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施工事例
尼崎市　築40年以上　連棟瓦屋根葺き替え工事

工事のきっかけ

尼崎市のお客様より
「実家の屋根の修理が必要と業者さんに言われています。両親は納得しているようなのですが、何となく費用が高いように感じます。
一度現地を見ていただき相見積もりをお願いできないでしょうか？」

とお問い合わせいただきました。

現地を確認すると確かに瓦屋根は割れたりズレたりしているところが複数箇所見受けられました。

ただ、築年数から考えると部分補修では工事後の保証ができないことから、葺き替え工事をご提案させていただきました。

費用も弊社の方が安かったことや、保証がある点を気に入っていただきご成約となりました。

尼崎市屋根葺き替え,屋根材(瓦)

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 屋根葺き替え,屋根材(瓦)

施工期間: 4日

使用材料: 垂木　下地用合板　防水シート　IG工業スーパーガルテクト

施工内容その他: 連棟屋根　費用　保証年数

築年数: 40年以上

保証年数: 15年

工事費用: 屋根葺き替え600,000円　仮設足場60,000円

建坪: 屋根面積35㎡　仮設足場　正面のみ

街の屋根やさん宝塚店の魚住です。

本日は尼崎市で行った築40年以上　連棟瓦屋根葺き替え工事の施工事例のご紹介です。

今回は瓦屋根からガルバリウム鋼板屋根への葺き替えの様子をご紹介いたします。

築年数が経つにつれて屋根が古くなると、葺き替え工事を検討される方も多いかと思います。
葺き替え工事はどのような屋根材に葺き替えるかで費用がかなり変わります。

今回葺き替えに使用したスーパーガルテクトは、葺き替え工事で最も需要の多い屋根材となります。
築年数が経っている方は是非参考になさってください。

「修理するかどうかはわからないけど、私の家の場合はどのくらいの費用が掛かるのか気になる・・・」

など、気になる点がございましたら弊社の「無料点検」をご利用ください！
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英語対応も可能です！English-speaking staff is available.

この施工事例は街の屋根やさん神戸西店でもご紹介しております。

築40年以上　連棟瓦屋根葺き替え工事　現場紹介

こちらが、尼崎市で連棟瓦屋根の葺き替え工事を行う現場になります。

【建物情報】
・築年数40年以上
・２階建て木造住宅（連棟造り）
・屋根材　瓦屋根（陶器瓦）
・現在　雨漏りあり

近隣の工事業者さんより瓦屋根のズレなど指摘を受けたことで、工事の必要性を感じたとのことでした。

ただ、雨漏りもしているようでしたのでこういったケースは早めに専門業者へ相談した方が良いです。
雨漏りは放置すればするほど、修理の際の工事規模が大きくなってしまうためです。

また、築年数が30年経過した屋根は基本的に雨漏りのリスクが高まります。
その為葺き替え工事は対策としてもとてもおススメの工事となります。

こちらは点検時の屋根の様子です。

お客様がご自身で部分的に修理が行われた跡がありました。

瓦屋根の一番高い部分に位置する棟瓦の隙間をシーリングで埋めているようです。

実はむやみに隙間を埋めて雨漏りの改善を図るのは逆効果。
雨水の逃げ道がなくなってしまうからです。

間違った方法で隙間を塞ぐと逆に雨漏りがひどくなるケースもありますので要注意です。

後、素人の方が屋根の上に上がって作業するのはとても危険なのでなるべく控えてくださいね。

ほかにもシーリングを塗って補修されている部分が複数ありました。
どの部分も経年劣化により、シーリング材が剥がれてひび割れの保護ができていない状態でした。

瓦屋根が割れてしまった場合の修理は、部分的な屋根材の差し替えが有効なので、予備の瓦などがある方は念のため取っておくと差し替える際に使用できます。

この状態の屋根であれば屋根裏には確実に雨漏りしているものと考えられます。

葺き替え工事のご提案をしてよかったです。

築40年以上　連棟瓦屋根葺き替え工事　瓦の撤去・処分

それでは葺き替え工事の最初の工程、足場を設置して、重たい瓦とその下の土を撤去していきます。

瓦屋根の下には土が葺いてあるので、屋根と一緒に撤去していきます。

今回の屋根の面積は35㎡ほどの広さですが、撤去する瓦と土の重量はなんと2トンオーバー。

これが屋根の上に載っているのは建物にとっても相当負担がかかります。

瓦と土を撤去し終えたら、古い防水シートが出てきました。

防水シートの耐久年数は通常25年から30年と言われています。
築年数を考えると耐久性はとっくに切れています。

所々穴が開いているのも見受けられます。
こういった破れなどは雨漏りの原因に繋がります。

屋根の葺き替え工事を行う際は必ず貼り換えを行います。

築40年以上　連棟瓦屋根葺き替え工事　下地補強

古い防水シートを撤去すると、屋根下地が出てきました。

下地材として20センチ程度の板が敷き詰められている状態ですが、隙間が多いだけでなく、瓦の重みで状態も悪くなっています。

雨漏りの影響で一部下地材が腐食して黒くなってしまっているところもあります。

このまま上から新しい屋根材を葺いても強度が出ない為この状態では新しい屋根材を葺けません。
屋根葺き替えの際は必ず屋根下地の補強を行う必要があります。

屋根の下地を補強する様子もご紹介します。

垂木（たるき）という木材を使用し、屋根の下地を補強していきます。

この垂木は屋根の骨組みの一部として機能するだけでなく、空気層もできるので断熱効果も高まります。

既存の野地板の下にある垂木の真上に新しい垂木を固定していきます。

垂木で下地の補強ができたら、下地用合板を貼ります。

今回は厚さ12ミリのものを使用します。
既存の下地と異なり、厚みがあるものを使用していますのでこの上からであればどんな屋根材を葺いても安心です。

下地用合板は耐久性を確保する為に、十分な厚さがあるものを選ぶ必要があります。

また、隙間なく貼り適切な間隔でビスを打って垂木に固定することが重要です。

築40年以上　連棟瓦屋根葺き替え工事　防水シート貼り

屋根の葺き替え工事で最も重要な工程ともいえる防水シートを貼っていきます。

防水シートを正しく貼った段階で、すでに雨漏りの心配はなくなります。

防水シートには雨水を遮断してくれるだけでなく、屋根下地の腐食を防いでくれたり、結露によるカビのリスクを減少させてくれます。

今回は「改質アスファルトルーフィング」と呼ばれる防水シートを使用します。

従来の防水シートと比べてゴムの繊維が含まれているので、屋根材を固定する際にビスなどを貫通させても漏水しない素材になっています。

施工が比較的容易で、耐久年数も35年以上と長持ちするため、費用対効果も良いとされている防水シートです！

各部に水切りという雨水が屋根の上を正しく流れていくようにするための部材も取り付けます。

今回は軒先とケラバ（屋根の側面端部）に水切りを取り付けます。

この水切りは屋根材と同じガルバリウム鋼板でできているので錆にも強く安心です。

築40年以上　連棟瓦屋根葺き替え工事　スーパーガルテクト

尼崎市での連棟屋根葺き替え工事で使用した軽量のスーパーガルテクトを葺いている様子

今回使用する屋根材はIG工業さんが製造する「スーパーガルテクト」です。

【IG工業スーパーガルテクトの特徴】

・金属屋根ですがガルバリウム鋼板なので錆に強い

・非常に軽量なため耐震性が高い

・断熱材が屋根材に取り付けられている為、断熱効果が高い

・引っ掛け工法により台風や地震に強い

この屋根材は材質がガルバリウム鋼板（鉄とアルミの混合金属）でできているのでひび割れる心配もありません。

この屋根材は、屋根材同士をひっかけて設置し、更にビス止めを行って固定しています。

その為、台風や地震にも強い屋根材となります♪

スーパーガルテクトのメリットとデメリットも紹介しておきますね。

【スーパーガルテクトのメリット】
・断熱材が入っているので断熱効果が高い
・重量は瓦屋根の10分の１
・屋根材同士を引っ掛ける工法で台風・地震に強い
・割れることがない

【スーパーガルテクトのデメリット】
・瓦屋根に比べると重厚感・高級感は劣る
・20～25年で色あせ、塗装する必要がある

上記を踏まえてどのような屋根材が合っているのか、ご相談に応じますので工事の際はお気軽にご相談ください。

※写真は別現場の写真を使用しています

スーパーガルテクトには2種類のグレードと豊富なカラーバリエーションがあるのでご紹介いたします。

【カラー展開】
フッ素グレード
・ブラック
・ブラウン

標準グレード
・ブラック
・ブラウン
・チャコール
・グリーン
・ブルー
・ワインレッド

フッ素グレードは表面の色あせ保証が標準グレードよりも5年長くなっています。

今回の現場ではグリーンを使用しました。

築40年以上　連棟瓦屋根葺き替え工事　注意点

スーパーガルテクトは構造上12ミリ程度の段差ができます。
その為屋根の棟部分から雨が入らないよう、防水シーラーと呼ばれる面戸材を貼り付けます。

15ミリ角程度のスポンジのようなものです。

棟の部分に下地となる貫板（ぬきいた）と棟板金を取り付けます。

貫板はほとんどの場合が木材となりますが、最近では人口木材や防腐剤が入ったものもあります。
気になる方は工事の前に一緒に適した材料を決めていきましょう。

貫板はステンレスのビスでしっかり固定します。

先ほどの貫板の上に棟板金を被せていきます。

この棟板金は、屋根材と同じガルバリウム鋼板でできているので、屋根材同様錆にも強く安心です。

棟板金は強風の影響を受けて飛散しやすいので取り付けの際はビス止めを行います。

築40年以上　連棟瓦屋根葺き替え工事　保証内容と費用

今回使用した屋根材のIG工業スーパーガルテクトには、メーカー保証が付いています。

・表面の塗膜が剥がれないこと　15年
・表面に錆が発生しないこと　20年
・表面に穴が開かないこと　25年

上記に加えて弊社の工事保証として
・屋根からの雨漏り
・屋根材の飛散
に対して15年間の保証もお付けしております。

アフターメンテナンスとして2年に1回の無料点検も行っておりますので、ご利用ください。

Q・当初、工事を依頼する会社にどんなことを期待されていましたか？
A・屋根から水が漏れていたので安く修理してほしかった。

Q・弊社にご依頼いただく際に他社と比較しましたか？
A・3社と費用を比べました

Q・弊社に工事をご依頼いただいた決め手は何ですか？
A・スピードある対応と、費用の安さ、工事の説明がわかりやすい。話しやすい。

Q・工事が終わってみていかがですか？良かったこと・嬉しかったことを頂戴できましたら幸いです
A・キレイな屋根になって安心してます。職人さん、暑い中ありがとうございました。

Q・弊社を他の方に紹介するとしたらなんと紹介しますか？
A・良心的な屋根やさん

今回の工事費用は35㎡に対して600,000円になりました。（別途足場費用60,000円）
屋根の面積が小さかったため、足場は正面のみの設置としました。

スーパーガルテクトを使用した屋根の葺き替え工法はとてもおススメの工事ですので、気になる方は是非お問い合わせください。

断熱効果も高まりますよ♪

この度は、ご成約いただきありがとうございました！

屋根の状態というのは雨漏りでもしない限り、目にする機会がない方がほとんどです。

ですが、屋根の上に上がって状態を確認するのは危険が伴います。

無理をせず、プロにお任せください。

現状のお困りごとはもちろん、先のことまで視野に入れてご提案をさせて頂きます。
皆様のお困りごとを解決できるご提案ができるよう一緒に考えて参りますので、気になる箇所は何点でもご相談くださいませ！

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