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竪樋(雨どい)が歪んでしまうことになった原因を考察探究した4


竪樋のストレート配管の厚みは2mm以上あり、踏んでも変形しない強度を20年以上保っている

前回までのブログでも触れてきましたが、北西3階の分岐配管チーズだけが破損していました。


はじめは20年も経っていましたので、経年劣化が進み、部分的に破損してしまったのだろうと判断していましたが、修理した時の雨どい部材を切断し、触ってみて経年劣化ではない可能性を感じていました。


そう考えますと、ここの分岐配管チーズに余計な力が加わった結果破損したのだろうと考えられます。ではどんな余計な力が加わったのか。

3階の外壁に設置されているチーズには足場がなければ届かない位置にあり、人為的な力を加えたとは考えにくい

今は工事中ですので、足場が架設されていて、このチーズの位置に近づくことは簡単です。


しかし足場がなければ高い脚立や梯子がなければ、この位置に近づくことは難しい状態です。


もしかするとこの20年の間には何かしらの工事をすることがあって、高い脚立や梯子でこの位置に近づき、作業員さんが誤って壊してしまった可能性もあります。

でも竪樋と分岐配管のチーズの材質の厚みは2mm以上ありますので、人が踏んだくらいではほとんど変形すらしません。根元の配管はコンクリート土間に埋設されていますので、力を加えて揺れ動くこともありません。


誰かの人為的な行為の結果破損したとも考えにくいことだと考えるのが自然です。ではどうしたら割損してしまうのでしょうか。

最近建築されるマンションやビルの建築工事仕様書を閲覧してみました。一般の戸建てやこのマンションのような3階建てくらいの建物には指定されていない仕様がある事が判りました。


仮に10階建てのマンションが建築されているとします。その高さは30mを超えてきます。高層の建物を建築する時は、竪樋には8mごとに干渉緩和材料を設けることになっていました。

雨どいの伸縮継ぎ手

竪樋8mごとに干渉緩和材料が入れられる理由は、竪樋は途中で分岐配管やチーズで位置を固定されながら、上から下まで通っています。


上から下までが完全に固定されていると、動きにはめっぽう弱くなります。


特に縦揺れが大きい地震が発生した時に、力の逃げ場がなくなっているので、割損する可能性があるのです。

竪樋には縦揺れ応力を緩和するばねのような部材を必要とする

22年を数えるこのマンションは1996年に建築されています。阪神淡路大震災のあとですから、その後遺症ではありません。


しかし震度3から4程度の地震は何回も発生していました。毎回縦揺れと言うわけではありませんが、縦揺れがきつかった時の地震で力が集中してしまったのです。

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