外壁診断のご依頼のきっかけは、近所で当店が行っていた外壁塗装工事をご覧いただいたことでした。
「我が家もそろそろ点検を」と思われたとのことで、無料診断をご依頼いただきましたよ。それでは、ALC外壁に必要なメンテナンスを詳しく見ていきましょう!!
ALC(軽量気泡コンクリート)は、セメントや石灰、シリカサンドを原料に、アルミ粉末で発泡させて作られた建材ですね(^^♪
名前の通り軽量でありながら、優れた断熱性や耐火性を持っています。
建物の外壁や屋根材として多く使用され、その特徴から快適で安全な住まいを実現してくれる素材なんですよ。
ALCの表面は一見コンクリートのように見えますが、気泡が含まれているため軽く、加工もしやすいのがポイントです(*^-^*)
ただし、適切なメンテナンスを怠ると、劣化が進行しやすいというデメリットもありますね。
診断中、ALCの目地や軒天部分にひび割れが見られました。
このまま放置すると、雨水が侵入し建物内部にダメージを与える原因となります(>_<)
内壁のカビや腐食、断熱性や防音性の低下など、住まいの快適性にも影響を及ぼす可能性がありますよ。
外壁全体が色あせており、手で触れると白い粉が付く「チョーキング現象」が確認されました(>_<)
これは塗膜が紫外線や風雨により劣化しているサインです。この状態を放置すると、防水性能がさらに低下し、雨水が内部に染み込むリスクが高まりますよ!
外壁に取り付けられている板金製のBOXには錆が目立ち、茶色く変色していました(>_<)
外観の美観を損なうだけでなく、錆が進行すると強度が落ち、機能しなくなる可能性もあります。
無料診断の結果をもとに、以下の2つのメンテナンス方法をご提案しました(^^♪
ALC目地の増し打ち補修
既存の目地の上から専用のシーリング材を充填する方法です。これにより、ひび割れ部分を補強し、雨水の侵入を防ぎます。
外壁塗装
高圧洗浄で汚れを落とした後、下塗りと中塗り・上塗りの3層にわたる塗装を行います。これにより、防水性を回復し、外観も美しく仕上がります。
建坪約35坪のお宅で、仮設足場の設置を含めた工事費用は約90万円となります(*^-^*)
ALCの特性上、目地補修が必要ですが、モルタル壁の場合はこれが不要となり、費用が抑えられることもありますよ。
今回のように、外壁の診断やお見積もりはすべて無料で行っています(^^♪
ALC外壁の劣化を早めに発見し、適切なメンテナンスを施すことで、建物の寿命を大幅に延ばすことができます。気になる点があれば、ぜひお気軽にご相談ください!!
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