2019.09.30
プロパンガスや浄化槽トイレは多く残る プロパンガスか都市ガスか気にしたことはあまりありません。 トイレの汚水処理が浄化槽式なのか水洗式なのかもあまり気にしません。 大都市でも郊外ではプロパンガスや浄化槽式は多く残っています。 旧式のガス供給、汚水処理方法が残っている理由を知ってお…
3階にお住いの女性の住人様から、洗濯機の水道水が噴き出してくるようになってしまった。これでは洗濯ができないので困っている。修理の仕方もわからないとのことでした。足場の上で作業をしていると、住人様も声をかけやすいのでしょう。
水道の蛇口をひねって開けると、このひびの割れ目から水が漏れ出てきていることが解りました。目視でも判りますが、触ってみるとはっきりと判ります。長年使われてきたことで、ポリアセタール樹脂が劣化していて割れやすい状態にあったようです。
屋根工事や外壁塗装工事においてもよく登場する紫外線劣化が割れやすくしていました。触ると手に白い粉がつくような状態です。外壁塗装が劣化した時のチョーキング現象とよく似ています。
この2箇所のひび割れは給水ホース側に1箇所と、洗濯機の蓋にあたる部分との2箇所あります。給水ホースは交換すれば解消できますが、本体側のひび割れはメーカーから部品を取り寄せなければ修理が出来ません。しかも製造年が古い場合は修理用部品の供給が終わっていることもあります。
まずは簡単に交換できる給水ホースから試してみることにします。
㈱三栄水栓製作所さんが供給している「自動洗濯機給水ホース」を用意しました。型番は「PT17-1X-1」です。
さっそく古い給水ホースを取り外します。蛇口側はロックレバーを指先で下げると、ワンタッチで外れます。実際にやってみるととても簡単です。
ここで注意!給水ホースを外すときは、蛇口は必ず締めておきましょう。当たり前のことですが、つい忘れて外したら、水浸し!ってよくあります。
洗濯機側はねじ込み式になっていますので、左回しで緩んでいきます。
最初少し固いかもしれませんが、回り始めると軽く回ります。
人の力で十分に回りますが、女性の方は滑り止め付きの軍手を装着して作業をすると、楽に外すことが出来ます。
新しいホースを装着します。古いホースを外した手順の逆の作業をすればよいので簡単です。
ホースが装着できたので水道蛇口をひねって開けていくと、ホースに水圧がかかり塩化ビニル樹脂でできている中間のホースは若干膨らみます。
給水ホースが新しくなりましたので、洗濯機と給水ホースの継ぎ目から水が噴き出すことはなくなりました。洗濯機の蓋に当たる部分からも水が噴き出しません。しかしそれだけでは原因がはっきりしません。
次に、実際に洗濯機に電源を入れて洗濯動作をさせてみました。それでも水漏れを起こすことがなく、正常に洗濯機が作動してくれました。ですから水道水噴出の原因は給水ホースのジョイント部のひび割れだと特定できました。
洗濯機蓋のひび割れが水道水噴出の原因でなくてよかったです。メーカーに在庫があっても届くまでに時間がかかりますから、洗濯ができない不便を我慢しなければなりません。
元口とは水道の蛇口に「自動洗濯機用給水ホース」を装着するときに必要な、強力な水圧に耐えてくれる金具のことです。
今回はこの「元口」の金具と樹脂が劣化していませんでしたので、元口なし商品を選んでいます。
元口が劣化している場合は、元口付き商品を選んでください。お店では商品をよく見比べて判別してください。
元口なし商品の場合は、パッケージの左上と中央下の方に「元口なし」「元口別売り」と表示されています。
元口は200円もしない部品ですが、無駄が出ないようにしたいものです。
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