川西市 平のしにズレ発生！棟瓦を調べ原因と最適な工事をご紹介
2025.08.29
こんにちは！街の屋根やさん宝塚店、生クリームが好きな京谷です(*^^*)今日のブログは、川西市で行った「平のしにズレ発生！棟瓦を調べ原因と最適な工事をご紹介」という内容の記事を書いていきますね！！屋根材には陶器瓦が使われていますが、その一部である棟瓦の平のしがズレていることがわか…
【宝塚市 地震対策で瓦の取り直し】落下した瓦の修理
宝塚市のお客様より
「過去の地震が原因で瓦屋根の一部が落下している状態です。これまでは放置してたのですが、最近地震が多いので心配になってきたので修理したいと考えています。外壁の塗装も一緒に検討しています。
一度現地を見ていただきお見積もりお願いします。」
とお問い合わせいただきました。
現地へ伺い、瓦屋根の状態を確認させていただいたところ、棟瓦の下地が腐食していました。
棟瓦の下地から新しくする棟瓦の取り直しでお見積もりをさせていただき、ご成約いただきました。
宝塚市 棟瓦取り直し,地震,屋根材(瓦)
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 棟瓦取り直し,地震,屋根材(瓦)
- 施工期間
- 3日
- 使用材料
- 下地金具 垂木 シルガード 淡路瓦7寸丸棟
- 築年数
- 30年
- 保証年数
- 8年
- 工事費用
- 棟瓦取り直し 250,000円
- 建坪
- 棟瓦の長さ20m
こちらが今回、宝塚市で地震対策でお勧めの棟瓦取り直しを行う現場になります。
【建物情報】
・エリア 宝塚市
・築年数 ３０年（２階建て木造住宅）
・屋根材 陶器瓦（S瓦）
・現在 一部棟瓦が落下
・工法 棟瓦の取り直し
今回の現場は過去の地震などの影響で棟瓦が一部落下しているようでした。
瓦はとても重たいので、落下は人身や物損の事故に繋がるため大変危険です。
放置せずに早めに専門業者にご相談ください。
一部が過去の地震で落下した棟瓦の様子です。
土台となる土の周りには漆喰が塗られているのですが、その上に下地となる木材が取り付けられています。
仕上げとなる棟瓦はこの木材に釘で固定されている状態でした。
こういった棟瓦のズレや落下のご相談は意外と多く、地震が来てなくても起こることがありますのでご注意ください。
今回棟瓦が落下した最大の原因は固定している釘の緩みから来ています。
固定に使用されている釘が緩んで浮いてしまっている状態でした。
固定釘が緩む原因としては、木材の経年劣化となります。
湿気などの影響を受けてしまうため、徐々に腐食してきます。
25年～30年を目安に下地材の交換をお勧めします。
今回は棟瓦の取り直しなので、下地から新しくしていきます。
それでは棟瓦の取り直しを行うにあたり、既存の棟瓦とその下の土を撤去します。
釘が緩んで外れやすくなっているので、落下させないように撤去していきます。
今回は外壁塗装も行うので足場を組んでおりますが、棟瓦の取り直しのみの作業の場合は足場なしで施工することが可能な場合もあります。
下地となる木材や土も撤去していきます。
この作業は、既存の屋根材とその下の土を撤去するのでほこりなども立ちやすくなってしまいます。
工事を始める前にはご近所へご案内とご挨拶も必要です。
弊社では工事前に工事のお知らせをお配りしております。
ここからは下地材を取り付けていきます。
棟の部分に下地となる金具を等間隔で取り付けます。
下地金具は釘ではなくビスを使用して固定します。
こうすることで、台風・地震対策にもなります。
下地の上には垂木（たるき）と呼ばれる角材も取り付けます。
下地金具と垂木をビスで連結させで丈夫な棟下地を作ります。
これで丈夫な下地が完成しました。
この下地はなるべく真っすぐ積むことがポイントです。
ここがズレるとどんどんズレていってしまいます。
その為、非常に重要な工程となります。
端から端まで糸を貼ってガイドラインを作り、まっすごのラインを作って作業します。
このシルガードとは、土と漆喰を水で混ぜ合わせたようなもので、棟瓦の土台としてよく使用されます。
乾燥するとコンクリートのように固くなってくれるので、止水効果も高いのが特徴です。
棟瓦の下地と瓦屋根の隙間をシルガードでキレイに埋めていきます。
隙間ができていると雨漏りに発展するケースもあるので、隙間を作らずに作業していきます。
このシルガードは漆喰のように剥がれる心配もありません。
ここからは新しい瓦を積んでいきます。
今回使用するのは、地震に強い「淡路瓦の７寸丸棟」を取り付けていきます。
色の展開も複数あるので既存の瓦に近い色を選択することができます。
ズレたり、隙間ができたりしないように真っすぐ並べていきます。
棟瓦はステンレス製のビスで固定します。
既存の釘は銅の釘が使用されていたこともあり、ゆるみが起きていました。
今回は下地木材に固定してあるので瓦がズレる心配もありません。
今回宝塚市で行った棟瓦の取り直し費用は
２０mの棟瓦に対して250.000円の工事費用となりました.
別途足場代は150,000円となります。（足場は必要ない場合もございます）
棟瓦のズレ、落下に対して８年間の工事保証をお付けしております。
アフターメンテナンスとして2年に1回の無料点検も行っておりますのでご活用ください。
屋根や普段使用していない屋上の状態というのは、雨漏りでもしない限り、目にする機会がない方がほとんどです。
ですが、屋根の上等に上がって状態を確認するのは危険が伴います。
無理をせず、プロにお任せください。
現状のお困りごとはもちろん、先のことまで視野に入れてご提案をさせて頂きます。
皆様のお困りごとを解決できるご提案ができるよう一緒に考えて参りますので、気になる箇所は何点でもご相談くださいませ！
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