2024.11.20
こんにちは!街の屋根やさん宝塚店、生クリームが好きな京谷です(*^^*)今日のブログは、西宮市にお住まいの方から「色褪せた窯業サイディングの塗り替えに関する無料点検をしてほしい」というご相談を頂いたので、無料点検へお伺いした時の様子を書いていきますね!!外壁塗り替えをご検討の方も…
今日は午後から降水確率が60%の予報ですので、まずは屋根がなく雨水が入る確率の高い場所や外壁の高い位置からコーキング材の打設作業を開始します。
使用するコーキング材料は、コニシ株式会社のボンドPSシール、2成分型ポリサルファイド系建築用シーリング材です。色はダークグレーを選択しています。主剤、硬化剤、カラーマスターの3種類が同梱されています。
主剤は白、硬化剤は透明ですので、コーキング材の色を決めるのがカラーマスターです。混合配分は主剤100:硬化剤18:カラーマスター3.5がパック詰めされていますので、指定分量を間違うことが無く安心です。
これらを缶に入れて混合し、撹拌機でよく混ぜます。撹拌機にはタイマーが付いていますので自動で15分間攪拌されます。1分ごとに正転、逆転が繰り返され、材料の混合状態に偏りやムラが起こらないようになっています。
最初は2人ともがコーキングガンをもって打設して行きます。
コーキング材をやみくもに打設するとまずいことが起こります。マスキングテープから外してしまうとタイルやサッシを汚します。
そして打設量が多すぎる場合は、押さえて充填していくときにマスキングテープの範囲からあふれ出てしまいます。
コーキング材を押さえて充填する係はヘラの運び方が悪いと、ソフトクリームの先端のようなひげが生じてしまいます。
仕上がりの美しさはヘラ運びの熟練度合いで変わってきますので、腕が求められます。
マスキングテープの剥がし方が悪い場合も、押さえたコーキング材が捲れあがってしまうこともあります。
剥がしたマスキングテープにははみ出たコーキング材が付着していますから、取り扱いを乱雑にすると、タイルやサッシ、庇を汚してしまいますので、何気ない動作ですが繊細な手運びが求められるのです。
ちなみに万一付着してしまっても慌てて拭かない事です。乾いてから取り除くときれいに取れてしまいます。
外壁のタイル目地やサッシ窓の上端、両サイドは2成分型ポリサルファイド系建築用シーリング材を使用します。サッシ窓の下端は2成分形ウレタン系建築用シーリング材を使用します。
前者はコーキング材の上から塗装しない場所に使用します。後者は上から塗装する場合に使用します。
バルコニーとベランダの床を防水塗装しますが、床面と同じコンクリート材質で立ち上がり部分が存在します。
この立ち上がりも同じく防水塗装をしますので、コーキング表面に防水塗料が載りやすいように、サッシ窓の下端はウレタン系シーリング材を使用するのです。
コーキング材が、変成シリコンでもウレタンでも上から塗装することができます。両者は塗装に適しているコーキング材ということになります。
しかしより良いコーキング材はウレタン系です。シリコン系よりもウレタン系の方が塗料の密着度合いが高いので、表面の塗装膜がより長持ちするのが適しているという理由です。
雨が降ってくることを想定に入れて、外部に露出している壁面のタイル目地と屋根が少ない3階のバルコニーを先に済ませ、そのあと屋根で守られている2階と1階のベランダ内部を仕上げていく方針で進め、マンションの東面でバルコニーとベランダがある壁面を打設、充填を完了しました。
サッシ下端のウレタンコーキングも済ませましたので、コーキングでバルコニーとベランダ内部に入る必要がない状態になりました。入居者の方々も、作業員にしょっちゅう内部に入ってこられない方が安心できるからという配慮をしました。
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