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宝塚市K様ご所有マンション屋根工事3日目屋根材を葺いて行く


北側のケラバからガルバリウム鋼板立平を葺きはじめる

結論から申し上げるとどちらからでも問題ありません。荷揚げして屋根の上に置いた材料が南側ケラバ付近にあるために、北側ケラバから葺きはじめることにしました。ただし屋根材の方向を間違えてはいけません。

ガルバリウム鋼板屋根材の立平333には材料の方向性がある
左側に耳と立ち上がりがありますが、この右側の耳と立ち上がりは張り重ねられると隠れてしまう設計になっています。右側にははぜ継ぎ用の立ち上がりがあって、これは仕上がり部分として表面に出ています。
ガルバリウム鋼板屋根材立平333の上端の木口

100枚の立平が屋根の上に荷揚げされましたが、どの立平をどちら側から葺いても良いわけではありません。屋根材には方向性があります。

ガルバリウム鋼板屋根材立平333の下端の木口

上下の端部を見ましょう。上端は面がそろっていますが、下端はベロのように10mm程度出ています。このベロ状の出っ張りは、軒先の唐草を巻き込むように折り曲げられます。唐草に織り込んでおくことで、吹き上げてくる風にもびくともしない強度が出ます。

屋根の中央付近に基準として張られたガルバリウム鋼板製屋根材JFE立平333

なぜこんなところに1枚だけを張るのでしょうか。基準になる1枚の立平を葺いておくのです。この1枚の材料を基準にして、葺いて行く途中で狂いや誤差が生じていないかを確認するためです。

巻き尺をもって2人がかりで屋根の長さを計測します。ケラバからケラバへの方向は軒先、棟芯、軒先の3箇所を計測します。そうすると実際には誤差が生じていることが判ります。計測数値は軒先16,251mm、棟芯16,241mm、軒先16,248mmでした。10mmの誤差が生じていることが解ります。

工場で成形された屋根材でもアール加工をするとねじれが生じるガルバリウム鋼板製屋根材JFE立平333

ガルバリウム鋼板立平333は、アールの付いたアーチ状であるためにオーダーメード品です。アール角度を事前に計測して長さをして、あらかじめ工場で成形加工をしてもらいます。プレス加工をしますが、アールをつけると必ず鋼板にねじれが生じてしまいます。機械任せではそのねじれが大きくなるので、プレス職人が介添えしてねじれ補正をしますが、限度があるようです。

ガルバリウム鋼板製屋根材立平333は基準点からの距離を計測して上端と下端の開きが均等になっているか見ておく

先述のようにアール成形をした立平にはねじれが生じていて、屋根の大きさも棟芯と軒先では異なっていますから、嵌め合い部分の嵌め込みはせずに、何枚か張ったら基準1枚との距離や、葺き終わっている立平の棟芯付近と軒先付近の合計寸法を計測しながら、作業を進めなければなりません。

熟練者の経験と判断が屋根の仕上がりの美しさを決める

軒先に熟練者が立平の端部の位置と嵌め合い部分の適正な位置を厳正に確認しながら、1枚1枚丁寧に葺いていかなければ、最後に嵌め合い部分を嵌め込んで行きますが、きちんと嵌らない箇所がでてしまうのです。

熟練の屋根職人は豊富な経験から施工上の注意点を見抜いて失敗がないように作業を進める
そんな事態になったら屋根は葺き直ししなければなりません。1日の作業が徒労に終わるばかりか、せっかくグレードの高い改質アスファルトルーフィングを採用しても、ビスの穴だらけでは、将来必ず雨漏りしてしまいます。
そんなことにならないよう、この道40年の熟練の職人が監督を兼任しています。

切妻屋根のように屋根が平面であれば施工スピードは格段に速くなりますが、アーチ状の屋根ですから、施工スピードは切妻屋根のようには上がりません。これがアスファルトシングルや横葺き屋根材であれば、もっと多くの時間が必要になりますから、立平は施工性がすぐれた屋根材と言えます。

ガルバリウム鋼板製屋根材立平333が全部葺き終わり、体育館状の屋根に生まれ変わった

ご覧のような状態です。棟芯の部分は棟板金を施工していきますので、ルーフィングシートが見えている状態です。

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