2024.08.16
こんにちは!街の屋根やさん宝塚店、生クリームが好きな京谷です(*^^*)今日のブログは、三田市の現場からご紹介する「屋根重ね葺き工事の一部ので鳩小屋のリフォーム」を行った時の様子を書いていきますね!!スレート屋根は古くなるとひび割れなどが発生し雨漏りに発展するため、重ね葺き工事な…
宝塚市在住のマンションオーナーK様からご相談を承りました。屋根材の一部が剥がれてしまっていて、近々屋根工事をしなければならない事を認識していたが、検討をしている期間さえ不安になってきたと。
K様はかねてからの当社の顧客で、内装工事の各部、具体的にはクロス張り替え工事、フローリング張り替え工事、キッチン入れ替え工事、トイレ入れ替え工事、洗面台入れ替え工事、ユニットバス入れ替え工事、エアコン修理交換工事、給湯器交換工事、電気工事、錠前交換作業、室内クリーニング作業のご注文頂いてきた方です。
昨年10月22日、全国的に被害を及ぼした台風21号の強風で屋根材の一部が剥がれてしまい、被害を知ったK様はご自分で屋根に上られ、被害状況の確認をされていました。
このマンションは一般的な脚立で大屋根に上ることができる構造にあったのでご自分で上られましたが、普通のマンションやお家では極めて危険ですので、できる限りお控頂きたいと思います。平屋でも3m近くあり、2階建てで6~7m、3階建てであれば10m以上の高さがあります。
屋根材が少しでも濡れていると、屋根の勾配(傾斜角度)と相まって大変に滑りやすい状況にあります。スケートリンクの上にでも居るような錯覚さえ覚えるほどで、万一足を滑らせて落下したら大けがを負うどころか死に直結してしまいます。
しかしその後、どう不安になられたのかを聞くと、「屋根材が至る箇所で剥がれてしまっているが、屋根材の下には防水シートが敷き込まれているのを知っているので大丈夫だと思っていた。でもよく考えると本当に大丈夫か専門知識を持ち合わせていない素人判断をしていると思った。」というものでした。
そして雨漏りが電気配線に及ぶと、短絡(ショート)して火災を招く恐れさえ出て来ますし、入居者が感電事故の被害に遭うことも考えられます。
K様に帯同をいただいて建物へ向かい、早速大屋根に上って屋根の破損状況の確認作業を行いました。状態はご覧の通りで、至るところで屋根材が剥がれてしまっていることが分かります。オーナー様もご存じありませんでしたが、この屋根材は「アスファルトシングル」という材料で、日本ではあまり馴染みのない屋根材ですが、アメリカでは住宅の80%以上で採用されている大変に有名な建材です。日本人が屋根といえば瓦を連想するように、アメリカ人ならばアスファルトシングルを連想するくらい、向こうではメジャーな屋根材です。
この屋根全体の防水シートの効果がきちんと残っているかどうかは、屋根材を全部剥がして目視しなければ断言できません。部分的に剥がれてしまっている箇所だけですが、80箇所くらいありますので、そこを軽く捲ってサンプリング調査すると、防水シートはいまだ健在で防水性能が確保できていることが分かり、お伝えすると安心していただくことができました。
左写真はルーフィングシートという防水シートの参考写真です。
ガルバリウム鋼板の「たてはぜ葺き」も最適です。理由を詳しくオーナーK様にお伝えして具体協議に入ることになりました。
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