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施工事例
宝塚市　勾配の緩いスレート屋根から雨漏り　築40年2階建て軽量鉄骨のご自宅屋根リフォーム

工事のきっかけ

宝塚市のお客様より
「2階の室内に雨漏りが発生しているため、屋根の点検をお願いしたいです。過去に屋根塗装を行いましたが、既に15年以上が経過しており、劣化している可能性が高いです。
現在も雨漏りしているため、全体的な屋根工事が必要になると思いますが、どのくらいの費用がかかるのか教えていただければと思います。」

とお問い合わせいただきました。

現地調査の結果、勾配の緩い屋根にも関わらず最も不向きなスレート屋根が葺かれていました。

改善策として既存の屋根材を撤去し、緩傾斜に最適なガルバリウム鋼板製の立平を葺くご提案をさせていただきご成約いただきました。

宝塚市屋根葺き替え,雨漏り修理,屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル),屋根材(金属)

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 屋根葺き替え,雨漏り修理,屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル),屋根材(金属)

施工期間: 14日

使用材料: 下地用合板１２ミリ　改質アスファルトルーフィング　アーカイブ立平

築年数: 約40年

保証年数: 15年

工事費用: 仮設足場160,000円　屋根葺き替え2,100,000円

建坪: 屋根面積150㎡

街の屋根やさん宝塚店の魚住です。

本日は尼崎市にて行った、勾配の緩いスレート屋根から雨漏り　築40年2階建て軽量鉄骨のご自宅屋根リフォームの施工事例のご紹介です。

今回屋根からの雨漏りの原因は緩傾斜にありました。

屋根の傾斜は建物によって異なるのですが、それぞれの傾斜に合った屋根材というのがあります。

ちなみに、緩傾斜の屋根に水分を含みやすいスレートの屋根材は不向きです。
このケースはほぼ間違いなく雨漏りします。

少しでも異変を感じたらすぐに専門業者に相談してください。

「修理するかどうかはわからないけど、屋根の上って見えないし、私の家の場合はどのくらいの費用が掛かるのか気になる・・・」

など、気になる点がございましたら弊社の「無料点検」をご利用ください！
「街の屋根やさん宝塚店へのお問合せ」はコチラ＞＞＞
英語対応も可能です！English-speaking staff is available.
この施工事例は街の屋根やさん神戸西店でもご紹介しております。

築40年2階建て軽量鉄骨の屋根リフォーム　現場紹介

こちらが今回屋根の勾配が緩い平型スレートから雨漏りして立平へ葺き替える現場になります。

【建物情報】
・エリア　宝塚市
・築年数　40年以上
・2階建て軽量鉄骨造
・屋根材　平型スレート
・現在　雨漏りあり

2階の室内へ雨漏りしているという事で、ご相談をいただきました。

既存の屋根はスレート屋根になっていました。
スレート屋根の「カラーベスト」と呼ばれる最もよく使われている屋根材です。
軽量であることから、耐震性にも優れた屋根材です。

ただ、割れやすいといったデメリットもあることから、強風などで飛散してしまうケースも多いです。

このスレート屋根ですが、緩傾斜の屋根には不向きな屋根材となります。

葺き替え工事を行う前のスレート屋根はひび割れしている箇所が目立ちました。

スレート屋根は15年ほどでひび割れが目立つようになり、最終的にはそこから雨漏りに発展してしまうケースも少なくありません。

ひび割れは、日中の日差しで膨張したスレート屋根が夜に冷めることで伸縮します。
これを繰り返すうちにひび割れてしまいます。

雨漏りは屋根の下地や建物内部へのダメージも与える為、定期的なメンテナンスが必須となります。

屋根裏を確認すると、雨漏りのシミができていました。
雨漏りは放置すればするほどひどくなりますので、気が付いた時点で修理する方が良いです。

築40年2階建て軽量鉄骨の屋根リフォーム　屋根材の撤去

葺き替え工事を行うにあたり、まずは既存の平形スレート屋根を、バールなどを使用して固定用の釘を抜きながら屋根材を撤去していきます。

仮設足場は組んで作業していますが、撤去した屋根材を落下させることのないよう気を付けて作業します。

今回の屋根材にはアスベストが含まれている屋根材でした。

アスベストを含む屋根材の処分費用は通常よりも少し高くなりますのでご了承ください。

屋根材を撤去すると下地が見えてきました。
雨漏りの影響か、下地の状態はあまりよくないため下地補強を行う必要があります。

築40年2階建て軽量鉄骨の屋根リフォーム　下地補強

下地の補強を行うために垂木と呼ばれる木材を使用します。
屋根が流れている方向に取り付けます。

こうすることで骨組みが強化されます。

また、この垂木は屋根の骨組みの一部として機能するだけでなく、空気層もできるので断熱効果も高まります。

垂木で下地の補強ができたら、下地用合板を貼ります。

今回は厚さ12ミリのものを使用します。
既存の下地と異なり、厚みがあるものを使用しています。

下地用合板は耐久性を確保する為に、十分な厚さがあるものを選ぶ必要があります。
また、隙間なく適切な間隔でビスを打って垂木に固定することが重要です。

雨漏りで弱っていた屋根下地を補強し、上から新しい屋根材を葺けるように整えました。

築40年2階建て軽量鉄骨の屋根リフォーム　防水シート貼り

屋根のリフォーム工事で最も重要な工程の防水シートを貼っていきます。

ほとんどの屋根からの雨漏りの原因は防水シートにあります。

新しい防水シートを貼るのはとても重要な工程となります。
葺き替え工事の際は必ず防水シートも新しくする必要があります。

防水シートには雨水を遮断してくれるだけでなく、屋根下地の腐食を防いでくれたり、結露によるカビのリスクを減少させてくれます。

今回は「改質アスファルトルーフィング」と呼ばれる防水シートを使用します。

従来の防水シートと比べてゴムの繊維が含まれているので、屋根材を固定する際にビスなどを貫通させても漏水しない素材になっています。

施工が比較的容易で、耐久年数も35年以上と長持ちするため、費用対効果も良いとされている防水シートです！

防水シートを貼るときは重ね白を設けて貼っていきます。
この重ねが浅いと雨漏りの原因となることあります。

築40年2階建て軽量鉄骨の屋根リフォーム　立平を葺いていきます

新しい屋根材を葺いていきます。

今回使用するのは「アーカイブ立平333」という屋根材です。

既存の屋根材と同じ、縦葺きの屋根材で、傾斜の緩い屋根に最適な屋根材となっています。

材質はガルバリウム鋼板で、錆に強く、様々な屋根の一部に使用されています。

ですが、傷がつきやすい性質を持っているので、傷をつけないように慎重に施工を進めていく必要があります。

立平を葺く際は水上部分を立ち上げ加工が必須となります。

これを行っていないと吹き降りの雨で雨漏りしてしまうリスクが高まります。

下地用合板めがけてビスでしっかり固定します。

築40年2階建て軽量鉄骨の屋根リフォーム　各部の収まり

屋根材が葺けたら棟板金を取り付けます。

棟の部分に下地となる木材を取り付けます。
この部分は強風の影響を受けやすいのでステンレスのビスを使用してしっかり固定します。

下地木材と立平との間にもエプロン面戸を取り付けて二重で雨漏り対策をしておきます。

下地木材の上に棟板金と呼ばれる板金材を被せていきます。

この棟板金は、屋根材と同じガルバリウム鋼板でできているので、屋根材同様錆にも強く安心です。

棟板金は強風の影響を受けて飛散しやすいので取り付けの際はビス止めを行います。

壁際には雨が入らないように雨押え板金を取り付けます。

雨漏り対策で最後にシーリングを充填して工事は完了となります。

築40年2階建て軽量鉄骨の屋根リフォーム　保証内容

今回使用した屋根材にはメーカー保証がついております。
表面の色あせに対して15年の保証となります。

加えて弊社からも施工に対する工事保証をお付けしております。

・雨漏り
・台風などによる屋根材の飛散
に対して15年間の保証となります。

更にアフターメンテナンスとして2年に1回の無料点検も行っておりますので、ご利用ください。

この度は、ご成約いただきありがとうございました！

屋根や屋上の状態というのは雨漏りでもしない限り、目にする機会がない方がほとんどです。

ですが、屋根の上に上がって状態を確認するのは危険が伴います。

無理をせず、プロにお任せください。

現状のお困りごとはもちろん、先のことまで視野に入れてご提案をさせて頂きます。
皆様のお困りごとを解決できるご提案ができるよう一緒に考えて参りますので、気になる箇所は何点でもご相談くださいませ！

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