2024.09.30
こんにちは!街の屋根やさん宝塚店、生クリームが好きな京谷です(*^^*)今日のブログは、加東市で行った「台風被害を受け雨漏りしている集会所のスレート屋根無料調査」という内容の記事を書いていきますね!!戸建てなどにお住まいの方で、屋根の劣化など気になされている方も多いのでは?屋根や…
大阪北部地震と台風21号は甚大なる被害を生みました。
この二重の被害に遭ったお宅も多かったと思います。
お見舞いを申し上げずにいられない過酷な実例をご紹介します。
平成の時代が終わりを告げようとしている2018年が、これほど災害の多い年になることを誰が予見することができたでしょうか。
全国的にも災害が多かった年ですが、とりわけ近畿地方は大阪北部地震、西日本豪雨、台風12号、20号、21号、24号に苛まれました。
6月には阪神淡路大震災以来、約23年ぶりの激震、7月には西日本豪雨、8月から9月には3回の猛烈な台風が襲来しました。
みなさまご無事でしたでしょうか?恐怖心を抱くほどの揺れや大雨、強風に耐え抜かれたものの、建物の被害は甚大だったのではないでしょうか。
大阪北部地震で屋根に大きな被害を受け、ブルーシートで屋根を養生していたお宅の被害が台風21号で拡大しました。
台風が襲来した9月4日当日にも、できる範囲のことをしようと駆けつけましたが、風雨が収まらず何もできませんでした。
その翌日に再度駆けつけて見て回ると、台風21号の威力の大きさを物語っていました。屋根に登ると被害状況が明らかになります。
屋根は勾配(傾斜)があるので、乾いていても滑りやすい状態にあります。それが濡れていると、とても滑りやすく登ることはできません。
カラーベストのような表面に凹凸が多数あるスレート屋根材ならば少量の雨なら登ることが出来ますが、施釉瓦の屋根は絶対に無理です。
雨で濡れた施釉瓦の表面は、まるでアイススケートリンクと同じです。サスケの覇者でも登ることは自殺行為ですので、翌日の屋根が乾いたタイミングで調査をしました。
まずはお宅西側の2階壁面が大きく損傷している状態が目に入ってきます。およそ5㎡程度、古いアスファルトシートが露出しています。
台風21号の風力は猛烈なものでしたが、外壁を割るほどの力までは無かったはずです。もしそうであれば近畿地方のお宅の多くが同様の被害が出たはずです。
おそらくこのお宅へ台風の風で飛来した物体が激突したことが端緒となり、割れ広がったものと考えるのが自然です。
モルタルはコンクリート程強い物ではありませんが、セメントに骨材として砂粒が混ぜられていますので、かなりの強度を保ちます。
少し遠く離れるとだいぶ屋根が見やすくなります。もうすでに大きな被害が出ている事がわかります。屋根の上に登ると、より詳細な被害状態を確認する事ができました。
南側の軒先は多くのマンジュウ瓦がなくなってしまっています。飛散して無くなってしまったものが多いと思いますが、2段目以降の平瓦を競り上げて、立ち上がっている瓦もありました。
台風21号の前は地震の被害だけでした。降り棟2本の積み直しで済むはずでしたが、南面と西面の一部を葺き直す必要が出る程の被害になりました。
不謹慎な気持ちで申し上げるつもりではありませんが、台風に伴う風は相当でしたが、重たい瓦をここまで動かして吹き飛ばしてしまう事に感心してしまいました。
大屋根の上に設置されていたテレビアンテナがなくなっています。これも台風21号で吹き飛ばされたようです。
昼間なのに雨戸を閉めておられますのは、サッシのガラスが割れてしまっているからです。南方向から飛来した物体がサッシにも直撃したのです。
大屋根の軒先で集水器を通して縦に落とされている雨どいがありますが、下屋根の表面に沿うように竪樋が設置されていましたが、これもあさってを向いて(全く違う方向を向いている)います。
西側2階のベランダ屋根は、木製の支柱など骨格ごと、全部がなくなってしまっています。
地上に設置していた物置も風で倒されて歪み、引き戸がきちんと閉まらない状態になってしまいました。
大阪北部地震も相当な災害でしたが、台風21号は地震以上の被害を出したと言える症状です。
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