HOME
施工事例
神戸市北区　太陽光パネルのある屋根でカバー工法　台風対策

工事のきっかけ

神戸市北区のお客様より
「自宅のリフォームを現在検討しています。屋根のカバー工法を行いたいのですが現在太陽光パネルを設置しています。これを脱着して頂き、屋根のカバー工法を行うことは可能でしょうか？台風の対策もしておきたいので、現地を確認して頂きお見積もりをお願いします。」

とお問い合わせいただきました。

現地を確認させていただいたところ、現在のスレート屋根の上に設置されている太陽光パネルは脱着可能でしたので、カバー工法とセットでご提案させていただきご成約いただきました。

神戸市北区屋根カバー工事,屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 屋根カバー工事,屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)

施工期間: 10日間

使用材料: IG工業スーパーガルテクト

築年数: 27年

保証年数: 15年

工事費用: 1,280,000円（パネル脱着費含む）

建坪: 屋根面積100㎡

街の屋根やさん宝塚店の魚住です。

今回は、神戸市北区で行った太陽光パネルのある屋根でカバー工法　台風対策の施工事例のご紹介です。

カラーベスト屋根とはスレート屋根の一種で、セメントを主成分にした屋根材です。

非常に軽量であることから耐震性に優れている屋根材です。

ですが、デメリットとして経年劣化で色あせしたりひび割れが出やすい屋根材となっています。

放置してしまうと雨漏りに繋がるケースもありますのでメンテナンスは欠かせない屋根材となります。

今回はそのカラーベストの上から新しい屋根材を葺くカバー工法で色あせやひび割れを改善していきます。

また太陽光パネルを設置しているお家も多く、新築の時から太陽光パネルが付いている場合と、後付けで取り付けられている場合の2パターンです。

どちらにせよ、屋根の工事を行う際は太陽光パネルの脱着も必要なので、その様子もご紹介いたします。

「修理するかどうかはわからないけど、屋根の上って見えないし、私の家の場合はどのくらいの費用が掛かるのか気になる・・・」

など、気になる点がございましたら弊社の「無料点検」をご利用ください！
「街の屋根やさん宝塚店へのお問合せ」はコチラ＞＞＞
英語対応も可能です！English-speaking staff is available.

この施工事例は街の屋根やさん神戸西店でもご紹介しております。

太陽光パネル付き屋根でカバー工法　台風対策

こちらが、今回太陽光パネル付きの屋根カバー工事を行う現場になります。

【建物情報】
・エリア　神戸市北区
・築年数　27年
・2階建て木造住宅
・屋根材　スレート屋根　
・太陽光パネル設置

現在屋根の上には太陽光パネルが設置されており、10年ほど前に一度塗装のメンテナンス工事を行われたそうです。

こちらが太陽光パネルの様子です。

太陽光パネルに関しては古いものではなく、台風対策は特に必要なさそうな状態でした。

次は屋根の方を点検していきます。

写真のように、屋根材にはひび割れている箇所が複数ありました。

スレート屋根は薄型の屋根材で、経年劣化でひび割れしてしまう特徴があります。

コーキングで応急的に補修することも場合によってはあるのですが、部分的に台風対策をしていくとなると屋根材の差し替えなどがおススメです。

スレート屋根の浮きも確認できました。

この屋根材は釘で固定されているのですが、年数が経つと屋根材自体の撥水機能が失われ、水分を吸って屋根材が反り返ってしまい、写真のような状態になります。

浮いてしまったスレート屋根は強風の影響を受けやすく、屋根材が飛ばされてしまうこともあるので早めの対策がおススメです。

今回は部分修理ではなくカバー工法を行っていきますのでその様子を次でご紹介します。

太陽光パネル付き屋根でカバー工法　太陽光パネルの撤去

屋根のカバー工法を行うにあたり、まずは太陽光パネルを撤去していきます。

屋根カバー工法とは、既存の屋根はそのままに、上から新しい屋根材でカバーする工法です。

メリットとしては既存の屋根材を撤去しない分、工数と処分費用が必要ないことです。
その分費用が抑えられるのでとてもおススメの工事となっております。

　

太陽光パネルには固定金具もついているので、金具も外していきます。

金具を外した後は穴があいてしまっているので、必ずシーリングで穴を埋めておきます。

太陽光パネル付き屋根でカバー工法　防水シート貼り

屋根の下に貼る防水シートですが、耐久年数はおおよそ25年くらいと言われています。
防水シートのメンテナンスに関しては、屋根のカバー工法、もしくは屋根の葺き替えを行う必要があります。

防水シートにも何種類もありますが、今回は「改質アスファルトルーフィング」と呼ばれる防水シートを使用します。

従来の防水シートと比べてゴムの繊維が含まれているので、屋根材を固定する際にビスなどを貫通させても漏水しない素材になっています。

施工が比較的容易で、耐久年数も35年以上と長持ちするため、費用対効果も良いとされている防水シートです！

長期的な雨漏り対策の期待もできる、優秀な防水シートです。

太陽光パネル付き屋根でカバー工法　スーパーガルテクト

防水シートが敷けたら、新しい屋根材を葺いていきます。
今回使用する屋根材はIG工業さんが製造する「スーパーガルテクト」です。

【IG工業スーパーガルテクトの特徴】

・金属屋根ですがガルバリウム鋼板なので錆に強い

・非常に軽量なため耐震性が高い

・断熱材が屋根材に取り付けられている為、断熱効果が高い

・引っ掛け工法により台風や地震に強い

この屋根材は材質がガルバリウム鋼板（鉄とアルミの混合金属）でできているのでひび割れる心配もありません。

この屋根材は、屋根材同士をひっかけて設置し、更にビス止めを行って固定しています。

その為、台風や地震にも強い屋根材となります♪

メリットとデメリットも紹介しておきますね。

【スーパーガルテクトのメリット】
・断熱材が入っているので断熱効果が高い
・重量は瓦屋根の10分の１
・屋根材同士を引っ掛ける工法で台風・地震に強い
・割れることがない

【スーパーガルテクトのデメリット】
・瓦屋根に比べると重厚感・高級感は劣る
・20～25年で色あせ、塗装する必要がある

上記を踏まえてどのような屋根材が合っているのか、ご相談に応じますので工事の際はお気軽にご相談ください。

スーパーガルテクトには2種類のグレードと豊富なカラーバリエーションがあるのでご紹介いたします。

【カラー展開】
フッ素グレード
・ブラック
・ブラウン

標準グレード
・ブラック
・ブラウン
・チャコール
・グリーン
・ブルー
・ワインレッド

フッ素グレードは表面の色あせ保証が標準グレードよりも5年長くなっています。

太陽光パネル付き屋根でカバー工法　棟板金の取付け

屋根材が葺けたら「棟板金」を新しく取り付けていきます。

まずは棟の部分に棟板金の下地材となる「貫板」（ぬきいた）の設置を行います。

先ほどの貫板の上から棟板金を被せます。

棟板金は強風などの影響を受けやすいので、ステンレスのビスで固定します。

この板金材は屋根材と同じ、ガルバリウム鋼板製なので錆にも強く安心です。

棟板金のジョイント部は水漏れしやすい場所になるのでコーキングを挟んで止水対策を行っておきます。

太陽光パネル付き屋根でカバー工法　今回の費用

最後に太陽光パネルを復旧させて、今回の屋根カバー工法は完了です。

屋根面積100㎡に対して、カバー工法の費用は1,280,000円（パネル脱着費含む）となりました。

太陽光パネルが付いていても屋根の工事の対応は可能ですが、脱着費用が別途必要になります。

スレート屋根は天気の影響をとても受けやすい屋根材となっています。

屋根のメンテンナンスを15年以上放置していませんか？
塗装だけでは屋根の状態をよくすることはできませんので、屋根の状態が気になる方は是非弊社までご相談ください♪

この度は、ご成約いただきありがとうございました！

屋根の状態というのは雨漏りでもしない限り、目にする機会がない方がほとんどです。

ですが、屋根の上に上がって状態を確認するのは危険が伴います。

無理をせず、プロにお任せください。

現状のお困りごとはもちろん、先のことまで視野に入れてご提案をさせて頂きます。
皆様のお困りごとを解決できるご提案ができるよう一緒に考えて参りますので、気になる箇所は何点でもご相談くださいませ！

お問い合わせフォームからまずはお問い合わせください。
「街の屋根やさん宝塚店へのお問合せ」はコチラ＞＞＞

レゴリスホーム株式会社は街の屋根やさん神戸西店と街の屋根やさん宝塚店の2店舗を運営しておりますm(__)m

兵庫県内でしたらどこでも対応可能ですので、いずれかの店舗にご相談ください。

英語対応も可能です！English-speaking staff is available.

【街の屋根やさん神戸西店のサイトはこちら】
https://yane-kobenishi.com/