茨木市で震災被害を受け大棟が崩壊した瓦屋根をブルーシート養生


大阪北部地震直後は高槻市、茨木市の至る所で屋根職人がブルーシートを架ける作業が見えました

高槻市、茨木市を走り回りましたが、損壊している瓦屋根は車窓から普通に見えます。


不謹慎な表現をお詫びしますが、普通に思うくらいの多さです。


大阪北部地震が襲った直後から屋根にブルーシートをかけて回る職人さんの姿が少々見えましたが、2日目では至るところで見えます。


1週間近くたった今でも。その作業が追い付きません。ブルーシートがかかったお宅は不幸中の幸いです。屋根職人は毎日休む暇もありません。

大阪北部地震で被災した瓦屋根にブルーシートを架けたいが、雨が近づいてきて作業が完了するか微妙な雲行きです

今はまさに梅雨のど真ん中です。中休みもありますが、2日も開けずに雨が降ってきます。


崩れた瓦屋根に雨は厳禁です。葺き土が水を吸い、より崩れやすくなります。


瓦桟工法の瓦屋根でも大棟や降り棟には、葺き土が盛られている事がほとんどでしょう。遮水能力を失った瓦屋根は、内部に浸水してしまいます。


葺き土は、瓦の隙間から強風雨で侵入する水分や、内部結露として生じる水分を吸収、発散する二次防水の役割を果たしています。


雨水は屋根材である瓦が流し落としますが、葺き土はあくまで二次防水であって、一次防水の瓦の遮水能力はありません。


野地板の上にはルーフィングシートが敷設されていますが、25年、30年を経過している建物の屋根では、防水能力が保たれているか心配です。

大阪北部地震で被災した瓦屋根に登ると完全に大棟が崩れている様子がはっきりとわかります

空は怪しい雲行きです。今にも雨が落ちてきそうな様相です。しかしできる限りのシート養生作業を進めることにします。


その前に瓦屋根の損壊状況の写真撮影を行います。依頼者様は地震保険に加入されていますので、その証拠として写真に残すことは重要な作業です。


地震被害の特徴的な症状である棟の損壊が見られ、平瓦には被害がありません。


切妻屋根の中央部分にアンテナの馬が設置されています。


この屋根の中央付近の大棟が大きく損壊し、妻側に近づくほど冠瓦や熨斗瓦が平常時を保っているように見えています。
地震で崩れた大棟を観察すると蛇行しているが、南北方向の揺れが強く、南に向けて揺れが止まっている事がわかる
大棟の熨斗瓦が崩れ落ち、屋根の中腹の平瓦の上で辛うじて止まっていた

大棟の中央付近の冠瓦や熨斗瓦が損壊していますが、ケラバに近づくほど普通に積み上がっています。しかしよく見ると蛇行しています。


東側から西側を望んで撮影していますが、東側の大棟は北側に、西側の大棟は南側に傾き、ねじれている状態であることが解ります。


まるでお宅の中央部分を軸にして、南北方向にねじれた結果であるように見えます。本当の分析は難しい事ですが、状況から推して知ることが出来る状況の確認もします。


しかしブルーシート養生を進めることが先ですので、写真撮影だけに徹して、あとは画像から判断する事にします。まもなく雨が降って来る雲行きです。

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