
大黒柱や小屋梁、桁には5寸、6寸の角材が使用されています。なかなか見ることが無い、希少な寸法の角材です。一般の家屋では3寸角材か4寸角材がせいぜいです。
6寸角材無垢の小屋梁

しかも集成材ではなく、1本の木から取り出された無垢の角材もなかなか手に入ることが無く、手に入っても高額で手が出ない木材です。

小屋裏の原木の棟木

棟木、大垂木には直径300mm程度ある原木が渡されていて、田舎の古民家や庄屋さんの屋敷などでしか見ることができない材料が使われています。昭和50年に築造したとのことですが、当時でも相当な予算をかけて建てられた店舗付き住居だと思います。

雨漏り跡(雨シミ)が見える壁裏

店舗正面のパラペットと大屋根の合端口(接合部分、取り合い部分)の直下に多くの雨漏り跡(雨シミ)が見られます。特にパラペットの左右と屋根の合端口(接合部分、取り合い部分)が最も多く見られます。

雨漏り跡(雨シミ)が見える躯体

その他はサッシ窓が左右の外壁に設けられていますが、サッシ窓の下部に多くの雨漏り跡(雨シミ)が見られますので、サッシ窓の上端と周囲から漏水しているものと思われます。

大屋根の上側では1箇所の雨漏り跡(雨シミ)が見られましたので、屋根も限界を超えていることが解ります。

雨漏りの痕跡(雨シミ)

この店舗では過去に2回、外壁塗装をされているそうです。過去の外壁塗装で雨漏りが止まっている可能性も考えられ、残っている雨漏り跡(雨シミ)は、外壁塗装前の過去のもので心配ない場合もあります。店主様と相談の上、雨降り(雨の日)の後に再調査をして判断することにしました。雨漏り跡(雨シミ)があるからと言って、やみくもに屋根工事と外壁塗装が必要だと不安を煽るような儲け主義では誠実な業者とは言えません。

最も多くの雨漏り跡(雨シミ)が見られた箇所は、店舗正面外壁の両側と大屋根の合端口(接合部分、取り合い部分)です。垂直に切り立ったパラペットの壁面を伝って流れ落ちた雨水が、谷樋で受けられた後に、円滑に排水されていない可能性が高いです。パラペット壁面と大屋根の合端口(接合部分、取り合い部分)には谷樋が敷き込まれていますが、板金の立ち上がり代が少ないか、谷樋の立ち上がり代がパラペット壁面の内側にきちんと飲み込ませていないなどが考えられます。

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