三田市 商業施設で折板屋根からの雨漏り調査！雨漏り原因を徹底解析
2024.12.04
こんにちは！街の屋根やさん宝塚店、生クリームが好きな京谷です(*^^*)今日のブログは、三田市で行った「商業施設で折板屋根の雨漏り原因調査」という内容の記事を書いていきますね！！折板屋根って皆さんご存じですか？金属屋根の一種なんですが、工場や倉庫の屋根にはよく使用されているみたい…
三田市 田島ビュートップを使用した防水工事 戸建て住宅の雨漏り改善
三田市のお客様より
「屋上防水を検討しています。もともとFRP防水が施されていたのですが、DIYで水性防水材を塗った際に硬化不良が起こり、剥がれが発生してしまいました。現在雨漏りが生じている状態です。
専門的な防水工事が必要だと考えておりますので、まずは調査を行い、見積もりをお願いしたいです。」
とお問い合わせいただきました。
現地調査で屋上の状態を確認したところ、事前に伺っていた通り剥がれが深刻な状況でした。
三田市 雨漏り修理,防水工事,陸屋根
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 雨漏り修理,防水工事,陸屋根
- 施工期間
- 3日
- 使用材料
- 田島ビュートップ
- 施工内容その他
- シート防水 田島ビュートップ
- 築年数
- 30年以上
- 保証年数
- 10年
- 工事費用
- 650,000円
- 建坪
- 屋上面積70㎡
【建物情報】
・エリア 三田市
・築年数 30年以上
・2階建て鉄骨造
・屋上 ＦＲＰ防水の上に水性の防水材
・現在 雨漏りあり
屋上では既存のFRP防水の上から水性の防水材をご自身で塗られたとのことでした。
残念ながら相性が悪く効果不良が起きていたことから剥がれが発生してしまい、現在の雨漏りに繋がっていたようです。
相性が悪いと、剥がれや膨れが起こりやすく、最終的には雨漏りにつながるリスクがあります。
そのため、現在使用されている防水材を正確に把握し、それに適した工法を選ぶことが大切です。
今回は既存の屋上に対して塩ビシート防水機械固定工法を用いた工事を行います。
まず最初に、剥がれや浮きが目立つ箇所を手作業でケレンしていきます。
この作業は、屋上の土間をできるだけ平らにするためのもので、防水工事の最初の重要工程です。
表面についた汚れなどをきれいに除去し、平滑な下地を整えることで、次の工程の品質を高めることができます。
今回の工事では、屋上の土間部分にシート防水を貼る一方で、立ち上がり部分には液体防水であるウレタン防水を採用しています。
立ち上がり部分が階段状に施工されている場合、シート防水だとジョイントが多くなり雨漏りのリスクが高まるため、複雑な形状の箇所にはウレタン防水を施工することで、より確実な防水性を確保するのがポイントです。
このシートは、既存の防水層と新しいシート防水を分離する役割を持ち、下地の状態に左右されずに新しい塩ビシートを施工するための下地材です。
これを使用することで、状態が悪化している既存の下地としっかり縁を切り、より効果的な防水施工を実現します。
屋上の下地がコンクリートの場合は、電動工具を使って下穴を開け、専用のビスでしっかり固定します。
この作業中には音が響く可能性が高いため、工事前に近隣の方への事前告知が重要です。
ディスクは60センチ間隔で、規定の数量に従って丁寧に取り付けていきます。
塩ビシートを固定するための下地材となります。
端部にはすべてこの平鋼板を取り付けます。
塩ビシートは「塩化ビニールシート」の略となっており、これまで主流だったゴムシートの代用品です。
ゴムシート防水よりも破れにくく長持ちすることから、現在多くの防水工事現場で活躍している素材です。
継ぎ目が少なく、水漏れのリスクも下げることができます。
今回は田島のビュートップという塩ビシートを使用します。
シートの融着作業を正確に行う為に、ドライヤーでシート全体に均等に熱を当てることが大切です。
これにより、均一に加熱され、しっかりと密着します。
また、ドライヤーは一定の速度で移動させ、特定の箇所に熱が集中しないように注意して作業します。
融着ローラーを使用する際は、圧力が均一にかかるようにすることも重要です。
最後に、ドライヤーの熱量と風量を適切に調整し、シートが過熱しないように注意します。
これらのポイントを守ることで、シート同士が確実に密着し、長期的な防水性を保つことができます。
空気の層を設けた場所に発生する湿気を外部に排出させてくれる役割を担っています。
それほどサイズも大きくないのでベランダや屋上に設置しても気にならない程度です。
材質はステンレスでできているので、錆びの心配もありません。
ここからは、屋上防水で端部に行うウレタン防水密着工法についてご紹介します。
まず、下地とウレタン材の密着性を高めるために、下塗りとしてプライマーを塗布します。
このプライマーは、ウレタン防水密着工法において非常に重要な役割を果たします。
もし塗り忘れてしまうと、防水材が数年以内に剥がれたり浮いたりし、再び雨漏りが発生する可能性があるため、注意が必要です。
高い防水性を実現させるために、複数回防水材を塗ります。
この工程を「中塗り」と言います。
こてやローラーなどを使用し、均一に塗っていきます。
今回使用するのは田島 オルタックエースというウレタン防水材を使用しています。
ウレタン防水材は、柔軟性が高く、建物の動きに追従できるため、ひび割れにも対応できる特長があります。
これにより、耐久性があり、長期間にわたって優れた防水性能を発揮します。
時々1回しか塗らない業者さんもいるのですが、1回だと防水層の膜に十分な厚みが付かないので防水が長持ちしません。
手間のかかる工程ではありますが、必ず2回塗ります。
また、ウレタン防水材を塗った後も下塗りと同様に十分に乾燥させる必要があります。
乾かしている間にものを置いたり、上を歩いたりしてしまうと防水層が傷んでしまうこともありますので注意です。
仕上げ材、トップコートを塗っていきます。
これは先ほどまでの中塗りとは異なり、1回で仕上げていきます。
仕上げの工程となりますので、ムラなどが出ないようにきれいに塗布します。
立ち上がりの部分などはハケを使用してトップコートを塗り、仕上げていきます。
ムラなく塗布することで劣化を防いでくれ、防水層が長持ちします。
10年間の工事保証を
・雨漏り
・防水材のひび割れ
・膨れ
に対してお付けしております。
更に、アフターメンテナンスとして2年に1回の無料点検も行っておりますのでご活用ください。
屋根や屋上の状態というのは雨漏りでもしない限り、目にする機会がない方がほとんどです。
ですが、屋根の上に上がって状態を確認するのは危険が伴います。
無理をせず、プロにお任せください。
現状のお困りごとはもちろん、先のことまで視野に入れてご提案をさせて頂きます。
皆様のお困りごとを解決できるご提案ができるよう一緒に考えて参りますので、気になる箇所は何点でもご相談くださいませ！
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