2024.11.20
こんにちは!街の屋根やさん宝塚店、生クリームが好きな京谷です(*^^*)今日のブログは、西宮市にお住まいの方から「色褪せた窯業サイディングの塗り替えに関する無料点検をしてほしい」というご相談を頂いたので、無料点検へお伺いした時の様子を書いていきますね!!外壁塗り替えをご検討の方も…
高槻市で酷い雨漏りをしたモルタル外壁の雨漏り修理塗装をしています。
微弾性フィラーの塗り方により、一般的な3回塗りでも雨漏りを防止することが出来ます。
さらに中塗り仕上げ塗り工程で、一層の防水能力、遮水能力を与える塗り方で仕上げて行きます。
外壁塗装は美観の維持、回復目的で塗られることが基本ですが、雨漏り防止、雨漏り予防の防水目的で塗りたい時があります。
モルタル外壁の雨漏り防止塗装において、特別な工程を組み入れる場合もありますが、今回はその必要はありません。
一般的な水性シリコン3回塗り塗装工程でも、塗り方で十分に防水能力、遮水能力を与えることができます。
このような観点で外壁塗装をするのは、雨漏り修理を得意とする、屋根工事会社ならではの視点と手法です。
屋根工事会社は屋根だけの工事にとどまらず、雨漏り修理まで及びますので、塗装工事や防水工事にも長けていなければなりません。
モルタル外壁の表面は、リシンやスタッコ吹き付けによって多くの凹凸があります。
内部には極々微細な多孔質的な空間も存在します。
モルタル掻き落とし外壁を塗装することなく長い時間を経てくると、モルタルの石灰成分が雨水で洗い出され、内部に微細な隙間が生じます。
このお宅のモルタル外壁の状態は、台風の飛来物が衝突した衝撃で広い範囲に剥落が見られました。
相当脆くなっていたと考えられます。
このモルタル外壁に仕上げ塗用の塗料を塗布すると、粘度によっては十分に浸潤していきますが、早い段階で塗膜にひび割れが生じる恐れがあります。
仕上げ塗り用の塗料は乾燥すると結構な硬度になりますので、外壁への追従性が乏しく、直接塗るには適していません。
そこで弾性力に富む微弾性フィラーを最初の工程に組み入れます。
シーラーとフィラーの機能を併せ持つ微弾性フィラーは、ヘアークラックなどの微細なひび割れや、表面の凹凸に入り込みます。
微弾性フィラーなんか珍しくなく普通の塗装工事ではないかと思われましょうが、その希釈具合が肝なのです。
通常よりも希釈率を大きくします。薄めにするということです。
希釈率を上げることはダメな塗装工事の典型ですが、そうではない理由があります。
初めに塗り込んで行く微弾性フィラーを通常よりも多くの水を加えて、粘り気が少ない状態に調合すると、モルタル外壁によく浸潤します。
掻き落とし仕上げのモルタルには、表面の凹凸、多孔質的な内部が多くありますので、なるべく奥まで浸潤させるには粘性を下げる必要があるのです。
粘性が高いと内部まで浸潤しにくいイメージは理解できますね。粘性を下げる弊害は塗膜が薄くなることです。
それを解決するのは簡単です。手間がかかりますが、粘性が高い状態の微弾性フィラーをもう一度塗る事です。
今回の外壁塗装の目的は、雨漏りの抑止、防止で、外壁に十分な防水能力、遮水能力を与える事なので、ここはこだわります。
微弾性フィラーと同じ塗料メーカーであるエスケー化研の水性シリコン塗料「セラミクリーン」を使用します。
外壁塗装工事での採用実績が多く、10年を超えても塗膜がしっかりしていて、多くの塗装職人さんが評価をしています。
セラミクリーンをメーカー指定の希釈率よりも下げて高い粘性を維持した状態で、中塗り仕上げ塗り工程に入ります。
希釈率がゼロの場合、粘性が高すぎてムラが出来てしまい、全くきれいに塗ることが出来ません。塗膜の厚みが不均質にもなります。
塗料の粘性が高い状態は、塗膜を厚く仕上げることができることを意味します。
材料費は多く掛かりますので、塗装費用も少し高額になります。
しかし目的は雨漏りしない外壁塗装です。
防水能力、遮水能力とその持続性確保のためには、価格勝負の塗装では達成できません。
雨漏りしない外壁塗装をしたい場合、塗装会社よりも屋根工事会社など雨漏り修理を得意とする業者に一日の長があります。
街の屋根やさんご紹介
街の屋根やさん宝塚店の実績・ブログ
会社情報
屋根工事メニュー・料金について
屋根工事・屋根リフォームに関する知識
Copyright © 2016-2024 街の屋根やさん All Rights Reserved.