宝塚市マンション屋根カバー工事で掟破りな脳天打ちでも雨漏りしない


屋根材はビスや釘で固定して葺き上げて行きます。

ビスや釘を打つ位置は雨水が直接当たらない部分に限ります。

屋根の最終仕上げの棟包み板金も横方向からビス又は釘打ちします。

基本やってはいけない脳天打ちも、屋根構造によっては可能で、強度が増す場合があります。

 

実際に台風21号が近畿地方に上陸しその猛威を体感して初めて危機感を募らせ、軽く見ていたことを思い知りました。

ビスや釘が屋根材の上から打ち込まれても、寸分の隙間がないと思えるほど密着しています。


しかし水はどんな小さな隙間からも侵入してきます。


水は動物と違って自ら動くことはありません。


質量がある水は地球上で万物に働く重力の影響を受けて、上から下へ移動します。

ろうそくと同じ毛細管現象が、ビスや釘と屋根材の僅かな隙間や、棟瓦を固定する針金と穴の隙間から、介在する物質を伝って水分が伝播します。

水には重力以外にも力が働きます。万有引力という力と毛細管現象という作用です。


全ての物質には相互に引き合う力が働きます。それを動力として物質が動こうとする力が万有引力です。


続いて毛細管現象とはどんなことでしょうか。


学校で習ったことがありますが、今や忘れてしまっています。


ろうそくの芯は繊維で出来ています。


火をつけて熱せられたロウは液体に変化します。


エネルギー源であるロウを芯が吸い上げて、火が燃え続けます。これは毛細管現象を利用した先人たちの知恵です。


この毛細管現象が、ビスや釘と屋根材の僅かな隙間や、棟瓦を固定する針金と穴の隙間から、介在する物質を伝って水分が伝播します。


毛細管現象は法則ではなく作用という力学が働いた現象です。

およそほとんどの屋根材ビスや釘で固定されます。しかしビスや釘を打つ場所は、次に葺き進められる屋根材に隠れてしまい

およそほとんどの屋根材ビスや釘で固定されます。


しかしビスや釘を打つ場所は、次に葺き進められる屋根材に隠れてしまいます。


そのためにビスや釘を打って固定しても、雨水に晒されることがありませんので、屋根材に生じる僅かなビス穴や釘穴から雨水が入ることはありません。


しかし雨水に晒されるような場所の屋根材の上からビスや釘を打ったらどうなるでしょうか。


僅かな穴の隙間からでも雨水が入ります。


雨水に晒される場所の屋根材の上からビスや釘を打つことを脳天打ちと言いまして、ご法度、掟破りと言われるゆえんです。

ビスの脳天打ちにより強度を上げたい場合は、パッキン付きビスを使用すると、雨水の侵入がなくなる

止水パッキン付きのビスを使うという方法です。普通のビスは金属のネジ状の部品ですから、しっかり締め込んでも毛細管現象は止めることが出来ません。


しかしビスにゴムパッキンが仕込まれていたらどうでしょうか。しっかりとシール効果を果たし、水分の侵入を許しません。


パッキン付きビスを屋根材の上から無数に打つことはいかがかと思いますが、棟包み板金の固定用であれば使用本数が限られています。


棟包み板金を固定する下地の貫板の側面からビスを打つよりも、パッキン付きビスを脳天打ちする方がはるかに強固に固定できる利点を優先させたいときに使う手法です。

過酷な環境の屋根の上では太陽光の輻射熱を長年受けた棟内部の貫板は劣化を進め、台風をきっかけに飛ばされてしまう

実際に今年の台風では多くのお宅の棟包み板金が吹き飛ばされました。


棟包み板金を受け止める貫板は過酷な環境で耐えしのいでいます。


夏季の高温多湿な状況や冬季の凍てつく状況に晒されながら、その役割を果たしていますので、いつか限界点がやってきます。


乾燥と湿潤のなかで木材は収縮を繰り返しています。


長年の中で経年劣化して貫板は痩せてしまい、所期の強度を維持できなくなります。


また釘で固定されているケースも多くあり、ビスよりも固定力に劣ることから、台風時に発生する強風で吹き飛ばされてしまうのです。

屋根材の上から垂直にビスや釘を打っている状態です。これがそんなに悪いのかと思うかもしれませんが、雨漏りの原因になります。

街の屋根やさん宝塚店で実際に施工したマンション屋根の実例を見ながら、脳天打ちが問題ない理由をご覧いただきます。


このマンションの屋根材は「立平」という屋根材で、屋根材同士をハゼ継ぎによる嵌めあい固定されますので、雨水が極めて入りにくい屋根材です。


この立平は、大棟(屋根の頂上部分)で、両方の軒先から追い当てられ、その上は棟包み板金で仕上がります。この棟を見てみましょう。

立平大棟内部構造を見ると棟包み表面からビス脳天打ちをしても雨漏りしない事が解る

棟包み板金を途中まで施工した状態をご覧いただきます。


棟包み板金を受け止める貫板の位置が、屋根材の追い当て部分よりも外側にあります。


つまり脳天打ちしたビスの穴から雨水が入ろうとも、屋根材の追い当て部分よりも外側ですので、屋根内部に浸水することがないのです。

屋根材お表面からビスを脳天打ちする場合は必ずコーキングで止水処置をする

脳天打ちが問題ない手法であることをご理解いただけたと思いますが、貫板めがけて微妙に浸水する可能性が残るとも考えられます。


そこで脳天打ちしたビスの頭にコーキング処置を施します。コーキング材の中で最も強力なシリコンコーキングを使います。


シリコンコーキングが気象条件や紫外線劣化を起こす時がやがて訪れ、やはり劣化は避けることが出来ないではないかとのご指摘が聞こえてきます。

脳天打ちしたビスの頭にコーキングを必ず打つが、乾燥硬化してからもう一度コーキングを打つと格段に強くなる

そこでコーキングを2重に打設するのです。そうすると1回目のコーキング材は保護されることになり、劣化を極端に遅らせることが出来ます。


強力なシリコンコーキングでも露出状態では経年劣化が避けられませんが、保護されていると30年以上シール効果を果たしている事例がざらにあります。


過酷な自然環境下で半永久的に所期の姿を維持する物質は極めて少なく、残念ながら一定のメンテナンスが必要になってきます。


しかし30年以上持続力を維持するのであれば、現在の建築資材や建築工法からは、相当効果の高い手法と言えるものです。

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