2024.10.22
こんにちは!街の屋根やさん宝塚店、生クリームが好きな京谷です(*^^*)今日のブログは、西宮市で行った「専門業者が行う、漆喰の剥がれが発生した瓦屋根の無料調査」という内容の記事を書いていきますね!!戸建てにお住まいの方で、今現在、漆喰の剥がれでお困りの方も多いのではないでしょうか…
長嶋終身名誉監督が引退セレモニーで発した「わが巨人軍は永遠に不滅です。」というお言葉は、あまりにも有名で昭和を飾る伝説のひとつでもあります。
巨人大鵬卵焼きとまで言われ、少年たちの心を鷲掴みにしてきたジャイアンツでさえも、毎年必ずリーグ優勝をして日本一に輝いてきたわけではありません。
どんなに栄えたものでも廃る時が訪れます。平家物語が800年以上前に残した教訓です。先達が経験して残した歴史の尊さが分かります。
それぞれのお宅の地理条件や気象条件は全部違いますので、一律的な漆喰の耐用年数はありませんが、一般論として申し上げますと、10年くらいは問題ないでしょう。
これを超えてくると塗り替えや、棟の積み直しをすることになる瓦屋根が多いと感じます。
防水効果が高い漆喰も、僅かながら水分を吸収する性質があります。
ごく微量ですが内部の成分が洗い流されて痩せて行きます。
水分を含んだ物質は膨張します。水分が発散されて乾燥すると収縮します。
温度が上がると膨張し、温度が下がると収縮します。この繰り返しは物質を弱めて行きます。
建物が受ける揺れエネルギーも漆喰を傷めることがあります。大きめの地震動が起こると硬い漆喰が割れてしまうことが想像できます。そして風圧の影響も無視できない要因です。
屋根瓦の重量は1枚で2.5kgから3.5kgくらいあります。ときに1,000枚以上積まれた重たい瓦屋根が風圧の影響を受けるのかと思われるかもしれません。
近年はあまり起こっていませんが防風時には瓦が飛ばされることがあります。瓦が飛ばされるほどの風ではなくとも、瓦を浮き上がらせる力が働きます。
ほとんどの場合は少しだけ浮き上がる程度ですが、大棟に一番近い追い当て瓦が浮き上がるとどうなるでしょうか。風で煽られると瓦のすそ側が浮き上がります。
大棟内部に潜り込んでいる追い当て瓦が軽くでも浮き上がると、漆喰も持ち上げられます。内部の葺き土も持ち上がることになります。
また追い当て瓦の先端は、てこの原理で下に下がろうとする力も働きます。内部の葺き土はしっかりと固まっているのが理想的な状態ですが、上下の動きをして緩んでしまいます。
持ち上げられた瓦に従動する漆喰は熨斗瓦や棟瓦と縁が切れ、内部の葺き土が緩んで土と漆喰が剥がれ始めて行きます。
台風は毎年20~30個程度発生しています。日本列島に上陸して、そのうちお住まいの地域に襲来する回数は10%程度ですので、毎年数回は瓦が浮き上がることがあると考えられます。
あとは新築からの経過年数で漆喰に外部圧力が加わる通算回数が決まります。この回数が多ければ多いほど、漆喰の損傷が進行するのです。
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