2024.10.21
こんにちは!街の屋根やさん宝塚店、生クリームが好きな京谷です(*^^*)今日のブログは、加東市で行った「瓦屋根の銅板谷樋から雨漏りしている原因調査」という内容の記事を書いていきますね!!戸建てにお住まいの方で、今現在、雨漏りでお困りの方も多いのではないでしょうか?屋根や外壁は年数…
今まで頑張って仕事をしてくれていたルーフィング材も、25年なりの経年劣化をしていますが、ボロボロになっている状態ではありませんので、撤去することなく以降も役割を果たしてもらいます。
この古いルーフィング材の上から新しい野地板を新たに張っていきます。近年の野地板は12mm厚の構造用合板(建物躯体を司る構造材)を使用しますので、一層屋根の強度が確保されることになります。
古いルーフィング材の下には新築時に葺かれた野地板がありますが、古いルーフィング材と野地板の微妙な隙間がミソなのです。
古い野地板、ルーフィング材、新しい野地板、新しいルーフィング材と、普通の屋根と比べて2重構造になっていることが解ると思います。
それぞれの建材の間に生じる微妙な隙間には、ごくわずかですが空気層が生まれます。この空気層がなによりの断熱材としての効果を生み発揮してくれるのです。
新しい野地板は、古い野地板のさらに下地になっている垂木に打ち付けていきます。古い野地板も最低でも9mm以上の厚みがあると思いますが、35mmまたは45mmの角材である垂木に釘を効かせて行くことで、新しい野地板の固着強度が格段に上がるのです。
屋根職人は釘打ち機で打つと、その感触で下地の下地である垂木に釘が効いているか否かが解ります。ずしんとした感触が得られた時、垂木に釘が到達したことが体感できるのです。
体感できなかった時には打ち直しをしますが、前の釘穴には必ずコーキング処理を怠りません。コーキングをしなくても雨漏りの心配はないのですが、万一将来的に釘をつたって水分が侵入しないようにコーキング材を打っておきます。表面の屋根材で保護されたコーキング材は、30年以上防水機能を発揮しますので、安心できます。
野地板の重ね葺きが終わると、さらにその上から新しいルーフィング材を敷き込んでいきます。田島ルーフィング社製の改質アスファルトルーフィング材「PカラーEX+」です。
旧来のJISA6004アスファルトルーフィング940よりも上質で高耐久。コストパフォーマンスもよく推薦できる下葺き材です。若くて屈強な屋根職人が引きちぎろうとしても難しいほど強力なルーフィング材が、お家の屋根を完全防護します。
ルーフィング材の敷設でも、メーカーの標準施工要領を厳守します。
縦方向の重ね代は100mm以上
横方向の重ね代は200mm以上
これを守り、大棟の下にはさらに捨て貼りを1枚追加します。
これで防水対策は完璧です。
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