
2025.03.10
こんにちは!街の屋根やさん宝塚店、生クリームが好きな京谷です(*^^*)今日のブログは、西宮市で行った「リシン壁の補修方法や塗装の必要性についてご紹介!」という内容の記事を書いていきますね!!今回は、ヒビ割れや色褪せが目立ち始めたために、現状の点検を実施して、適切な補修方法と塗装…

加西市のお客様より
「築30年を迎えた住宅の屋根と外壁のリフォームを考えています。
屋根はスレート屋根なので、カバー工法での対応を希望しており、外壁はALC素材で、シーリングの打ち替えと外壁塗装を行いたいと考えています。
外壁塗装に使う塗料についてのおすすめが分からないため、まずは調査をしていただき、その後お見積もりをお願いしたいと思います。」
現地調査を行い、既存の外壁材を確認したところ、経年劣化によりシーリングが硬化し、全体的にチョーキング現象が発生していることが分かりました。
戸建ての外壁塗装については、ラジカル制御塗料を使用することを提案し、その内容でお見積もりを作成。
費用や工法にご納得いただき、工事の依頼をいただきました。
この現場で使われているALCは「軽量気泡コンクリート」として知られる建材で、主に外壁や壁の間仕切りとして使用されています。
ALCはセメント、石灰、精製シリカ砂を混ぜて作られた外壁材で、耐久性が高く、建物の構造材としても広く利用されています。
加西市で行った戸建ての外壁塗装工事を工程ごとにご紹介します。
最初に、ALCの目地に設置されているシーリング材を取り替えます。
通常、ALCの場合はシーリングの増し打ちが一般的ですが、今回はお客様のご要望により、打ち替えを行うことになりました。
電動工具を使用して、古いシーリング材をきれいに撤去します。
外壁のALCの目地にはプライマーを塗布します。
プライマーは下地材とシーリング材の密着性を向上させるために非常に重要な役割を果たします。
塗り忘れがあると、数年以内にシーリング材が剥がれるリスクがあるため、しっかりと塗布することが必要です。
外壁の目地には新しいシーリング材を充填します。
加西市の現場で使用しているシーリング材は「オートンイクシード」という高耐久性の材料です。
このシーリング材は約30年の長持ちが期待されており、少し費用はかかりますが、非常におすすめできる製品です。
シーリング材をしっかり乾燥させた後、建物全体を高圧洗浄していきます。
外壁塗装においてこの工程はとても重要で、汚れや古い塗膜、カビなどを丁寧に取り除くことで、新しい塗料の密着性や耐久性が大きく向上します。
下地をきれいな状態に整えることで、塗装の仕上がりがきれいに保たれ、長く美観を維持できるのがポイントです。
外壁だけでなく、窓ガラスやその周辺もあわせて洗浄を行います。
日常では手が届きにくい場所も、このタイミングでしっかりと汚れを落とすことができるため、建物全体がすっきりとした印象になります。
破風板など金属部分の塗装に入る前に、丁寧なケレン作業を実施します。
錆をしっかり取り除かずに塗装をしてしまうと、見た目が悪くなるだけでなく、短期間で再び錆びてしまう可能性があります。
手作業や電動工具を使って表面を滑らかに整え、塗料がしっかり密着するよう下地を整えていきます。
次の工程は、外壁塗装において欠かせない下地処理になります。
破風板や庇などの金属部分には、まず防錆効果のある下塗り材を丁寧に塗布していきます。
この工程を省いてしまうと、早期に錆が再発する可能性が高まります。
また、使用する防錆材には複数の色があるため、仕上げの塗料との色の相性を考慮して選ぶと、より美しく自然な仕上がりになります。
続いては、戸建て住宅の外壁塗装における軒天部分の下塗り作業をご紹介します。
今回は下塗りに「パーフェクトサーフ」を使用し、仕上げには「水性ケンエース」を選定しました。
軒天は湿気がこもりやすく、カビのリスクが高い箇所でもあるため、防カビ性に優れた水性ケンエースはとても相性が良い塗料です。
仕上がりの美しさと耐久性、両方を兼ね備えた塗装が期待できます。
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