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阪急石橋駅前ビルの外壁タイルが大阪北部地震の影響で割れた


阪急石橋駅前ビルの外壁タイルが大阪北部地震の影響で割れました。

外壁タイルは高級な質感を醸し出し、雨水の侵入を防ぐ役目も兼ねています。

外壁タイルが割れるとやがて雨漏りに繋がりますので、まずは被害の全容を明らかにします。

ちなみに地震の被害が外壁タイルに及んでいる事に気付いたのは、3か月以上も後の事でした。

地震で外壁タイルが割れたビルのタイル仕上げ面を確認する
地震で外壁タイルが割れたビルのタイル仕上げ面を確認する
地震で外壁タイルが割れたビルのタイル仕上げ面を確認する

ビル全体の壁面を確認します。まずは正面から、向かって左面、向かって右面、裏面を順次見て行きましょう。


鉄筋コンクリート造のビルの4面を確認しましたが、タイル張りの壁面はビルの正面と、バルコニーの側面です。


そして屋上ペントハウスの正面を中心に、その側面の一部を巻き込むようタイル張りになっているだけです。


その他の3面はタイル張りではなく、コンクリート躯体をマスチック塗装による防水仕上げになっていることが解かります。

大阪北部地震の影響で阪急石橋駅前ビルの外壁タイルが60枚割れた
大阪北部地震の影響で阪急石橋駅前ビルの外壁タイルが60枚割れた

大阪北部地震は縦揺れだったことが幸いで、震度6弱の猛烈な揺れだったにも関わらず、建物の倒壊が少なかったことが特徴です。


もし横揺れが特徴の大型地震であれば、もっと多くの家屋の倒壊が発生していたと考えられますので、不幸中の幸いです。


家屋や建物が倒壊しないまでも、モルタル外壁、サイディング外壁にひび割れが生じ、タイル仕立ての外壁では被害が多かったと考えられます。


ほぼビルの正面だけにしつらえられたタイル張りの割損被害調査をしましたが、60枚程度の被害にとどまっていました。

鉄筋コンクリートで造形された出窓の角部には地震に因ってクラックが入ってしまった

鉄筋コンクリート造のビルですが、出窓の周囲を鉄筋コンクリートで造形されていますので、その周囲が被害を受けていました。


実際の出窓の周囲に生じたひび割れがこちらです。出窓の上端部にクラックが生じています。上下方向の揺れに耐えられなかったのでしょう。


鉄筋コンクリートで成形された出窓躯体の重さは数百キログラムありますので、上下方向の地震の揺れにより支えきれずクラックが入ったのです。

陸屋根屋上ペントハウスの基礎にも地震に因るクラックが生じてしまった

屋上のペントハウスの基礎には何箇所ものクラックが入っていました。縦揺れの地震でも、上に行けば行くほど横揺れのエネルギーが働きます。

陸屋根屋上ペントハウスは地上よりも高い地にあるので揺れやすく地震の影響を受けやすい。

一般家屋の基礎は地面から数十センチの位置ですが、4階屋上のペントハウス基礎は高い位置にあるので、地上に近い位置よりも風雨を伴う雨水の影響を強く受けます。

陸屋根屋上ペントハウスの基礎にも地震に因るクラックが生じてしまった
小さなひび割れだと過信してしまいますが、地上よりも4階の屋上基礎には、ひび割れに吹き付ける雨水の総量が多くなります。
コンクリート内部に配筋された鉄筋に雨水が回り、弱酸性の雨水に触れた鉄筋は錆び、鉄筋は膨張して、内部からコンクリートを破壊する

建築物として最強の部類に入る鉄筋コンクリート造のビルやマンションでも、雨水の侵入は大きな影響を受け始めます。


木造の家屋はモルタルやサイディング、ALCボードなどで構成されますので、微量な雨水の侵入が長時間続くと致命傷になります。


それに対してコンクリートは雨水の浸潤が少ない性質を持ちますので、被害の実態を体感しにくく、気づくのが遅れます。


その間に進行する劣化は、コンクリート内部に配筋された鉄筋に雨水が回り、弱酸性の雨水に触れた鉄筋は錆びます。


錆びた鉄筋は膨張して、内部からコンクリートを破壊しますので、気づかぬうちに建物強度を低下させる恐怖が忍び寄ります。


鉄筋コンクリート造躯体、外壁タイル表面に生じたひび割れも、早めに対処をして雨水の侵入を防ぐ手立てを講じて下さい。


このビルでも地震に因る被害に気付いたのは数か月も後の事でした。今からでも遅くはありません。点検をしましょう。


専門家の目線で点検すると、様々な被害状態を発見することができます。セルフチェックのほかに街の屋根やさん宝塚店の無料点検制度をご活用ください。

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