川西市 2階建てアパートを無料調査！スレート屋根の棟板金が浮く原因
2025.03.16
こんにちは！街の屋根やさん宝塚店、生クリームが好きな京谷です(*^^*)今日のブログは、川西市で行った「2階建てアパートを無料調査！スレート屋根の棟板金が浮く原因」という内容の記事を書いていきますね！！今回のご相談は、棟板金の浮きについてです☆棟板金は屋根のてっぺんに取り付けられ…
宝塚市 古くなった棟板金と破風板をガルバリウム鋼板を使用して交換 メンテナンス小規模工事
宝塚市のお客様より
「家の下から見える破風板が古くなっているのが気になります。屋根もしばらくメンテナンスをしていないのでついでに点検してもらえると助かります。
点検後、修理が必要な個所にはどのくらいの修繕費がかかるのかも教えていただきたいです。
よろしくお願いします。」
とお問い合わせいただきました。
現地調査に伺わせていただき、屋根の状態を確認したところ破風板だけではなくスレート屋根の上に設置されている棟板金を固定している釘が緩くなり、浮き上がっている状態でした。
破風板の補修と一緒に棟板金の交換もご提案させていただき工事のご依頼をいただきました。
宝塚市 棟板金交換,破風板・軒天補修
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 棟板金交換,破風板・軒天補修
- 施工期間
- 1日
- 使用材料
- ガルバリウム鋼板製板金 タフモック
- 築年数
- 35年以上
- 工事費用
- 棟板金交換84,000円 破風板補修30,000円
- 建坪
- 棟板金の長さ計20m
【建物情報】
・エリア 宝塚市
・築年数 35年以上
・２階建て木造住宅
・屋根材スレート屋根
・現在 破風板の劣化と棟板金の浮き
破風板に関してはご自宅の下から見えていた為古くなっているのに気が付いたようですが、棟板金に関しては屋根の上なので今回の湯に点検をしてみないと中々気が付きにくいところですね。
残念ながらこのような状態は塗装では改善できませんので、今回はガルバリウム鋼板製の板金材を使用して古い木材をカバーしていきます。
このような状態を放置していると木材が水分を含んでどんどん劣化し、そのうち強風などで飛ばされたり、落ちてきたりすることもありますので放置は厳禁です。
経年劣化により釘が錆びて細くなり、抜けやすくなることがあります。
さらに、太陽熱による熱伸縮の影響で釘が抜けてくることもあります。
釘が緩くなっていることで、固定している棟板金は浮き上がってしまっており、隙間には手が簡単に入るようになっていました。
そのため、定期的な点検が重要ですが、釘ではなくビスで固定することで、抜ける心配を防げるため、お勧めします。
固定している釘が少し緩くなっているので周囲に落とさないように注意して外します。
棟板金の下には下地の木材が入れてあります。
木材も意外と古くなっていて、一部黒くなってしまっているところもありました。
棟板金を交換する際は基本的にこの下地材も交換します。
下地には木材が使用されることが多いですが、そのほかにも
・防腐木材
・樹脂
など合わせて3つの材質があります。
【木材】
・費用が安い
・時間とともに腐食の可能性がある
【防腐木材】
・木材に比べて耐久性が高い
・腐食や害虫の被害を防ぐために処理されている
【樹脂】
・長持ちし、メンテナンスが容易
・耐水性や耐腐食性に優れているが、木材に比べてコストが高め
等、様々なメリットデメリットがありますので現場ごとに適切な材料を選択するようにしています。
今回は樹脂製の下地材を使用しました。
材質はガルバリウム鋼板の板金材を使用します。
軽くて錆にも強いのでおすすめの材質で、弊社では屋根を葺き替える際の屋根材としてもよく使用しています。
強風にあおられて飛んで行かないように、ステンレスのビスでしっかり固定します。
ジョイント部分にはコーキングを挟み込んで、漏水対策を行います。
これで、棟板金の交換作業は完了です。
今回は足場がなくても工事が行える環境だったので梯子のみを使用して工事を行いましたが、破風板の補修作業をする際は基本的に仮設足場を組む必要がありますのでご了承ください。
新しい破風板板金を取り付けます。
このような破風板は既製品では販売がありません。
その為、現場で破風板の寸法を測り、加工をする必要があります。
下地が腐食している際は下地合板などの板を増し貼りして補強を行ってから今回のような工事を行う必要があります。
既存の板金材は釘で固定されていましたが、冒頭でもお伝えした通り、釘は経年劣化でやせ細るとユルユルになってしまいます。
釘で固定すると同じ事になりかねないため、今回はステンレスのビスを使用して固定していきます。
新しい破風板の板金材はガルバリウム鋼板と呼ばれる鉄とアルミでできた金属でできた材質を使用します。
塗り替えなどの必要もありません♪
これで破風板の板金牧工事も完了です。
棟板金交換84,000円
破風板補修30,000円
となりました。
今回は足場なしで行いましたが、基本的には足場の必要な作業となります。
この度は、ご成約いただきありがとうございました！
建物というのは年数とともに老朽化し、様々な場所から雨漏りやダメージが現れます。
どこがどのように傷んでいるのか？雨漏りしているのか？どんなリスクがあるのか？等
きちんと原因を突き止めて工事することが解決のカギです。
むやみに大きな工事をしなくても直る場合もあります。
正しい知識で必要な工事が行えるよう街の屋根やさん宝塚店・神戸西店ではご対応させていただいております。
屋根の状態というのは雨漏りでもしない限り、目にする機会がない方がほとんどです。
弊社では今回のような小さな規模の工事も承っております。
高いところに上がってのご自身での作業には思わぬ危険が伴うと共に、誤った判断で更に建物を傷めてしまう可能性もあります。
無理をせず、プロにお任せください。
現状のお困りごとはもちろん、先のことまで視野に入れてご提案をさせて頂きます。
皆様のお困りごとを解決できるご提案ができるよう一緒に考えて参りますので、気になる箇所は何点でもご相談くださいませ！
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