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マンション外壁のタイルが浮いている!剥落する危険性がある!


マンションの外壁タイルが浮いていて剥落すると重大事故につながる
タイルの干渉目地を境にして上側のタイルが浮き上がっていることが判る


足場が架かりましたので、2階や3階の外壁タイルの状態を間近に確認することが出来る状態になりました。やや浮き気味であることは認識できていましたが、詳しく調査をすると、何箇所かは剥落してもおかしくない状態にまで劣化していることが判りました。

一般的には打音診断棒や打診棒と言われる検査道具を使って、外壁タイルの表面をなぞってみるのです。表面を強く叩くとタイルは割れてしまいますから、叩いても軽くしか叩いてはいけません。

打音診断棒の先端には金属の球が付いていますが、これをタイル表面になぞらせると、タイルが下地のコンクリートやALC材にきちんと密着している場合は、硬く乾いた音がします。

反対にタイルが下地のコンクリートやALC材から剥がれて浮いている場合は、空洞を感じるような鈍い音がします。

打音診断棒 通称打診棒で外壁タイルの接着状態や浮き上がり状態を検査して知ることが出来る
打音検査棒は伸縮式なので少々高い位置でも広範囲に鉄球をなぞらせてタイルの接着状態を検査することが出来る

打音診断棒がなくても、この音や感触を感じてみることができます。お家のどこかにあるタイル面やコンクリート面を、貫通ドライバーのグリップエンドの方で傷がつかない程度になぞってみてください。内部に浮きが生じている場合は、硬く乾いた音ではない鈍い音を十分に感じ取ることが出来ます。

屋根からの落下物に注意

タイルはセメントやコンクリートボンドで強力に接着されています。その接着力は、何の外部要因も働かなければ、100年でも維持されるものです。しかし何かしらかの外部要因が作用するとタイルは浮いてしまいます。


例えば地震の揺れが基で接着剤が切れてしまったり、内部に水分が侵入して下地のコンクリートやALC表面を腐食させてしまうことで、接着効果が減退してしまう時に剥がれて浮いてきます。


浮いてしまっているタイルは、何かの拍子で剥がれて落ちてくる可能性が高くなっています。通行人や駐車車両に落下すると重大事故につながります。

バルコニー外壁の天端とタイルの境目のコーキング劣化によって内部に雨水が侵入してタイルが浮き上がった
バルコニー天端のシール効果が剥落しタイル内側に雨水が侵入して下地との接着効果を落とすことでタイルは浮き上がる

バルコニーやベランダの壁面とタイル壁の境目には、雨水などの水分が侵入しないようにコーキングが施されていましたが、ずいぶん前からそのシール効果がなくなっていたのでしょう。


コーキングが切れている箇所が何箇所もありました。その隙間から水分が侵入して、下地のコンクリートとALC材の表面を侵食していた可能性があります。

スチーム洗浄機の原理で、湿気や水分がセメントやコンクリートボンドの接着効果を破壊する

外壁が濡れても、塗装やタイルで表面が保護されていますので、雨水は流れ落ちて行き、自然状態でもすぐに乾燥しますので、悪影響はあまり生じません。


しかし下地のコンクリートやALCボードと、外壁タイルの内部に入り込んだ水分は、外部で自然乾燥しやすい状況よりも悪さをする加減が違います。


ケルヒャーのスチーム洗浄機を想像してください。温度の違いはあれども、湿気を多量に含んだ空気は、物質を分解する作用が働きます。この作用を利用したものでがスチーム洗浄機です。

水分の侵入がどれだけ、屋根や外壁、建物の躯体である柱や梁に悪影響を及ぼすか、ご理解いただけると思います。

地球の自転によって起こる波浪や気流、地球の内部活動で生じる地震や通行車両など私たちの活動によって、この世の全ての建物は動き続けている

干渉目地というものをご存知でしょうか。物と物が干渉するすることを避けるために、構造計算上必要とされて設けられている目地のことです。


一般の戸建て住宅でも、マンションのような大きな建物でも、地球の自転によって起こる波浪や気流、地球の内部活動で生じる地震や通行車両など私たちの活動によって、この世の全ての物は動き続けています。


建物すべてが、動くもの全ての影響を受けるのです。動くもの全てが、相互に動きの影響を及ぼし合います。だから建物には、物と物が干渉しあうことが無いように、小さいながら隙間を設けることが必要なのです。


外壁にサイディングボードで仕上げられているお宅が多いのですが、1.8mや3.0m間隔で、外壁材を継いで行きます。その継ぎ目にはコーキングが打たれているのですが、これが干渉目地の役割を果たしています。

干渉目地がタイル外壁に黒い帯として入っている

横幅が16mのマンションです。縦方向に4箇所の大きな目地が設けられています。およそ3.3m間隔で目地が設けられているのですが、この目地をしても揺れによって生じるひずみを受け止めることができなかった可能性もあります。

 

このマンションの屋根と外壁工事では、およそ50日間にわたって足場が組まれています。この工事の初期段階で発見できましたので、足場が架設されている期間に、外壁タイルの補修をどうするかを検討する時間が十分にあるからです。


足場が解体されてしまったら高所作業ができなくなります。足場が架かっているうちに対処ができるのは、二度手間だけではなく、足場費用の節減にもつながります。慌てず焦らず、前向きに考えたいものです。

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