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施工事例
西宮市　M型スレート屋根の葺き替えリフォーム　防水シートも新調します

工事のきっかけ

西宮市のお客様より
「2階の室内で以前から雨漏りが発生しているため、原因を調査していただきたいです。
具体的な原因は不明ですが、屋根からの浸水が疑われます。
必要な修理内容や費用について詳しく知りたいので、まずは現地調査とお見積もりをお願いできればと思います。」

現地調査を行い、既存の屋根材を確認したところ、M型スレート屋根が使用されていました。
しかし、本来必要な水切りが取り付けられておらず、その部分が雨漏りの原因となっていたようです。

この問題に対する解決策として、高耐久のSGL鋼板屋根材への葺き替えリフォームをご提案したところ、お客様から工事のご依頼をいただきました。

西宮市屋根葺き替え,雨漏り修理,屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル),屋根材(金属)

ビフォーアフター

西宮市で雨漏りしているM型スレート屋根からＳＧＬ鋼板屋根材への葺き替え工事を行う前の様子

西宮市で雨漏りしているM型スレート屋根からＳＧＬ鋼板屋根材への葺き替え工事を行った後の様子

工事基本情報

施工内容: 屋根葺き替え,雨漏り修理,屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル),屋根材(金属)

施工期間: 10日

使用材料: 垂木　下地用合板　防水シート　IG工業スーパーガルテクト

施工内容その他: M型スレート屋根　ＳＧＬ鋼板屋根材　　葺き替えリフォーム

築年数: 34年

保証年数: 15年

工事費用: 仮設足場150,000円　屋根葺き替え1,440,000円

建坪: 屋根面積90㎡

街の屋根やさん宝塚店の魚住です。

本日は西宮市で行ったM型スレート屋根の葺き替えリフォーム　防水シートも新調しますの施工事例のご紹介となります。

スレート屋根とは、屋根の中でも代表的な屋根材となります。
軽い屋根材である一方割れやすい・色あせが早いなどのデメリットもあります。

この屋根材は日本瓦と比べると耐久性が低く、定期的な塗装や必要に応じて葺き替え工事を行うメンテナンスが求められます。

今回、雨漏りが確認されたため、葺き替えリフォームを実施することになりました。工事の内容や費用についても、今後の参考にしていただければ幸いです。

「修理するかどうかはわからないけど、屋根の上って見えないし、私の家の場合はどのくらいの費用が掛かるのか気になる・・・」

など、気になる点がございましたら弊社の「無料点検」をご利用ください！
「街の屋根やさん宝塚店へのお問合せ」はコチラ＞＞＞
英語対応も可能です！English-speaking staff is available.

この施工事例は街の屋根やさん神戸西店でもご紹介しております。

西宮市で屋根の葺き替えを行う現場紹介

こちらが雨漏りしているM型スレート屋根を葺き替えリフォームする現場になります。

【建物情報】
・エリア　西宮市
・築年数　34年
・2階建て木造住宅
・屋根材　M型スレート屋根
・現在　雨漏りあり

こちらのお宅では、5年前に他社で屋根と外壁の塗装工事を行ったそうですが、最近になって雨漏りが発生していることが判明しました。

こちらが雨漏りの原因とされているM型スレート屋根です。
数年前に塗装工事が施されており、一見すると見た目はきれいな状態ですが、詳細な調査で問題点が明らかになりました。

屋根の側面「ケラバ」と呼ばれる部分に本来設置されるべき水切りが取り付けられておらず、この箇所から長期間にわたり雨漏りが発生していたことが判明しました。

経年劣化による雨漏りは珍しくありませんが、このように施工時の不備が原因となるケースも少なくありません。

施工時の品質が重要であることを改めて感じさせる事例といえますので、屋根工事を依頼される際には、信頼できる業者を選ぶことが大切です。

M型スレート屋根には細かなひび割れが見られ、経年劣化が進んでいる状態でした。

スレート屋根にひび割れが発生する原因としては、時間の経過や気候条件が大きく影響します。
特にスレートは耐久性に優れていますが、長年にわたり雨風や紫外線、温度変化にさらされることで徐々に劣化して、表面に亀裂が生じやすくなります。

さらに、急激な温度変化もひび割れを引き起こす一因です。
スレート材が熱で膨張し、冷え込むと収縮するという動きを繰り返すことで、材質に負担がかかり、ひび割れの発生リスクが高まります。

こうした問題を防ぐためにも、スレート屋根には定期的な点検と必要に応じたメンテナンスを行うことが重要です。

早めの対応が、雨漏りや大規模な修理を防ぐ鍵となりますので、屋根の状態が気になる場合はお気軽にご相談ください。

既存のM型スレート屋根を撤去していきます

まずは既存の屋根材の撤去からスタートしていきます。

現在の屋根はM型スレート屋根が使われており、釘でしっかり固定されています。
この釘を一本ずつ丁寧に抜きながら、屋根材を取り外していきます。

撤去作業では、特に周囲への配慮が重要です。
釘や取り外した材料が飛び散らないよう、慎重に作業を進めるのはもちろん、作業中もこまめに掃除を行いながら進めます。

葺き替えリフォームを進めている現場では、雨漏りの影響で一部の下地材が腐食している状態でした。

屋根葺き替え工事では、新しい下地材を全面的に増し貼りするのが基本ですが、その前に腐食している箇所を適切に取り除き、新しい下地材に交換する作業が必要です。

この工程を省くと、屋根の耐久性や仕上がりに影響が出る可能性があるため、慎重に進めていきます。

雨漏りによるダメージが広がる前に、早めの対処が大切です。

屋根の葺き替えリフォームで下地の補強を行います

写真のように雨漏りの影響で腐食していた下地材を慎重に取り外し、新しい下地材へと交換しました。
腐食部分をしっかりと補修することで、屋根の耐久性と安全性を確保できます。

腐食部分の補修が完了した後は、屋根全体に新しい下地材を増し貼りしていきます。
この作業を行うことで、屋根全体の強度を高め、次の工程で使用する防水シートや屋根材をしっかりと固定できる基盤を作ります。

雨漏りの被害が広がらないよう、細部まで丁寧に作業を進めていきます。

次は「垂木」（たるき）と呼ばれる角材を取り付けます。

垂木とは、屋根の骨組みを形成するために用いられる角材になります。

この垂木は屋根の骨組みの一部として機能するだけでなく、空気層もできるので断熱効果も高まります。

既存の野地板の下にある垂木の真上に新しい垂木を固定していきます。
この垂木を取り付ける工程を入れることで、既存の下地と新しい下地の間に空気の層ができるので断熱効果もアップします。

雨漏りが発生している屋根の葺き替えリフォームでは、新しい屋根材を取り付ける前に下地用合板を垂木の上に取り付ける作業を行います。

この下地用合板は厚さ12ミリ、幅1820ミリ、高さ910ミリの大きな板で、しっかりとした屋根下地を作ることができます。

合板を隙間なく取り付けることで、屋根全体の安定性と耐久性が向上します。
垂木にビスでしっかりと固定して進めていきます。

雨漏りしているM型スレート屋根からＳＧＬ鋼板屋根材への葺き替えリフォームで下地完了

これで、上からどんな屋根材を葺いても大丈夫な感情な下地ができました。

雨漏り対策となる防水シートを貼ります

先ほど完成下地の上に新しい防水シートを貼ります。

屋根の下に貼る防水シートですが、耐久年数はおおよそ25年くらいと言われています。
防水シートのメンテナンスに関しては、屋根のカバー工法、もしくは屋根の葺き替えを行う必要があります。

防水シートにも何種類もありますが、今回は「改質アスファルトルーフィング」と呼ばれる防水シートを使用します。

従来の防水シートと比べてゴムの繊維が含まれているので、屋根材を固定する際にビスなどを貫通させても漏水しない素材になっています。

この防水シートは施工が比較的容易で、耐久年数も35年以上と長持ちするため、費用対効果も良いとされている防水シートです！

長期的な雨漏り対策の期待もできる、優秀な防水シートです。

端部に関しては立ち上げるような形で貼っていきます。

新しい屋根材はスーパーガルテクト

防水シートが敷けたら、新しい屋根材を葺いていきます。
今回使用する屋根材はIG工業さんが製造する「スーパーガルテクト」です。

【IG工業スーパーガルテクトの特徴】

・金属屋根ですがガルバリウム鋼板なので錆に強い

・非常に軽量なため耐震性が高い

・断熱材が屋根材に取り付けられている為、断熱効果が高い

・引っ掛け工法により台風や地震に強い

この屋根材は材質がガルバリウム鋼板（鉄とアルミの混合金属）でできているのでひび割れる心配もありません。

この屋根材は、屋根材同士をひっかけて設置し、更にビス止めを行って固定しています。

その為、台風や地震にも強い屋根材となります♪

弊社の現場では現在ほとんどの屋根工事でこの屋根材を使用しています。

もちろんご希望により、ほかの屋根材を選んでいただくことも可能ですので工事前にご相談ください。

スーパーガルテクトのメリットとデメリットも紹介しておきますね。

【スーパーガルテクトのメリット】
・断熱材が入っているので断熱効果が高い
・重量は瓦屋根の10分の１
・屋根材同士を引っ掛ける工法で台風・地震に強い
・割れることがない

【スーパーガルテクトのデメリット】
・瓦屋根に比べると重厚感・高級感は劣る
・20～25年で色あせ、塗装する必要がある

上記を踏まえてどのような屋根材が合っているのか、ご相談に応じますので工事の際はお気軽にご相談ください。

スーパーガルテクトには2種類のグレードと豊富なカラーバリエーションがあるのでご紹介いたします。

【カラー展開】
フッ素グレード
・ブラック
・ブラウン

標準グレード
・ブラック
・ブラウン
・チャコール
・グリーン
・ブルー
・ワインレッド

フッ素グレードは表面の色あせ保証が標準グレードよりも5年長くなっています。

スーパーガルテクトを葺いた後の端部の収まり

屋根材を葺き終えたので、棟板金の下地材を取り付けます。

下地には木材が使用されることが多いですが、そのほかにも
・防腐木材
・樹脂
など合わせて3つの材質があります。

【木材】
・費用が安い
・時間とともに腐食の可能性がある

【防腐木材】
・木材に比べて耐久性が高い
・腐食や害虫の被害を防ぐために処理されている

【樹脂】
・長持ちし、メンテナンスが容易
・耐水性や耐腐食性に優れているが、木材に比べてコストが高め

等、様々なメリットデメリットがありますので現場ごとに適切な材料を選択するようにしています。

下地を取り付けたら上から棟板金を被せます。

材質はガルバリウム鋼板の板金材を使用します。
軽くて錆にも強いのでおすすめの材質で、弊社では屋根を葺き替える際の屋根材としてもよく使用しています。

強風にあおられて飛んで行かないように、ステンレスのビスでしっかり固定します。

ジョイント部分にはコーキングを挟み込んで、漏水対策を行います。

屋根と外壁が取り合う部分にも、棟板金の時と同様下地木材を取り付け、雨押え板金と呼ばれる板金材を取り付けます。

このような壁際は吹き降りの雨が降った際などに雨が入り込みやすいので防水シートを敷く際も立ち上げて敷くようにしています。
最後にシーリングで二重に雨漏り対策を行って今回の工事の作業はすべて完了です。

西宮市で行った屋根葺き替えリフォームの費用と保証内容

今回西宮市にて行った屋根の葺き替え工事の費用ですが、施工範90㎡に対し、1,440,000円（別途足場代150.000）となりました。

今回使用した屋根材のIG工業スーパーガルテクトには、メーカー保証が付いています。

・表面の塗膜が剥がれないこと　15年
・表面に錆が発生しないこと　20年
・表面に穴が開かないこと　25年

上記に加えて弊社の工事保証として
・屋根からの雨漏り
・屋根材の飛散
に対して15年間の保証もお付けしております。

更にアフターメンテナンスとして2年に1回の無料点検も行っておりますので、ご利用ください。

施工後にお客様から頂いた口コミ

Q・当初、工事を依頼する会社にどんなことを期待されていましたか？
A・安く工事してもらえるかな？雨漏り止まるかな？

Q・弊社にご依頼いただく際に他社と比較しましたか？
A・屋根テックと雨漏りプロさんと瓦屋さん　3軒でした

Q・弊社に工事をご依頼いただいた決め手は何ですか？
A・料金の安さ　営業の対応の良さ

Q・工事が終わってみていかがですか？良かったこと・嬉しかったことを頂戴できましたら幸いです
A・短期間で工事してもらえ、見た目も良くなり気に入っています。

Q・弊社を他の方に紹介するとしたらなんと紹介しますか？
A・他社さんはわかりませんが、対応良くいい業者さんですよ

この度は、ご成約いただきありがとうございました！

建物というのは年数とともに老朽化し、様々な場所から雨漏りしてきます。

どこがどのように雨漏りしているのか？どんなリスクがあるのか？等
きちんと原因を突き止めて工事することが雨漏りの解決のカギです。

むやみに大きな工事をしなくても直る場合もあります。
正しい知識で必要な工事が行えるよう街の屋根やさん宝塚店・神戸西店ではご対応させていただいております。

屋根の状態というのは雨漏りでもしない限り、目にする機会がない方がほとんどです。

ですが、屋根の上に上がって状態を確認するのは危険が伴います。

無理をせず、プロにお任せください。

現状のお困りごとはもちろん、先のことまで視野に入れてご提案をさせて頂きます。
皆様のお困りごとを解決できるご提案ができるよう一緒に考えて参りますので、気になる箇所は何点でもご相談くださいませ！

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