2024.09.30
こんにちは!街の屋根やさん宝塚店、生クリームが好きな京谷です(*^^*)今日のブログは、加東市で行った「台風被害を受け雨漏りしている集会所のスレート屋根無料調査」という内容の記事を書いていきますね!!戸建てなどにお住まいの方で、屋根の劣化など気になされている方も多いのでは?屋根や…
大阪北部地震、西日本豪雨、台風と、2018年の近畿地方は災害続きでした。
甲子園浜や梅田のビル街では風速70m/sを超える暴風が襲いました。
そんな暴風が瓦屋根に更なる被害を及ぼした、恐ろしい実例をご覧ください。
2018年9月4日のお昼前から風が強まった近畿地方に、正午ごろ台風21号は上陸し、雨風が尋常ではない状態になりました。
多くの方が外出を控えられたと思いますが、さすがに私どもも事務所待機をしましたが、中に居ても恐ろしいほどの暴風が吹き荒れていました。
降水量も相当なものでしたが、風が吹き荒れる音は、過去に聞いたことがないものでしたので、恐怖心を抱いたほどです。
わが事務所はビルの2階ですが、テラス屋根が付いていました。それが轟音を立てたのです。バキバキ!ガンゴン!と轟きました。
窓のガラスが割れないか気が気でない中で、そんな轟音がすると、怖くてしばらく被害状況さえ確認する気になれませんでした。
過去に経験してきた普通の台風は、そのピークと思われる時間は、せいぜい数十分から一時間以内で収束していたイメージです。
しかし2018年の台風21号は、暴風吹き荒れる時間が、3~4時間以上は吹き荒れていたと感じた方が多いと思います。
ピークを過ぎたのではと感じ始めたころ、街の屋根やさん宝塚店に最初のSOS電話が入りました。まだ出るのは危険な状態の時です。
しかしSOSの知らせを聞いては、こちらも手をこまねいている事もできません。暴風は続くものの雨が小康状態になったので出動します。
さすがにほとんどの人は外出を控えていましたので、国道の交通量も昼間とは思えない閑散とした状況です。
車を走らせて最初に気付いたことは、信号が消えている事です。次にコンビニエンスストアが暗く人気がない雰囲気に気付きます。
台風の悪天候とはいえ、9月の昼間なのに街が停電で暗いのです。出控えで交通量が少ないことは幸いでした。交通マヒは起こっていません。
それでも車が強風にゆすぶられる状態は続いています。道路にはいろんなものが散乱していますので、慎重に運転をして行く必要がありました。
高槻市で大阪北部地震の被害を受けていたお客様からのSOSが当社の最初の救援要請でした。そうです。すでに順番待ちをしてもらっていたお客様です。
到着するものの、まだ風雨が続いていましたが、状態を見て唖然としました。見るも無残、軒先の瓦がめくれあがっていて、外壁が大きく剥がれ落ちていました。
お客様ご自身で、割れ落ちたモルタル外壁の拾い集めをしていました。その破片は、隣家のお宅まで達していました。
その破片は隣家を直撃したようで、バルコニーに入らせて頂いて拾い集めますが、アルミサッシが大きく傷んでいました。
私の責任ではありませんが、お客様のお気持ちが解りますので、気が付くと私も「申し訳ないことです。」とお詫びを申し上げていました。
このお客様のお宅の西側には、2階にベランダがあります。ベランダですから、屋根が在るのですが、無くなっています。
「確かこのベランダには屋根がありましたよね?」と念のために伺うと、「台風で吹き飛ばされたみたいだ。近所を探し回ったが、どこに行ったのか分からない。」とのこと。
「半径300m以上の範囲を練り歩いて捜索したのだけど、見当たらないのです。」とも。
台風の威力は恐ろしいものです。ベランダ屋根が、ほぼ跡形もなくなっています。木製であるものの、支柱は3寸角材です。
ベランダ屋根の梁や桁、根太など全ての骨格を形成する木材の総重量は100kg近くあるはずです。それが跡形もないとは!
お客様が探し回った半径300mの範囲は282,600㎡、坪数に直すと85,636坪になります。標準的なお宅の地所が30坪だとすると、実に2,854軒分の地域を捜索したことになります。
そんな広範囲を捜索しても、自宅のベランダ屋根が見つからないのです。台風21号の威力がどれだけ猛烈なものであったかを思い知らされることになりました。
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