加東市 銅板谷樋より雨漏り発生！瓦屋根の部分的な葺き替えをご提案
2024.10.21
こんにちは！街の屋根やさん宝塚店、生クリームが好きな京谷です(*^^*)今日のブログは、加東市で行った「瓦屋根の銅板谷樋から雨漏りしている原因調査」という内容の記事を書いていきますね！！戸建てにお住まいの方で、今現在、雨漏りでお困りの方も多いのではないでしょうか？屋根や外壁は年数…
【尼崎市 瓦屋根からルーガへ】屋根葺き替えの費用紹介
尼崎市のお客様より
「自宅の屋根が経年劣化で古くなってきたのが気になります。
そろそろ葺き替え工事を検討する必要があるのかな？と考えています。ただ、どのような屋根材にするのが良いのかもわからないためご相談もかねて連絡しました。
一度現地調査の見積もりをお願いします。」
とお問い合わせいただきました。
お問い合わせいただきありがとうございます！
早速現地へ伺い屋根の状態の確認と、面積の採寸へ。
葺き替える屋根材は
・ガルバリウム鋼板
・ルーガ
の2種類でご提案いたしました。
ガルバリウム鋼板に比べ、ルーガのほうが費用は高くなるのですが、耐久性や美観性の高いルーガを気に入っていただけたようで、ルーガへ葺き替えでご成約頂きました。
尼崎市 屋根葺き替え,屋根材(瓦)
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 屋根葺き替え,屋根材(瓦)
- 施工期間
- 6日間
- 使用材料
- ケイミュー ルーガ雅
- 施工内容その他
- 屋根葺き替え費用 ルーガ
- 築年数
- 43年
- 保証年数
- 15年
- 工事費用
- 930,000円
- 建坪
- 屋根面積50㎡
こちらが今回瓦屋根からルーガへ葺き替えを行う現場となります。
【建物情報】
・エリア 尼崎市
・築年数 43年（10年前に屋根修理済）（2階建て木造住宅）
・屋根材
・工法 屋根葺き替え工事
瓦屋根ということもあり、10年ほど漆喰を打ち換える工事をされていたようです。
ですが残念ながらその下の防水シートが劣化しており、複数か所で雨漏りを起こし、今回のお問い合わせに繋がったようです。
屋根の上に上がると既存の瓦屋根が一枚割れているのを発見しました。
今回は葺き替えなので既存の屋根材はすべて撤去していきますが、瓦屋根の破損は破損した部分のみを差し替える工事も可能です。
屋根の漆喰は打ち換えられており、きれいに見えますが雨漏りをしているのですべて撤去していきます。
それではここから、屋根の葺き替え工事のスタートです。
今回の瓦屋根は「土葺き工法」と呼ばれる工法で、瓦屋根の下には大量の土が入っています。
屋根の葺き替え工事をする際は、この瓦屋根と土の両方を撤去・処分する必要があります。
今回の屋根の面積は50㎡と、比較的小さめの面積ではありますが、この面積に対し、瓦屋根と土の総重量はなんと4トン弱にもなります。
撤去の際は土ほこりが立つので、ご近所さんへのご挨拶も必要になりますね。
弊社ではお客様に代わって、近隣の方々へのあいさつ文を事前にお配りしております。
そして、雨漏りの原因である防水シートはボロボロの状態でした・・・
これでは雨漏りが複数か所に及ぶのも納得です。
こちらが瓦屋根と土、防水シートを撤去した屋根下地の状態です。
下地材として、幅がおおよそ10センチほどの板を敷き詰めてありますが、雨漏りの影響で下地の板が腐食してしまっている部分が複数見受けられました。
屋根を葺き替える際は、屋根材を新しくすることも大切ですが、しっかりと下地を補強することも大切です。
ちなみに瓦屋根と土の撤去費用は大体3,500円～が1㎡あたりの単価となっています。
それでは、瓦や土も撤去できたところで既存の屋根の下地補強を行っていきます。
今回は35ミリ格の垂木を屋根が流れている方向に取り付けます。
こうすることで骨組みが強化されます！
既存の垂木に合わせてビスで固定していくので、十分下地の強度も上がります。
先ほどの垂木の取り付けができたら、その上から下地用合板と呼ばれる板を貼っていきます。
下地用合板は、新しい屋根材を支えるための安定した基盤を作るために使用されます。
また、垂木との間に空気の層も生まれるため、断熱効果や遮音性も高まります。
こちらが下地用合板を貼り終わった屋根の様子です。
ボロボロだった下地が丈夫に、美しく生まれ変わりました！
下地ができたら、屋根の葺き替え工事で最も重要な工程に入ります！
「防水シート」を貼る工程です。
冒頭でもお伝えしましたが、屋根からの雨漏りの原因のほとんどは「防水シートの劣化」です。
いくら新しい屋根材を葺いても防水シートを新しく、正しく貼り替えないことには根本的な解決になりません。
防水シートにも様々な種類がありますが、今回は「改質アスファルトルーフィング」と呼ばれる防水シートを使用します。
従来の防水シートと比べてゴムの繊維が含まれているので、屋根材を固定する際にビスなどを貫通させても漏水しない素材になっています。
施工が比較的容易で、耐久年数も35年以上と長持ちするため、費用対効果も良いとされている防水シートです！
今回使用するおススメの屋根材は「ケイミュー製のルーガ 雅」という屋根材です。
【ケイミュー ルーガの特徴】
・瓦屋根と比べて重量が半分である
・屋根材の表面が色あせしないことから塗装工事不要になる
・屋根材に繊維が含有されているため割れにくい素材
・台風・地震で飛散やズレる心配がない
といった感じになります。
瓦屋根と比べて半分の重量というところだけでも驚きの屋根材です。
こちらの屋根材には2種類の形状とカラーバリエーションがあります。
【ルーガ鉄平】
・平板型のストーン調で洋風のお家にお勧めの屋根材
カラーバリエーションは6色
・ブラック
・ブラウン
・グリーン
・オレンジ
・オーク
・シルバー
【ルーガ雅】
・波型の瓦調で和風のお家にお勧めの屋根材
カラーバリエーションは6色
・ブラック
・ブラウン
・グレー
・オレンジ
・レッド
・オーク
となります。
新しい屋根材を葺き終えました。
屋根の葺き替え工事でこのルーガを使用するには、メーカーが認めた施工IDというのが必要になります。
屋根材自体は少しハイグレードな価格ですが、見た目や耐久性は非常に高く、おススメの屋根材となっております。
今回の葺き替え工事では、雅のモダンオレンジを使用しました。
屋根の大部分は新しい屋根材を葺き終えたので、各部の納め方の様子をご紹介します。
屋根の側面にある「ケラバ」に専用の部材を取り付けます。
形は屋根の大部分に使用した屋根材とは異なりますが、ルーガの屋根材と同じ材質でできていますのでご安心ください。
こちらも色褪せすることなく長持ちします。
固定方法ですが、一か所に対して3本のビスで固定します。
屋根とケラバの間には防水シーラーも挟み込み、吹き降りの雨対策も行います。
次は屋根の一番高いところにある「棟」部分。
ここには軒瓦の下地となる「タフモック」という部材を取り付けます。
材質は樹脂でできており、経年劣化の心配がありません♪
タフモックの上から「乾式自在面戸」という防水テープを貼ります。
これは瓦屋根に使用していた漆喰の代わりになるもので、漆喰と比べてメンテナンスフリーの防水テープとなります。
漆喰は10年に1回くらいの頻度で打ち替えが必要となるので、メンテナンスが必要ないのもうれしいポイントです。
防水テープをしっかり貼ったら、上から仕上げに棟瓦を被せていきます。
こちらも材質はルーガを使用しています。
ビスで固定したら棟瓦の設置も完了です。
・屋根からの雨漏り
・台風などによる屋根材の飛散
・施工不良による屋根材の割れ
に対して15年間の保証をお付けしております。
更にアフターメンテナンスとして2年に1回の無料点検も行っておりますので、ご利用ください。
今回尼崎市で行った瓦屋根からルーガへの屋根葺き替え工事費用ですが、50㎡に対して930,000円となりました。
使用する屋根材や、屋根の状態などによって費用は前後いたしますので、ご参考程度にご覧いただけましたら幸いでございます。
この度は、ご成約いただきありがとうございました！
屋根の状態というのは雨漏りでもしない限り、目にする機会がない方がほとんどです。
ですが、屋根の上に上がって状態を確認するのは危険が伴います。
無理をせず、プロにお任せください。
現状のお困りごとはもちろん、先のことまで視野に入れてご提案をさせて頂きます。
皆様のお困りごとを解決できるご提案ができるよう一緒に考えて参りますので、気になる箇所は何点でもご相談くださいませ！
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