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高槻市で屋根葺き替え工事現場のガレージ土間と擁壁を崩した真の原因


高槻市で瓦屋根からカラーベストへの葺き替え工事を行いました。

瓦を満載に積んだダンプの総重量は6トンに及びました。

調査を進めるとガレージ擁壁を崩すものは雨漏りでした。

コンクリート土間のガレージもメンテナンスが必要だと解かる事例です。

自動車を格納するガレージの表面は、未舗装、アスファルト、コンクリートと様々な形態があります。

自動車を格納するガレージの表面は、未舗装、アスファルト、コンクリートと様々な形態があります。


未舗装のガレージもまだまだ多くありますが、砂ぼこりや泥跳ねを避けるため多くは舗装されます。


道路表面の舗装はアスファルトが多いのですが、私有地はコンクリート舗装が大半でしょう。

ベランダやバルコニー、屋上の平らな地表面も、ガレージの土間と同じ表現して認識します。

土間とは旧家の台所などの地面だけでなく、平たい表面のことを指して表現します。


ベランダやバルコニー、屋上の平らな地表面も、土間と表現して認識します。


擁壁は、傾斜地の土壌が下手に流れないよう堰き止める構造物の事を言います。

真っ平ではない土地は、土壌の流出を防ぐために、大小様々な擁壁を設けます。

真っ平ではない土地は、土壌の流出を防ぐために、大小様々な擁壁を設けます。


このお宅はなだらかな丘陵地に位置しているので、ガレージ、宅地共に擁壁が設けられています。


ガレージと隣地境界にも高低差があるので、コンクリートブロックで擁壁が築造されていました。

ガレージ土間の表面には自家用車の荷重に耐えられなかったひび割れが入っていた

ガレージの表面がコンクリートで覆われ、高低差のある土壌を堰き止める擁壁はブロック。


共にコンクリート製品を使用した堅牢な造りで、雨水の侵入を遮り、耐荷重性も高い仕上がりです。


まずはコンクリート土間を見てみましょう。表面にひび割れが起こっている場所があります。

ガレージ土間のコンクリート厚みから、メタルラスが入っていない事が解る

細かく砕けている部分の破片を取り出してみると、コンクリートは3センチ程度の厚みです。


コンクリートが3センチ程度の厚みであれば、ワイヤーメッシュも入っていない可能性が大です。


ワイヤーメッシュとは、直径数ミリから5ミリ、6ミリまで様々な鉄製の丸棒の格子状の金網です。

ワイヤーメッシュは鉄筋コンクリートの鉄筋と同じ役割を果たしている補強材

ワイヤーメッシュは鉄筋コンクリートの鉄筋と同じ役割を果たしている補強材です。


コンクリートは硬くて頑丈な性質ですが、一定以上の衝撃に耐えられない脆さがあります。


コンクリート内部に鉄筋を配置する事で、衝撃エネルギーを粘るように受け止めます。


鉄筋とコンクリートは、熱に弱い鉄を、衝撃に弱いコンクリートを、相互に補完するパートナーです。


このガレージの土間にはワイヤーメッシュが入っていないので、表面が割れてしまっているのです。

ガレージの地盤の土と表面の土間コンクリートを受け止める壁面が擁壁です。

擁壁はブロック造りですが、よく見ると、表面の1段だけしかブロックが入っていません。


隣地境界の水路の底面から上は、斜面をモルタルで覆っているだけの状態です。


ガレージ土間の水平面と接する最後の段だけブロックが積まれています。

高低差がある土壌の土を、高い位置から低い位置に移動しないように留める事を山留と言います。

山留(やまどめ)とはどういうことなのでしょうか。山を留めると書きます。


高低差がある土壌の土を、高い位置から低い位置に移動しないように留める事を山留と言います。


山は地殻変動や堆積によって隆起し、平地よりも高く、盛り上がった地上の事を言います。


過去の地殻変動や堆積土砂によって形成された山も、流水によって浸食され平板化します。


日常の気象で雨が降りますが、雨水が流れて行く時に土壌も流れ落ちて行くことを侵食と言います。


擁壁は基礎地盤の土壌流出を防いで、高低差がある土地を安定的に保つ役割

住宅地の土壌が雨水で激しく侵食されたら、基礎地盤が痩せて行きます。


基礎地盤が雨水で痩せると、家の基礎コンクリートが安定的に維持する事が困難になり、傾いて行くのです。

斜面をモルタルで覆っただけで、擁壁の最終段だけがブロック積みでは脆弱です

ガレージの土間は、高低差を埋める擁壁が土壌の流出を防ぐことで、水準を保っているのです。


ガレージ土間の擁壁は、鉄筋を配したコンクリートブロックが水路の底面よりも下から積まれていれば頑健です。


しかし実際は斜面をモルタルで覆っただけで、擁壁の最終段だけがブロック積みでは脆弱です。


本来は、水路底面よりも下の地中にアンカーコンクリートを打設して、擁壁の基礎を造るべきです。


擁壁の基礎が頑丈で、4段ブロックが積まれていれば、30年が経過しても擁壁は崩れません。

水路底面まで鉄筋入りのブロックで山留する擁壁であれば崩壊してしまう事はなかった

まずはガレージ土間のコンクリート厚みが足りなかったことです。


次にワイヤーメッシュが入っていなかった事で、荷重を粘るように受け止められず割損。


ガレージ土間のコンクリートが割れると、雨水が浸み込み始めます。(雨漏りの始まり)


割れたコンクリートの隙間から雨水が浸み込むと、内部の土壌が水分で緩みます。


雨水を含んで流動化し緩んだ土壌は、ガレージ土間の荷重耐力を下げます。


強度が下がったガレージ土間に駐車した自動車は地盤を押し下げやすくなります。


自動車の重みで押し下げる力は、高低差がある下に集中します。


ガレージ土間に載る荷重は擁壁が受け止めようとします。


一番低い水路底面からブロックが入っていない斜面擁壁の荷重耐力は脆弱です。


受け止めきれなかった荷重は、擁壁の弱い斜面が崩れる事で現れてきます。


35年と言う長い時間をかけながら、脆弱な構造のガレージ土間と擁壁は、限界に達していきました。


新築から間もないガレージ土間と高低差を埋める擁壁の構造は、普通の人には見抜くことは出来ません。


本当に信頼できる工務店や建築業者に建ててもらった家でなければいけない事が良く解かります。


安いだけでは良い家は建ちません。手を抜かず、材料の質を落とさず、終の棲家は建てたいものです。

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