2024.08.16
こんにちは!街の屋根やさん宝塚店、生クリームが好きな京谷です(*^^*)今日のブログは、三田市の現場からご紹介する「屋根重ね葺き工事の一部ので鳩小屋のリフォーム」を行った時の様子を書いていきますね!!スレート屋根は古くなるとひび割れなどが発生し雨漏りに発展するため、重ね葺き工事な…
毎日すべての作業が対象ですが、危険予知活動、略してKY活動、KYミーティング、TBミーティングとも言いますが、本日作業の内容の再確認、その作業内容から想定される危険箇所やついしてしまいがちな不安全行動を挙げて、労災事故を撲滅することを誓い合う、作業前の会議です。作業が1人でも実施します。
そんなに飛ばされたのに半年近くもそのままで大丈夫だったのと疑問に思われる方も多いかと思います。強風で損傷した当時も屋根職人さんとともに調査をしましたが、屋根材表面の「働き部分」だけが引き裂かれて吹き飛ばされてしまいました。
昨年の台風21号の直後は被害がそこかしこで見られましたので、屋根やさんが来てくれないとか電話が通じないなど大変な状態でしたが、さすがに5か月も待たされることはありません。
屋根やさんにもよりますが、長くても数か月程度でしょう。普段は即日の工事も可能ですのでご安心ください。
実はこのマンションの台風の被害は屋根だけではありませんでした。軒天井が水分を吸い込んでシミが残ってしまった、雨どいが割れてずれた、外壁コーキングの隙間から雨水が入り込んで白いシミ跡が残った、共用廊下や階段の照明器具が破損したなどの被害が出ました。
ここまでの被害になるとじっくりと修繕工事計画を練らなければなりません。一番気になる屋根が、直ちに雨漏りする可能性が低いと分かったことが不幸中の幸いでした。
施工順番を待つことができましたし、被害を受けた箇所の状態を経過観察して、部分交換で良いのか全体交換か、塗装で十分な処置と言えるのかなど、検討する時間がありました。それも屋根の綿密な調査と正確な判断があったからに他なりません。
ケラバ方向では軒先から反対の軒先までの寸法を計測します。また軒方向ではケラバから反対のケラバまでの寸法を計測します。事前の調査で確認ができていますが、今一度間違いがないかを確認します。
この確認作業は、ルーフィングシートの敷き込み割り付けで無駄が出ないようにするために重要な作業なのです。
この作業で材料の使用数量の再確認ができますし、重ね張りマージンを等量与えることができ、屋根の防水対策に寄与します。
大量の屋根資材がある時は「電動昇降機」を設置しますが、本日作業はルーフィングシートの敷設だけでしたので、人力で上げていきます。この防水シートは1ロール20kg以上ありますので、13ロールを上げるには屈強な職人さんでも「今日一番の仕事」と言ってしまうくらいの重労働で、息を切らせていました。屋根職人さん、お疲れ様です。
耐久年数も20年から30年はもちますので、たとえ表面の屋根材から雨水が侵入することがあっても、カスタムライトがはじき流してくれます。20年を超えてからその値打ち、真価が発揮される頼もしい防水シートです。
屋根工事の鉄則ですが、水下から水上へ張り上がっていくのが定石です。この定石を破ると必ず雨漏りします。
1人でも施工が可能ですが、作業効率は2人組で進めた方が断然に高いです。新品のカスタムライトを開封し、軒先へ運びます。1人は粘着シートの保護シートを剥がしながら、ケラバと軒先の基準点を定めます。基準点が決まると、もう一人はロールを転がしながら仮置きしていきます。
2人が一定の距離をおいて、仮置きしたルーフィングシートが軒先レベルと平行になっているかを確認したうえで、保護シートを剥がしながら、しわが生じないように張り付けていきます。
1本の新品ロールが16mの規格ですので、このマンションの屋根16m強には、残念ながらちょっと足りません。
そこで各段で横方向の継ぎ目が生じますが、メーカー標準施工要領の200mm以上重ね合わせます。この屋根職人さんたちは300mm以上重ね合わせをしていました。
安全マージンをより確保したいとの思いからです。縦方向での継ぎ目はルーフィングシートに基準線が印刷されていますが、100mm以上の重ね合わせを守ります。
ルーフィングシートの敷設作業は棟芯まで張り進めず、その手前で一旦止めておきます。そして反対の棟へ回り、軒先から同じ作業を繰り返して張り進めて行きます。
屋根の頂上部分を棟と言いますが、そこで両側から張り進められたルーフィングシートがお見合いをします。屋根の一番高い部分を残していますが、そこが棟芯になります。最後の1枚は棟芯から均等に両側へ重ね合わせられるように仕上がります。
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