神戸市北区 【見積書大公開】ガルバリウム鋼板を使って天窓の雨漏り修理（面積９０㎡）
2025.06.22
みなさん、こんにちは🌟街の屋根やさん宝塚店の京谷ですっ！ 今回はいつもの現場紹介だけじゃなくて、実際に工事したおうちの見積書まで大公開しちゃおうと思います(๑•̀ㅂ•́)و✧ 外装リフォームって、「高そう！」「見積書の内容が難しい…」「お店によっ…
尼崎市 2階建てアパートで雨漏り修理 ウレタン防水工事
尼崎市のお客様より
「所有しているアパートで雨漏りしていると報告を入居者から受けました。
2階建ての築50年以上の古いアパートなのですが修理をお願いしたいです。雨漏りしている箇所の上は2階のバルコニーとなっているのでおそらくそこから漏れているんだと思われます。
一度現地を見ていただき見積もりをお願いします。」
とお問い合わせいただきました。
バルコニーの状態を確認したところ、コンクリート防水が施されており、ひび割れがひどい状態となっていました。
ウレタン防水をご提案させていただき、今回もご成約いただきました。
尼崎市 雨漏り修理,アパート
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 雨漏り修理,アパート
- 施工期間
- 2日
- 使用材料
- 田島 オルタックエース
- 施工内容その他
- ウレタン防水
- 築年数
- 50年以上
- 保証年数
- 5年
- 工事費用
- 70,000円
- 建坪
- バルコニー面積8㎡
こちらが、2階建てアパートの雨漏り修理を行う現場になります。
【建物情報】
・エリア 尼崎市
・築年数 50年以上
・2階建て木造アパート
・バルコニー防水 コンクリート
・現在 雨漏りあり
2階のバルコニーから1階の室内へ雨漏りしているということで、雨漏り修理のご依頼を頂いております！
マンションのオーナーさんは、入居者さんがいることもあり、中々バルコニーなどの状態を確認する機会がありません。
今回のように入居者さんからご指摘いただいて初めてわかるケースも多いんです。
雨漏りしているアパートの一室のバルコニーにウレタン防水を施していきます。
こちらが雨漏りの原因となっている既存のコンクリート防水の様子です。
コンクリート防水のメリットとデメリットについて、以下にまとめました。
メリット
・ 耐久性 コンクリート防水は、長期間にわたり効果を発揮し、建物の寿命を延ばすことができます。
・コスト効率のよさ 一度施工すれば、メンテナンスコストを抑えることができるため、長期的には経済的です。
・多用途 屋根、壁、基礎など、さまざまな部分に適用可能です。
・環境耐性 雨風、紫外線、温度変化など、過酷な環境条件にも耐えることができます。
デメリット
・施工の難易度 専門的な技術が必要で、施工ミスが防水効果を損なう可能性があります。
・初期コスト 他の防水方法に比べて、初期費用が高い場合があります。
・ひび割れのリスク コンクリートは収縮や膨張によるひび割れが発生しやすく、それが防水層の劣化につながることがあります。
・重量 コンクリート自体が重いため、建物の構造に影響を与える可能性があります。
先ほどご紹介したデメリットにも記載があるように、このバルコニーの防水もひび割れがひどくなっています。
今回はすでに雨漏りもしていることから、建物本体が湿って腐ったり、建物自体の強度に影響が出てくる危険があります。
大掛かりな工事になると費用もかさむので、ひび割れができてきたのを発見したら早めにメンテナンスしましょう♪
排水ドレンにごみが溜まっているのも発見しました。
バルコニーは排水ドレンが詰まると、水が正しく排水されずバルコニーに溜まってしまい、そこから雨漏りを引き起こすことも。
水がたまるとバルコニー自体をも劣化させてしまうので修理のサイクルを早めてしまいます。
今回行うのはウレタン密着工法という防水工事です。
その名の通り、既存の下地材に直接防水材を塗って密着させる工法です。
まずは施工範囲であるベランダを手作業で清掃します。
表面についた不純物が残らないようきれいに撤去していきます。
そこから、プライマーと呼ばれる下地材と防水材の密着性を高めてくれる下塗り材を塗ります。
このプライマーを塗り忘れると、せっかくの防水を行ったベランダが数年で雨漏りしてしまいます。
防水層を長持ちさせる為にしっかりとプライマーを塗り、土台を仕上げます。
プライマーが塗れたら一旦乾かします。
補修を行わずにウレタン防水を塗ってしまうと、元々できていたひび割れから水が浸透してウレタン防水層の下に水が溜まってしまうリスクがあります。
そうなると防水層だけでなく、バルコニー自体の強度にも影響が出てきます。
ひび割れ部分は決して放置せず、きちんと補修してから防水材を塗ります。
メリット
・高い柔軟性 建物の動きに追従でき、ひび割れにも対応可能
・シームレスな仕上がり 継ぎ目がなく、一体的な防水層を形成できる
・複雑な形状にも対応 流動性があるため、複雑な形状の場所にも施工が容易
・軽量 施工後の重量が軽いため、建物に負担をかけない
・耐久性が高い 適切に施工すれば、長期間にわたり防水効果が持続する
デメリット
・施工に手間がかかる 乾燥や硬化に時間がかかり、複数回の塗布が必要な場合がある
・温度依存性 気温や湿度に敏感で、施工環境によって硬化時間が変わる
・経年劣化 紫外線や気候条件によっては、長期的に劣化することがある
・熟練した施工技術が必要 均一な厚みや適切な硬化を得るために、経験豊富な技術者が必要
バルコニーの立ち上がり部分から順に塗っていきます。
バルコニー防水工事でウレタン防水の施工をするときは「2回塗り」が鉄則です。
時々1回しか塗らない業者さんもいるのですが、1回だと防水層の膜に十分な厚みが付かないので防水が長持ちしません。
手間のかかる工程ではありますが、必ず2回塗ります。
乾かしている間にものを置いたり、上を歩いたりしてしまうと防水層が傷んでしまうこともありますので注意です。
完全に乾くのに12時間～24時間必要となります。
たとえ施工面積が狭くても、乾かす時間は同じくらいかかりますので工期は数日間必要になります。
仕上げ材、トップコートを塗っていきます。
これは先ほどまでの中塗りとは異なり、1回で仕上げていきます。
仕上げの工程となりますので、ムラなどが出ないようにきれいに塗布します。
立ち上がりの部分などはハケを使用してトップコートを塗って仕上げ、ムラなく塗布することで劣化を防いでくれれ、防水層が長持ちします。
トップコートは日当たりのよい場所で8年ごとに塗り替えがおススメです。
定期的に表面の状態を確認し、ひび割れなどがないかチェックし、ダメージが目に見えてきたらトップコートの塗り替えを行うのが良いかと思います。
ひび割れが多発してボロボロになる前にメンテナンスを行いましょう。
これでウレタン防水工事の完了です。
5年間の工事保証を
・雨漏り
・防水材のひび割れ
・膨れ
に対してお付けしております。
更に、アフターメンテナンスとして2年に1回の無料点検も行っておりますのでご活用ください。
この度は、ご成約いただきありがとうございました！
屋根や屋上の状態というのは雨漏りでもしない限り、目にする機会がない方がほとんどです。
ですが、屋根の上に上がって状態を確認するのは危険が伴います。
無理をせず、プロにお任せください。
現状のお困りごとはもちろん、先のことまで視野に入れてご提案をさせて頂きます。
皆様のお困りごとを解決できるご提案ができるよう一緒に考えて参りますので、気になる箇所は何点でもご相談くださいませ！
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