オンラインで屋根工事、屋根リフォームの無料相談・ご提案を実施

外壁タイルを斫ると外壁下地がボコボコになった理由を考える


タイル剥離作業は目地に電動工具であるカッターを入れて効率よく切って行く
浮き上がりが酷い外壁タイルは塊で剥がれてくる部分もあった

外壁タイル補修工事の初日はタイル職人さん方が5人かかりで斫り作業をしてくれました。浮き上がりが酷い箇所はサクサクと剥がれ落ちます。


軽く浮いているだけの箇所は、ハンマーとタガネを使って、丁寧に1枚1枚剥がして行きます。


タイルの接着剤であるセメント系接着剤は、タイル側に引っ付いて剥がれてくる物もあれば、外壁下地に引っ付いたままになる箇所もあります。

外壁タイルはハンマーとタガネを使って1枚1枚剥がして行く
タイルを剥がした後の外壁下地に残っている古いタイル接着剤も丁寧に剥がして行く

目地のセメント系目地材も外壁下地に引っ付いたままになるものもあります。今もなお健全に接着されているタイルはそのまま残します。


健全なタイルの境界に残存するタイルのセメント系接着剤やセメント系目地材も丁寧に取り除かなければなりません。


今回のタイル補修面積はわずか20㎡ですが、5人が1日かけてやっと斫ることができるほど、手間のかかる作業です。

タイルを斫った後の外壁下地は凸凹状態になっている
斫ったタイルとともに塊で外壁下地が欠損してしまう箇所もできる
ボックスや標準曲がりと言われる役物が入る角部のタイルを斫ると下地の欠損が激しい

1日かけてタイルを剥がし終えた外壁下地の表面を見てみると、ザラザラを通り超えて凸凹になってしまっています。


もうボコボコと表現しても差し支えないくらいです。


最初からある程度の想定をしていましたが、実際に外壁下地の表面を見てみると、相当なダメージが加わっている状態に驚きます。

斫って降ろされたタイルの裏面には外壁下地と接着剤が固着していることがわかる
タイルが斫られた後のALC壁面は水分でしっとりしている箇所があった

外壁のタイルはセメント系接着剤で張り付けられていますので、タイルを剥がすときにはその接着剤がある程度、外壁下地の素地まで一緒に剥がれ落ちて来るのは避けることができません。


しかし中には塊に近い状態で下地の一部がタイルとともに剥がれてしまっています。外壁下地を触ってみると、なんとなくしっとりとしている箇所もありました。


外壁タイルと外壁下地の隙間に水分が侵入する雨漏りが生じていたのでしょう。どうやら侵入した水分は雨漏りですから、これが原因のひとつだと考えられます。

ALCボードは多孔質な建築資材ですので、軽石のような風合いであることが外壁補修工事で感じることができる

このマンションの外壁下地はALCボードです。ALCボードとは、珪石、セメント、生石灰、石膏、アルミニウムなどの成分を凝固させて焼成した建築資材で、その風合いはさながら軽石のようだと形容するのが最も近いと思います。


軽石はお風呂に入った時にかかとのザラザラをこすり落とすときに使用しますので、どんな風合いの素材か肌で感じて頂くことができると思います。悪い表現をするとサクサクです。


サクサクな風合いのALCボードであっても、このマンションのALCボードの厚みは100mmなので相当頑丈です。ALCは多孔質であるので保温性や耐火性に富み、そのうえ軽量で強力です。今話題のアメリカンフットボール選手がタックルしても割れることはない強さです。


強力だけでなく軽量な建築資材は建物に負担をかけません。重たい屋根が地震に弱い場合がありますので、軽さは何物にも代えがたい利点でもあります。


しかし外壁タイルを斫るときには、軽石に近い風合いのALCボードの短所として、外壁下地を傷めてしまいます。

信頼の施工実績
お客様の声
屋根工事・リフォームの点検、お見積りなら宝塚店にお問合せ下さい!
8時~20時まで受付中!!
0120-557-325