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西宮市T様邸のバルコニーFRP防水層の腐食した下地手直し工事


バルコニーの下地へは電動丸鋸で切れ目を入れていきます
丸鋸の刃が届かない場所でもマルチツールの刃は届くので、狭い場所でも切断できます

FRP防水層の下地は15mmのコンパネが敷き込まれています。電動丸鋸の刃の出代を17mmにセットして切り込んでいきます。


FRP防水層の厚みが2mmあるから17mmでセットします。しかし丸鋸の刃は円形ですので切開範囲の角部まで届きません。


そこで登場するのがマルチツールです。左右に高速微振動する刃が、狭い箇所まできれいに切断してくれます。刃にはメジャーも刻まれています。

コンパネを切開すると寸5の角材が出てきます。これも昨日確認していましたので想定通りです。カメラのレンズを潜り込ませて覗きます。


いちど水分を含んでしまった物とは思えないほど良好な状態です。4隅とも同じ状態で、これ以上濡らさなければ問題なしです。

雨漏りしたFRP防水層の内部
雨漏りしたが木材は腐食していなかった

下地の状態は切開する前にある程度判別することが出来ます。FRP層のうえからハンマーで軽く打音検査をします。


腐食している箇所は空洞を感じるような軽い音がしますが、木材がしっかりと詰まっている部分は堅い音がします。


これで事前に内部の木材のほとんどが健常であると判断していましたが、間違っていませんでした。必要最小限の手直し工事をします。

FRP防水内部は幸運にも木材が腐食していなかった
相当前から雨漏りしていたと思えないFRP防水層の内部
FRP防水層を切開する範囲を決めます

何も考えず腐食している箇所だけを切開すると、元通りの下地強度が得られなくなります。根太である寸5角材がどこに入っているかが重要です。


この寸5角材に新しい15mm厚のコンパネを乗せなければなりません。寸5角材の中心線から半分に乗るように切開範囲を決めます。

寸5角材の根太を見つけてその中心線で切断します
根太に載った構造用合板は、既存の合板と同じ強度を持ちます。

寸5角材が均等に敷き込まれていませんので、元通りの下地強度を確保するためには、このような形状で腐食部分を切開します。


スレンダービスを使用して、寸5角材に負担をかけないようにします。100mmピッチで打ち込んでいますので頑丈です。

FRP防水層を下地から補修する場合は、その部分を2層以上厚くします

コンパネが腐食していた部分は元々のFRP防水層を剥離していますから、この部分だけは厚めの8層仕上げをします。


1枚のガラス繊維基材にせず、あえて分割したガラス繊維基材を配置し、その上でフレーク工法を用いて境界付近を強化します。


4層で良いところですが8層仕上げをする理由は、継ぎ目の段差を均すためにサンダー研磨をしますので、2層厚くしておくと研磨しても十分な防水層が残ります。

2PLY仕様のFRP防水はガラス繊維基材の赤線の2重がその証拠です

元々のFRP防水層と新しい防水層は、アセトン処理をすることで一体化しますので、パッチ工法のような仕上がりではなく安心できます。


大半の健常な部分は、通常の工程を経てあらたなFRP防水層を形成していきます。2PLY仕様ですから、ガラス繊維基材は2重に敷き込みます。

FRP樹脂は硬化剤が添加された瞬間から化学反応を開始しますので、すばやく一気に樹脂を塗布します

FRP防水層が完璧に出来上がりましたので、中塗り工程に入りました。ポリルーフのS-3N30という主剤に硬化剤を添加します。


主剤に硬化剤を添加すると化学反応が始まりますので、またもや息継ぎなし50m一気泳ぎの作業工程に突入します。


平板な土間の樹脂塗装はローラーで均一に塗布するだけですが、立ち上がり部分は水切り板金の中まで塗布するので最も気を使います。


入念な塗布作業を敢行し指定のオープンタイムを取りましたが、なぜか中塗り樹脂が硬化しません。大変にまずい展開になってしまいました。

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