2024.08.16
こんにちは!街の屋根やさん宝塚店、生クリームが好きな京谷です(*^^*)今日のブログは、三田市の現場からご紹介する「屋根重ね葺き工事の一部ので鳩小屋のリフォーム」を行った時の様子を書いていきますね!!スレート屋根は古くなるとひび割れなどが発生し雨漏りに発展するため、重ね葺き工事な…
雨の影響とは関係のない症状ですが、コーキング打設時に入ってしまった空気が、気泡がとなって表れている状態です。充填していくときには空気が出て来るようにヘラで押さえていきますが、空気が出てしまわなかったのです。
攪拌は機械を用いて所定の時間をかけて十分に行いますので、材料はムラなく混合されますが、空気は必ず残存してしまいます。これが気泡の原因になります。
初回のコーキング打設と充填から48時間近くが経過していますが、念のため全体のコーキングの仕上がり状況を目視確認します。2箇所の気泡以外はすべて正常な状態でした。
まだ48時間以内ですので、コーキングを切ると、溶剤のにおいがします。
封切後ににおいがするということは、乾きが不完全ながら密着している証です。
しかしプライマーとコーキングが十分に密着する前の段階ですので、簡単に剥がすことが出来ます。
ベランダ側はモルタルにリシン吹き付け仕上げで納められています。外壁側はタイル張り仕上げになっています。ベランダ側のモルタルの端が弱くなっていて、割れている部分がありますので、割れているモルタルを残してコーキングでシールをしても、モルタルの割れ目から雨水が侵入してしまいます。
そこで思い切って割れているモルタルの天端は、部分的にモルタルを除去してしまいます。一昨日にコーキングを打ったところでもったいないのですが、長い目で見ればこの方が雨水に強い施工です。
なんとコーキングを切った箇所から水が出てきました。一昨日の雨がバルコニー天端から侵入してタイルと外壁下地の間を流れ落ち、干渉目地まで到達しているのです。
雨水の侵入は考えている以上に深刻です。根本的な解決を図らない限り、水分は建物を侵食し続けます
今すぐ気泡箇所の上側からの雨水侵入を根本解決することはできず、方針を検討するにも時間がかかります。
だからと言って一旦コーキングを打設して養生をしてしまうと、水の逃げ道がなくなってしまい、内部に水を溜めてしまいます。
水の逃げ道を確保しておく方が得策だと判断し、この箇所だけコーキングを切ったままにしておきます。
こちらは水が一番入りやすい箇所ですので、もう一度同じ要領でマスキングテープでタイルとモルタル面を養生し、プライマー液を塗布して行きます。
前のコーキングは完璧に除去する必要はなく、前のコーキングも密着を始めていますので、その上から再度プライマー液を塗布すれば、隙間なくコーキングが密着しますので問題ありません。
本日作業の本丸です。南側壁面は広く大きな面を作業しますので、作業進捗も早く広範囲に仕上げていくことが出来ます。一方廊下の各部は細々とした部分の作業が多く、南面よりも手間がかかり時間もかかりますので、本日中には仕上がらないでしょう。
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