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施工事例
【神戸市北区　洋瓦屋根の雨漏り修繕】部分葺き替え工事

工事のきっかけ

神戸市北区のお客様より
「現在自宅の外壁塗装中なのですが、室内に雨漏りしています。現在は洋瓦の屋根材なのですが、見た目には特にこだわらないのでできるだけ安く修繕をお願いしたいです。
部分的に修理は可能でしょうか？」

とお問い合わせいただきました。

既存の屋根材はかなり劣化が進んでおり、下の防水シートも破れている様子でした。
部分的な修理を、とのことでしたので雨漏りしている下屋根のみ葺き替え工事のご提案をさせていただきました。

お見積もりをさせていただき、以外と費用が安かったので、とご成約いただきました。

神戸市北区屋根カバー工事,屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 屋根カバー工事,屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)

施工期間: 3日間

使用材料: ケイミュー　セイバリーグランデグラッサ　色ファジーオレンジ

施工内容その他: 屋根断熱

築年数: 43年

保証年数: 10年

工事費用: 380,000円（税込み）

建坪: 施工屋根面積30㎡

街の屋根やさん宝塚店の魚住です。

今回は、【神戸市北区　洋瓦屋根の雨漏り修繕】部分葺き替え工事の施工事例のご紹介です。

今回は既存の屋根材が洋瓦のお宅です。

一部の下屋根から室内にあまもりしており、修繕されたいとのことでした。
ただ、予算的にすべての屋根を葺き替えるのは厳しい・・・とのこと。

雨漏りの箇所を特定し、その部分のみ葺き替え工事を行いました。

今回は一面のみに行った葺き替え工事の様子をご紹介します。

【神戸市北区　洋瓦屋根の雨漏り修繕】現場紹介

こちらが今回、部分的に屋根の葺き替えを行うを行う現場です。

【建物情報】
・エリア　神戸市北区
・築年数　43年（2階建て木造住宅）
・屋根材　洋瓦※現在雨漏りあり
・工法　　部分的に葺き替え

お写真でもわかるように室内の天井には大きな雨漏りのシミができています。

これはかなり大きなシミですので、かなり長い間雨漏りしていたのではないかと思われます。

このまま放置しているとおうちの木材が腐食してしまい、大掛かりな修繕が必要になってしまいます。

雨漏りのシミを見つけたら、必ず早めに専門業者に相談してください！

こちらが雨漏りの原因となっている下屋根です。

既存の屋根材は洋瓦になっています。

屋根材の断面がS字になっていることから「S瓦」と呼ばれているそうです。
洋風なお家によく使用されています。

材質は陶器でできていますので、色あせすることはありませんが、瓦なので割れやすい、重たいなどのデメリットがあります。

室内への雨漏りの原因はどうやら壁際だと考えられます。

壁際に施工される漆喰を何度か修繕した跡があります。

ですが、漆喰は雨漏りの原因ではなく、瓦の下の防水シートが破れて雨漏りをしているようです。
防水シートが破れていると、漆喰を修繕しても雨漏りが止まることはありません。

防水シートが破れて雨漏りをしている場合は、屋根の葺き替え工事は必須となります。

【神戸市北区　洋瓦屋根の雨漏り修繕】重たい瓦を撤去

それでは葺き替え工事を行うにあたり、既存の屋根材である洋瓦を撤去していきます。

写真は外した洋瓦です。
瓦事態に目立った劣化は見られませんが、瓦の下はボロボロになっています。

こちらは土葺き工法で施工されています。
瓦の下に土を葺いて、その下に防水シートを貼る工法です。

ただ、今回瓦の下にひいてあったのは防水シートではなく杉皮でした。
杉の皮は油分を多く含むことから、昔は防水シートの代わりに使用されていたようですが年数もかなり経っていますので、防水機能は完全に失われています。

瓦屋根を撤去する際はほこりが立つので、仮設足場を設置して養生しています。

洗濯物などにほこりがかかってしまうと大変なので、ご近所さんへのご挨拶も行っておくと丁寧です。
弊社ではお客様に代わって、近隣の方々へのあいさつ文を事前にお配りしております。

撤去した瓦と土は基本的に弊社で処分をいたしますのでご安心ください。

【神戸市北区　洋瓦屋根の雨漏り修繕】下地補強

下地の姿が見えてきました。
が、長年の雨漏りの影響もあってか下地はかなり弱っていました。

垂木（たるき）と呼ばれる木材を使用して下地の補強を行います。
実はこの垂木は下地の補強目的だけでなく、下地の部分に空気の層を作ることで断熱効果を高める役割もあります。

垂木の設置ができたら、下地用合板を貼っていきます。

先ほど設置した垂木めがけて固定します。
こうすることで、どんな屋根材を上から葺いても問題ない下地の完成です。

【神戸市北区　洋瓦屋根の雨漏り修繕】防水シートで雨漏りをストップ

下地が完成したので、上から新しい防水シートを貼ります。

屋根の葺き替え工事の中では一番重要な工程になっています。

通常防水シートの耐久性は20年ほどと言われており、劣化しているといくら上から新しい屋根材を吹いても雨漏りを止めることができません。

屋根の吹き替え工事を行う際は、防水シートを新しくする事は必須になります。

【神戸市北区　洋瓦屋根の雨漏り修繕】新しい屋根材を葺きます。

今回使用する屋根材は「セイバリーグランデグラッサ」と呼ばれる屋根材です。
カラーベストの一種です。

スレート屋根ではありますが、アスベストは入っていない屋根材になっています。

メリットとしては軽くて安いというのが挙げられますが、やはりスレート屋根ですので、ひび割れしやすいと言うデメリットはあります。

どの屋根材にもメリットデメリットはありますので、ご予算に合わせて工事前に一緒に検討していきましょう。

新しい屋根材は1枚につき4本の釘で固定をしていきます。

本来はビスで固定する方が強度が出るのですが、ビスを使用してしまうと万が一破れてしまった際に差し替えることができなくなるため、今回は釘を使用しています。

カラーベスト屋根は1段ずつずらして葺いていきます。

気をつけながら施行しても施行中にも割れてしまうことがあるので、割れてしまった際はその場で張り替えます。
防水シートが見えなくなるまでどんどん屋根を張っていきます。

今回の屋根吹き替え工事は部分的に行っておりますので、既存の瓦屋根と新しいカラーベスト屋根の取り合い部分に垂木を取り付けていきます。

ここで収め方を間違えるとここから今度は雨漏りが発生してしまうので要注意です。

先ほど取り付けた垂木の上から板金材を被せます。

この板金材は弊社の工場で専用のプレス機を使用して加工した板金材になります。
加工業者さんに頼むと高額になってしまいますが、弊社であれば費用も抑えることが可能です。

【神戸市北区　洋瓦屋根の雨漏り修繕】修繕完了

雨漏りの原因か所となっていた壁際にも板金材を取り付けてすべての作業は完了です。

屋根の上にバルコニーがあったので、少し作業し辛そうではありましたが、きれいに収めることができました！

今回は費用を抑えるために、雨漏り箇所のみの葺き替え工事を行いました。

お客様も「これで内装工事ができます」と喜んでくださいました。

この度は、ご成約いただきありがとうございました！

屋根の状態というのは雨漏りでもしない限り、目にする機会がない方がほとんどです。

ですが、屋根の上に上がって状態を確認するのは危険が伴います。

無理をせず、プロにお任せください。

現状のお困りごとはもちろん、先のことまで視野に入れてご提案をさせて頂きます。
皆様のお困りごとを解決できるご提案ができるよう一緒に考えて参りますので、気になる箇所は何点でもご相談くださいませ！

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