2024.09.30
こんにちは!街の屋根やさん宝塚店、生クリームが好きな京谷です(*^^*)今日のブログは、加東市で行った「台風被害を受け雨漏りしている集会所のスレート屋根無料調査」という内容の記事を書いていきますね!!戸建てなどにお住まいの方で、屋根の劣化など気になされている方も多いのでは?屋根や…
大阪北部地震で玄関屋根まで傾いたお宅があります。
下屋根または下屋と呼ばれる1階の屋根が傾きました。
どうして下屋根(下屋)までが傾いたのか実例から理由を知ります。
建築関係に携わる人々は下屋(ゲヤ)と呼ぶことが多いのですが、正確な日本語としては「下屋根」が適切だと思います。
建物の一番高い位置に構えられる屋根を「大屋根」と言いますが、階下の部屋を守る屋根を下屋根または下屋と呼ぶのが一般的です。
下屋根が存在するのは、上階の建物よりも、階下の建物が大きい点で安定的であることから、建物の設計が物理的に理想的であると言えます。
軒とはどんなものをいうのでしょうか。窓の上に小さな屋根が在ることが分かります。このような小さな屋根を軒と言います。
こちらのお宅の玄関屋根も、いわゆる下屋根(下屋)ではなく、軒屋根の部類に該当します。軒屋根は下屋根(下屋)ほどの重量はありません。
一般的な下屋根(下屋)は建物本体の屋根を構成していて、瓦などの屋根材が葺かれているのに比し、軒屋根は比較的簡素な造りでせり出しています。
玄関が直接露出していると雨ざらしになりますので、このような軒屋根を作り、雨水の直撃を避けています。
この玄関の軒屋根が傾いた状態を観察すると、原因が解ります。玄関入り口のタイル土間が沈下してしまったからです。
ご覧のように軒屋根を支える支柱と、タイル土間に隙間ができてしまっています。およそ25mm沈下している事が解ります。
タイル土間は、コンクリートとタイルで化粧仕上げされていますので、相当な重量です。これが地震の揺れで地面に沈み込んでしまったのです。
修理方法は、タイル土間を作り直して、正規の状態に戻す。あるいは簡易的な方法ですが、支柱と土間の隙間に、支柱を継ぎ足す方法が考えられます。
いずれにせよ、このままの状態では、玄関の軒屋根の桁に荷重が掛かり続けたままになりますので、軒屋根が破壊されてしまわないか心配です。
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