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川西市スレート(カラーベスト)で葺かれた寄棟屋根の隅棟板金が台風20号の強風で剥れて落下した


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悪い相乗効果の台風20号

大阪北部地震、西日本豪雨、台風12号に続き、台風20号でも追い討ちをかけるように兵庫県各地で被害が発生しました。

被災された方々が復旧活動にいそしまれている中での台風は非情です。皆様には衷心よりお見舞い申し上げます。

翌日の営業開始からお問い合わせの電話が続き、ほぼ1日中被害報告を受け付けていました。

屋根に穴が開いてしまった、ドーマーの屋根板金がめくれた、棟包み板金が落ちてきた、ブルーシートが飛ばされた、バルコニー下の居室で雨漏りが始まったなどなど。

川西市大和東のお宅では棟板金が剥落

昨日の台風で屋根の金属部品が剥がれて落ちてきたので見に来て欲しいとの事。さっそく伺って落ちてきた部品を拝見しました。

こちらの屋根は寄棟屋根であると思われ、北西側の部品のようですとおっしゃいます。まずは屋根に登って見てみました。

すると南西側の降り棟板金が剥がれてしまっています。強風は棟板金を浮き上がらせ、吹き続けたことで地面に落下しました。

圧延鋼板の棟板金は軽量で数キログラム程度ですが、端部は鋭利な切り口ですので、通行者に当たると深刻な怪我をします。

屋根に被害は出ましたが、2次被害につながらなかったことが不幸中の幸いです。

棟包み板金は屋根の最終ランナー

寄棟屋根でも切妻屋根でも、屋根の一番頂上部分の棟は、スレート屋根や金属屋根の場合、棟包み板金で仕上げられます。

屋根の頂上は、それぞれの屋根から葺きあがってきた屋根材が突き合せられますが、完全に隙間が埋まるわけではありません。

その隙間からは屋根材の下で熱せられた空気、湿気た空気が抜けていくために必要な隙間でもありますが、そのままでは雨漏りします。

そこで一定の形状に成形された板金と呼ばれる金属部品で包み仕上げをする必要があります。これを棟包み板金と言います。

屋根材が突合している棟には隙間があるので、それを包み覆う板金が欠損していると、雨漏りする可能性が高まります。

屋根材の下地に敷設されているルーフィングシートの状態が雨漏りするか否かを左右します。30年を超えていると危険です。

これはあくまで一般論ですが、アスファルト質のルーフィングシートは、30年を超えると相当な経年劣化をしている事を見て来たからです。

応急処置により雨漏りを回避

今すぐに棟包み板金の復旧工事は出来ませんので、棟芯から雨漏りが始まらないよう、ブルーシートで覆工し養生します。

幸いにもこのお宅の屋根は3寸の緩やかな勾配の屋根ですから何とか登ることができますが、部位が軒先なので緊張します。

足場もありませんから、万一足を滑らせると6m下の地上に叩き付けられますので、よくて骨折の大怪我、最悪死亡が待っています。

3寸で緩勾配の屋根と言え、軒先に向かっては前かがみになります。体が硬い人では危険度がより高く、出来ない作業です。

でも雨漏りを防ぐために応急処置作業を敢行します。25cm幅の棟包み板金より少し広く、ブルーシートを30cm幅の帯状に切断します。

帯状のブルーシートの長さは4mで、これを屋根の上に持って上がります。これをどうやって固定するかが、キーになります。

地上はそよ風でも、屋根の上では結構な風が吹いていて、帯状のブルーシートはヒラヒラたなびき、全く安定しません。

接着剤ではどうかと考えますが、少しの隙間でもあれば風は吹き込み、それが乾くまでの間に煽られて吹き飛ばされます。

ガムテープで固定すると隙間から吹き込む風を抑え込むことが出来て有効ですが、半月もしない間に剥がれ飛ばされるでしょう。

屋根工事だけでなく外壁工事においても、異なる建材が接合する接点で生じる様々な隙間を埋め、雨水の侵入を防ぐブチルテープで張り付けます。

ブチルテープの粘着力は強靭で、完全に粘着してしまった後に剥がそうとしても、テープの大半が建材側に残ってしまう程です。

ブチルテープで帯状のブルーシートを張りつけて押さえ込んでおけば、半年から1年程度は、棟から雨水が入らなくなります。

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